2022/8/11
インテリアがなんとなく垢抜けなかったり、さみしい感じがしたり。
「家具を買い替えるまでもないけど、雰囲気を変えたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
そんなとき、気軽に取り入れられるのが「アートパネル」です。
アートパネルは、アート好きはもちろん、お部屋の雰囲気を明るくしたいと考えている人にもおすすめのインテリアアイテム。
お好みのアートパネルを飾って、いつものインテリアに華を添えてみませんか?
本記事では、アートパネルの種類やインテリアへの取り入れ方をご紹介します。
アートパネルとは
アートパネルのインテリアへの取り入れ方
・インテリアの差し色と合わせる
・インテリアと同色系にして調和をはかる
・モノトーンでシックな印象にする
・セットもので統一感をだしつつ華やかさをだす
・植物モチーフのアートパネルで癒やしの空間にする
・複数飾る場合はシンプルなもので統一感をだす
・飾る場所によってサイズを変える
・目線の高さに合わせる
・フォーカルポイントを意識する
自作もできるアートパネル
アートパネルで叶える、アートのある暮らし
アートパネルとは
アートパネルとは、北欧発祥のインテリアアートのこと。
木などの土台にファブリックやキャンバス、和紙などを直接張り付けて作られており、フレームがないのが特徴です。
形は四角や長方形であることが一般的で、サイズは大小さまざま。飾る場所に合ったものを選択可能です。
北欧の人々は、長くて暗い冬の期間を家で充実して過ごすため、インテリアにはこだわりをもっています。アートパネルもその中で生まれました。
アートパネルとして最もなじみがあるのは、北欧のインテリアによくみられる「ファブリックパネル」でしょう。
フィンランドを代表するテキスタイルメーカー「マリメッコ」の生地が使われたファブリックパネルが有名です。目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
その他、和柄が施された「和モダン」なものや、草木や海などが描かれた自然を感じるもの、かわいい動物モチーフのものなどデザインはさまざま。
好みに合わせてインテリアに取り入れやすいアートパネルは日本でも人気があります。
アートパネルのインテリアへの取り入れ方
アートパネルはポイントを押さえて飾ることで、部屋から浮いてしまったり、インテリアとちぐはぐな印象になったりすることを防げます。
ここでは、アートパネルを飾る場所やインテリアとの色の調和についてご紹介します。
インテリアの差し色と合わせる
インテリアのベースカラーに対して「差し色」を設定している場合、差し色とアートパネルの色味を合わせると統一感が生まれます。例えば、差し色としてクッションなどの小物にイエローを使用している場合、アートパネルもイエロー系のものを選べば、インテリアから浮いてしまうのを防ぐことができます。
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インテリアと同色系にして調和をはかる
インテリアとの調和をはかりたいときは、インテリアと同系色のアートパネルを選びましょう。
ソファやカーテンなど、インテリアの大部分を占める色味と合わせることで、より空間になじんでくれます。
落ち着いて過ごしたいダイニングなどでは、アートパネルが主張しすぎることなく雰囲気づくりに一役買ってくれるでしょう。
モノトーンでシックな印象にする
モノトーンのアートパネルを選べば、簡単にシックな雰囲気を演出できます。
同じモノトーンでも、黒の割合が多いとやや圧迫感のある印象に、白の割合が多いと爽やかで明るい印象になります。
目指すお部屋の雰囲気に合わせて色の割合を決めてくださいね。
セットもので統一感をだしつつ華やかさをだす
アートパネルの中には、ひとつの絵柄が2~3枚に分割されてセット販売されているものがあります。
並べて飾れば、統一感をもたせつつお部屋に華やかな印象を加えることができます。
アートパネルの組み合わせで悩む場合は、セットのものを検討してみてはいかがでしょうか。
植物モチーフのアートパネルで癒やしの空間にする
観葉植物を置く代わりに植物をモチーフとしたアートパネルを飾れば、お部屋を癒やしの空間にすることが可能です。
観葉植物に癒やしの効果があるように、植物モチーフにも同様の効果があります。
仕事部屋に飾れば、ふと視線を向けると植物が癒やしてくれる、そんな空間に早変わり。
観葉植物のお世話ができない忙しい人にもおすすめです。
複数飾る場合はシンプルなもので統一感をだす
アートパネルを複数飾る場合、シンプルなもので統一感をだすことがポイントです。
複数飾るときは、アートパネルのトーンを合わせることでちぐはぐな印象になるのを防ぎます。
しかし、インパクトのある柄は同じトーンでそろえるのが難しい場合が多いです。
シンプルなアートパネルはトーンをそろえやすく、複数飾っても主張が強くなりすぎないため、インテリアになじみやすいです。
複数飾る場合は極力シンプルなものを選びましょう。
飾る場所によってサイズを変える
アートパネルを飾る壁の面積とアートパネルのバランスを考えることも重要です。
広い壁面に小さなアートパネルひとつだけでは寂しい印象になってしまいますし、狭い壁面に大きすぎるアートパネルを飾ると圧迫感が出てしまいます。
アートパネルが主張しすぎず、程よく壁に余白をもたせられるよう、飾る壁面に合わせてサイズ選びは慎重に行いましょう。
目線の高さに合わせる
アートパネルを飾るときは、アートパネルの中心が人の目線の高さにくるようにしましょう。
人の目線の高さに合わせると、アートパネルに視線を誘導しやすく、より深く印象付けることができます。
成人の目線の高さ、140~150cm程度を目安にしましょう。
ダイニングに飾る場合や、ソファから見える位置に飾る場合は、座ったときの目線の高さにアートパネルの中心を合わせると効果的です。
フォーカルポイントを意識する
フォーカルポイントとは、インテリアの中で最も「目を引く点」のこと。
アートパネルを飾る際にもこのフォーカルポイントを意識しましょう。
リビングの場合、ソファや棚などの上の壁の余白部分など、壁面に設置する家具の上部に飾るのが最も効果的です。
アートパネルのサイズを家具の幅の70%程度にすればバランスよく飾ることができます。
自作もできるアートパネル
お気に入りのファブリックをお部屋に飾りたい人におすすめなのが、アートパネルを自作することです。
おしゃれなファブリックはそのまま飾ってもすてきですが、アートパネルにすればよりアート感覚で楽しむことができます。
自作のアートパネルは柄の出方を自分で決めることができるので、こだわりがある人にもおすすめ。
自作用のヌードパネルも市販されていますので、興味のある方はアートパネルづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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アートパネルは気軽にインテリアに取り入れられるアートのひとつです。
個性的なものからシンプルなものまでさまざまな種類があるため、他のインテリア用品とも統一感がだしやすいのが特徴です。
アートパネルは自作も可能なため、「これぞ」というものに出会えないときは、好みに合わせて作ってみるのもおすすめ。
今回ご紹介した飾る際のポイントを参考に、あなたのインテリアにアートパネルを取り入れてみてくださいね。