目次
・多様化するダイニングの役割
・ダイニングテーブルのレイアウト
・ダイニングテーブルの選び方
・ダイニングインテリアのポイント
・ダイニングテーブルを彩るFAVORRICのアイテム
多様化するダイニングの役割
毎日の食事をする場所であるダイニング。
ダイニングは、食事をするという役割が主体ですが、ご家庭によってはソファを持たずにダイニングでくつろいだり、リビング学習やテレワークといった作業をしたりすることも。ダイニングが食事以外の用途で使われることも一般的になりました。
ニーズが多様化したダイニングを快適に使うためには、環境を整えることが大切。ライフスタイルにフィットしたダイニングインテリアを考えてみましょう。
ダイニングテーブルのレイアウト
ダイニングが独立した間取りもありますが、LDKがひとつながりの空間が現在は主流です。
その場合は、ダイニングテーブルとキッチンをつなげて配置するか、離して配置するかをまず考えます。
配膳の利便性を考えると、ダイニングテーブルとキッチンはつなげて配置した方が便利です。コンパクトにダイニングとキッチンをまとめることができるのもメリットと言えるでしょう。
また、対面型キッチンの対面側が収納になっている場合は、必然的にキッチンとダイニングテーブルを離した配置になります。
ゆったりと食事をできますが、椅子を引いて座るための空間や通路幅を確保するのがポイント。座った状態で後ろを人が通るには、60cm程度の通路幅が必要になります。
ダイニングテーブルの選び方
ダイニングインテリアの主役となるダイニングテーブル。ダイニングテーブルの基本的な選び方についてご紹介します。
ダイニングテーブルの大きさ
食事に必要なテーブルの広さは、1人当たり幅60cm奥行き40cmと言われています。
しかし、この計算に基づいて4人掛けのテーブルを幅120cm奥行き80cmで決めてしまうと窮屈に感じることも。4人掛けは余裕を持って、幅140cm程度のテーブルを選ぶと使いやすいでしょう。
2人掛けのダイニングテーブルは正方形の80cm×80cmや円形テーブルもおすすめです。
また、普段は2人掛けサイズで使い、来客時にはテーブルのサイズを変えられる、伸長式のダイニングテーブルもあります。
バタフライテーブルは天板の一部を普段は折り畳んだ状態で使い、広く使いたいときに天板を引き上げて固定できるテーブルです。
エクステンションテーブルは、普段は中央の天板を抜いて使い、広げたいときには中央に天板を追加して、テーブルの大きさを広げます。
シーンに合わせてテーブルの大きさを変えられるので、伸長式のダイニングテーブルはとても便利です。
ダイニングテーブルの材質
木製のダイニングテーブルは、無垢材と突板という種類に大きく分けられます。
無垢材は、木の経年変化が味わいとして感じられる素材。切り出した木をそのまま使う「一枚板」と無垢材を接ぎ合わせて一枚の天板に加工した「集成無垢材」があります。
高価ですが、長く使えるので無垢材は人気のある素材です。
突板はテーブル天板の表面に、薄くスライスした木を張ったもの。表面以外の芯材は、合板や人工的な素材が使われています。
無垢材と比べると安価で、無垢材のように割れや反りが起こる心配はありません。
木製以外の材質として挙げられるのが「ガラス」です。
ガラス製のダイニングテーブルは、モダンインテリアにピッタリの素材。透明感があり、広々としたダイニングに感じられます。スタイリッシュで洗練されたインテリアにしたい場合におすすめです。
収納付きのダイニングテーブル
ダイニングテーブルには、テーブル下に収納が付いたタイプもあります。
ダイニングテーブルの上に置きがちな雑誌やリモコン。テーブル下に棚板があると、出し入れしやすくとても便利です。
ダイニングテーブルに引き出しが付いたタイプは、食事の際に使う箸やスプーン・フォークをしまう場所として最適。食事の最中にスプーンが必要な場面になっても、席を立たずに取り出せます。
また、テーブル下の収納に高さがあると、立ち座りがしづらいことがあるので、収納部が浅めのものを選ぶと良いでしょう。
ダイニングインテリアのポイント
ダイニングテーブルとともに、インテリアのポイントとなるのが、ダイニングチェアと照明です。
ダイニングチェアの形状と選び方
ダイニングチェアの形状にはアーム付き・アームなし・ベンチタイプの3種類があります。 アーム付きはゆったりと座れる特長がある一方、椅子を大きく引かないと出入りしにくいため、スペースに余裕がある場合に選びましょう。
アームなしのダイニングチェアは使いやすく、種類も豊富なタイプ。 背もたれが高いダイニングチェアは正しい座り姿勢をサポートし、背もたれが低めのダイニングチェアは抜け感のあるダイニングに見せるという特長がそれぞれあります。
ベンチタイプは、人数や座り姿勢を限定しない汎用性の高さがメリット。背もたれがないので、スッキリとした印象のダイニングになります。
ダイニングチェアの形状は統一しても良いですし、一方はベンチタイプ、対面側は背もたれのあるダイニングチェアという組み合わせも良いでしょう。 リビング学習やリモートワークで長時間座る場合は、背もたれがあるダイニングチェアの方が姿勢をサポートし、疲れを軽減してくれます。
また、インテリアコーディネートとしては、同じ形状のダイニングチェアを4脚揃え、2脚ずつ座面の色を変えて楽しむコーディネートも素敵です。
ダイニングの照明
ダイニングテーブルの上には、食卓をしっかりと照らすペンダントライトを設置しましょう。
天井から吊るすペンダントライトは、取り付け高さが低いので視界によく入ります。ダイニングインテリアの決め手となり得るアイテムなので、気に入ったデザインを選びたいですね。
ペンダントライトは照らす範囲が限定的になります。ライトのシェードの大きさは、テーブルサイズの1/3程度を目安に選ぶと良いでしょう。
小ぶりのペンダントライトが気に入った場合は、テーブルサイズに合わせて2~3灯配置すると、照度不足になりません。
また、引掛けシーリングが1か所しかなくても、ダクトレールを使えば簡単に多灯吊りにすることができます。
ダイニングテーブルを彩るFAVORRICのアイテム
テーブルコーディネートに欠かせないランチョンマット。
FAVORRICのランチョンマットは、気鋭のアーティストによる独創性の高い素敵なデザインばかり。サイズは35×45cm。素材はリネン100%となっています。
気分や見る人によって印象が変わりそうな、ユニークなランチョンマットです。
日本製リネン100%のFAVORRICのランチョンマット。