2022/6/21
ご時世柄お家時間が長くなり、観葉植物の需要が高まっています。
何気ない日常の中で生命の息吹を感じることは、とても贅沢なこと。
植物を育てることは、暮らしを豊かにしてくれますよ。
今回はインテリアにグリーンを取り入れるメリットや、観葉植物をインテリアと馴染ませるコツを紹介します。
また、室内でも生育可能なインテリアにおすすめの観葉植物を5つピックアップしました。
グリーンはインテリアのテイストを問わず活躍する万能アイテムなので、ぜひ取り入れてみませんか?
【目次】
インテリアに観葉植物を取り入れるメリット
インテリアに馴染む観葉植物コーディネート
・ハンギングで空間を有効活用しよう
・ハイドロカルチャーで涼しげに
・ラックやスタンドでより馴染みやすく
室内で育てられるおすすめ観葉植物5選
・サボテン
・ベンジャミン
・コウモリラン
・モンステラ
・ポトス
観葉植物以外でお部屋にグリーンを取り入れる方法
室内にグリーンを置いてワンランク上の生活を送ろう
インテリアに観葉植物を取り入れるメリット
インテリアとして観葉植物を置くことの最大のメリットは癒やし効果です。人はこれまでの600万年以上99.99%を自然の中で暮らしてきました。自然の中では心拍数が有意に低下することが立証されており、緊張状態から開放され落ち着きを手に入れることができます。観葉植物を部屋に置いてリラックスした時間を過ごしましょう。
また、植物が光合成をしていることは誰もが知っていますよね。この光合成では植物が日光の光を浴びることで空気中の二酸化炭素を取り入れ、酸素を放出しています。光合成の作用により室内の二酸化炭素が新鮮な酸素に変わるのです。このことから、観葉植物を置くことは、自然な空気清浄を叶え、空気をリフレッシュさせてくれます。植物はそのほとんどが水分からできています。例えばサボテンであれば80〜90%が水分で構成されますので、水分をたっぷり含んだ植物を置くことで加湿効果も期待できますよ。
インテリアに馴染む観葉植物コーディネート
続いてはインテリアに馴染む観葉植物の飾り方を紹介します。ただ置くだけでも素敵なインテリアになりますが、少し工夫を加えることでよりインテリアとして、より空間をおしゃれに演出してくれます。
ハンギングで空間を有効活用しよう
ハンギングとは、その名の通り観葉植物を吊り下げる飾り方。ハンギングは室内空間の有効活用に適していますので、ワンルームにお住まいの方やペットを飼われている方にもおすすめ。好みの観葉植物をネットで吊り下げたらOKですが、ハンギングに適した「ハンギングプランツ」と呼ばれる観葉植物もあります。ディスキディア、リプサリス、ホヤ、グリーンネックレスなどが、ハンギングプランツとしてよく知られています。特に大きく垂れ下がった植物は、ハンギングした際に存在感を発揮してくれますよ。
ハイドロカルチャーで涼しげに
観葉植物を育てるのには、必ず土が必要だと思っていませんか?土で室内が汚れるのが嫌で観葉植物を置かない人もいると思いますが、実は水だけで育つ植物もたくさんあるんです。
ハイドロカルチャーと呼ばれる人工の土を使うことで、清潔かつ涼しげに水耕栽培ができます。水耕栽培の観葉植物は涼しげな印象で、お部屋に清涼感をもたらしてくれます。根を水につけておくことで、水分をぐんぐん吸って元気に育ってくれますよ。ガラス製などクリア素材の花瓶で育てれば、根の成長も観察できます。
ラックやスタンドでより馴染みやすく
観葉植物を室内に置く際に、ぜひ取り入れてほしいのがラックやスタンドです。観葉植物を地面にそのまま置くのではなく、高さを出すことでよりおしゃれな印象に。インテリアのテイストと合わせた素材のスタンドを選択することで、より観葉植物がお部屋に馴染みやすくなります。例えば、ウッディなテイストの部屋なら、木製のラック。シックな雰囲気のお家なら、差し色としてゴールドのスタンドなども良いでしょう。
室内で育てられるおすすめ観葉植物5選
最後に室内で元気に育つ観葉植物を5つ紹介します。室内で生育できる観葉植物選びでは、「耐陰性」が重要なポイントになります。ある程度の日差しがあれば元気に育ってくれる、陰に耐える力を持っている植物を選びましょう。
サボテン
サボテンは観葉植物の中でもかなり有名な多肉植物です。サボテン科の植物で、初心者でも育てやすい観葉植物として知られています。サボテンは日の当たる窓際などで育てるのがおすすめ。種類によって見た目もさまざまなので、自分好みの品種を選びましょう。100円均一などでも販売されており、お手軽に入手できるのでさまざまな種類を購入し寄植えするのも◎あまり知られていませんが、春夏には花を咲かせる品種もありますよ。
ベンジャミン
観葉植物として人気のベンジャミン。クワ科フィカス属の植物です。インドでは聖木として知られています。代表的なベンジャミン以外にもベンジャミンバロック、ベンジャミンブラックなど多様な種類があります。ベンジャミンは光沢のある葉が美しく、繊細ながらも強さを感じる出で立ちです。成長すると数メートルの大きさになる大型種なので、育てがいも◎ベンジャミンの葉を丸く剪定し、さらに丸いフォルムの鉢に植えることでよりファッショナブルな印象になります。
コウモリラン
コウモリランは一度見たら忘れられない、特徴的な見た目をしています。ウラボシ科ビカクシダ属の植物です。大きくしなり、垂れ下がる葉がまるでコウモリのようなのでコウモリランという名前が付けられたそうです。コウモリランも室内で十分生育可能な品種です。室内に入る優しい日差しに当て、生育を促しましょう。観葉植物の多くは、強い直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうので、直射日光はおすすめしません。カーテン越しや窓越しがベストです。また、コウモリランは木に植え付け、壁掛けとして飾ることもできます。観葉植物をウォールアートに取り入れるのは一歩上のおしゃれですね。エスニックな雰囲気ただようコウモリランは、お部屋をアーティステックに彩ってくれます。
モンステラ
モンステラはサトイモ科モンステラ属の植物。迫力ある大きく立派な葉をつけます。人気の観葉植物なので、目にしたことがある人も多いでしょう。存在感のある植物なので、これ一つでお部屋のイメージをがらっと変えることができますよ。耐陰性も強く、屋内でも十分生育可能です。また、モンステラは水耕栽培も可能。ハイドロカルチャーとして一輪挿し風にしてもOK!気軽にインテリアに取り入れることができます。
ポトス
ポトスは初心者向けの観葉植物としてよく知られています。サトイモ科ハブカズラ属の植物です。耐陰性に優れており、室内でも育てやすい植物です。カーテン越しで陽の光が当たる場所などで育ててあげましょう。見た目も可愛らしく、葉はグリーンとホワイトのまばら模様。一枚一枚模様が異なるので、育てていて飽きがこないでしょう。肥料なしでも水だけでぐんぐんと育ってくれます。ツル性の植物なので、上手に育てることでツルを伸ばしながら大きく成長してくれます。
観葉植物以外でお部屋にグリーンを取り入れる方法
観葉植物でなくても、お部屋に気軽にグリーンを置く方法として、自然を感じさせるデザインのインテリアを取り入れるのもおすすめ!
FAVORRICでは「アートと暮らす」をコンセプトにオリジナルのインテリア雑貨を取り扱っています。毎日がちょっと楽しくなるような、斬新なデザインのインテリアを多数取り揃えていますよ。
アーティストのタカノカツラさんの作品である「私は何者にもならない」は、華やかなグリーンが印象的な大判ブランケット。ソファにさらりと掛けておくだけで、お部屋の雰囲気が一気に華やかになりますよ。
また、気軽にお部屋の模様替えが叶う、グリーンのクッションカバーもおすすめ。岡本博紀さんの「夏の音」は、連綿と続く山々の表情を一枚の絵にしたもの。淡く、くつろぎ感のあるグリーンが、日々の疲れを癒やしてくれます。
この他にもFAVORRICには一味違うアイテムがたくさんあります。こちらのリンクからぜひ覗いてみてくださいね。
室内にグリーンを置いてワンランク上の生活を送ろう
室内に観葉植物を置くことは癒やし効果があり、気分をリフレッシュさせてくれます。植物の成長を見守りながら暮らすことは、何気ない日常を特別な日々にしてくれます。インテリアの一部でありながら、暮らしに彩りを添えてくれる観葉植物。皆さんもぜひ、グリーンのある暮らしを送ってみませんか?