2022/9/21
インテリアアイテムの中で人気の高いクッションは、カバーを変えるだけで気軽にお部屋の印象をチェンジできます。
リビングのソファに並べてコーディネートを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、クッションカバーを選ぶ際におさえておきたいサイズ感や柄、季節ごとのおすすめポイントをご紹介します。
【目次】クッションの役割
クッションを使う場所
クッションのサイズとソファの関係
クッションカバーの役割
クッションカバーのサイズの選び方
インテリアアイテムとしてのクッションカバーの選び方-ソファの色との相性
-お部屋のテイストに合わせる
-アクセントカラー
-トーンを合わせる
-柄物を取り入れる
-サイズ違いでメリハリ
-同系色でそろえる
-複数個の場合クッションカバーは3種類までにおさえる
-季節感を出す
クッションカバーで気軽にインテリアの印象をチェンジしよう
クッションの役割
クッションはソファに置いておくだけでお部屋をおしゃれに見せてくれる人気のインテリアアイテムですが、他にも役割を持っています。
ソファに座っている人の座り心地を調整するのもクッションの役割です。座高に対して背もたれが低すぎるとバランスが悪く座りにくいため、ヘッドレストとして壁と背中の間にクッションを挟むように使用します。他には、腰と背もたれの隙間を埋めたり、立てて肘置きにしたりとさまざまな使い方ができます。
ソファに座ってテレビを見ていると、いつの間にか前傾姿勢になっていることはありませんか?そんな時クッションを抱えれば体の支えとなり、腰や背中への負担を軽減できます。座る人を補助するのもクッションの大切な役割です。
また、ソファで横になるときにはクッションを枕の代わりにすることで、整髪剤やファンデーションがソファに直接ついてしまうことを防げるでしょう。
クッションを使う場所
クッションはソファで使う以外に、チェアに座るときやベッドの上でくつろぐときにも使うことができます。
テレワークなどで長時間チェアに座ってデスクワークをする人は、背もたれと腰の隙間をクッションで埋めれば負担を軽減できるためおすすめです。
クッションのサイズとソファの関係
ソファの背もたれに対してクッションのサイズはどのくらいがいいのでしょうか。
背もたれからクッションが多少出ているのは問題ありません。座る人にとって背もたれが低い場合、高さのあるクッションが足りない高さを補って背中を支える役割をしてくれるでしょう。
背もたれから出ている割合があまりに多いと、もたれたときにクッションが折れ曲がり違和感が出てしまいます。
クッションカバーの役割
クッションカバーの役割は、人の肌と触れる機会の多いクッションの汚れを防いで長持ちさせることです。
クッションカバーの素材はコットンやポリエステルなど家庭で洗濯できるものが多く、常に清潔に保つことができます。
カバーを変えるだけでお部屋の雰囲気をガラッと変えてくれるため、インテリアアイテムとしての側面も大きいでしょう。
クッションカバーのサイズの選び方
クッションカバーはヌードクッション(中材)と同じサイズか少し小さめを選ぶようにしましょう。最も一般的な正方形のクッションのサイズ45×45cmの場合、クッションカバーも45×45cmを選べば間違いありません。
ファブリック製のクッションカバーは伸縮性があることが多いため、多少サイズが小さくても問題なくヌードクッションを入れることができます。ハリのある感じがお好みの方におすすめです。
クッションに対してカバーが小さすぎると無理やり詰め込む必要があるため、縫い目が裂けてしまうことがあります。クッションとカバーのサイズ差は3cmくらいまでが望ましいでしょう。
FAVORRICでは、45×45cmのクッションカバーには48×48cmのヌードクッションをおすすめしています。
インテリアアイテムとしてのクッションカバーの選び方
ここからはインテリアアイテムとしてのクッションカバーの選び方をご紹介します。
お部屋に取り入れる際の参考にしてくださいね。
ソファの色との相性
クッションカバーを選ぶとき、ソファの色との相性を第一に考えましょう。
ソファが白、黒、グレーなど無彩色の場合はどんなクッションカバーでも比較的合わせやすいですが、色物のソファであれば注意が必要です。
お部屋のテイストに合わせる
お部屋のテイストと合わせることも重要です。
北欧テイストのお部屋にエスニックテイストのクッションを置いてしまうと、インテリアから浮いてしまいます。
お部屋のテイストが決まっていればクッションも選びやすいですね。
アクセントカラー
インテリアのカラーコーディネートには配色の黄金比率があります。
床や壁など全体の70%を占める「ベースカラー」、25%の割合の「アソートカラー」はお部屋のメインとなる色です。ラグやカーテン、ソファなどの家具がこれにあたります。
差し色の「アクセントカラー」は全体の5%程度にするとよいといわれています。アクセントカラーは割合が低いため、強めの色味でもお部屋の色をうまくまとめることができます。クッションや雑貨などで取り入れるのがいいでしょう。
トーンを合わせる
クッションに複数の色を取り入れる場合はトーンを合わせることを意識しましょう。
ビビッドカラーやパステルカラーのように色にはトーンがあります。トーンがそろっていれば違う色同士でもなじみやすいでしょう。
柄物を取り入れる
柄物のクッションを上手に取り入れるとおしゃれ度がぐんと増します。初めて挑戦する人は無地の中に柄物のクッションを1個組み合わせるところから始めてみましょう。
サイズ違いでメリハリ
1人掛けや2人掛けの小さなソファに置くことができるクッションの数には限りがあります。
1個だけでも十分アクセントになりますが、2個置く場合は、サイズ違いや形違いを組み合わせるとメリハリのある印象になるのでおすすめです。
リネンクッションカバー45×45 | THAT ARE 2019_2 | Bタイプ
リネンクッションカバー34×47 | THAT ARE 2019_2 | Aタイプ
同系色でそろえる
クッションの色を同色系でそろえればトーンが違ってもまとまりのある印象になります。
淡いブルーと濃いブルー、その中間色の組み合わせという具合です。グラデーションになるように並べても美しいでしょう。
複数個の場合クッションカバーは3種類までにおさえる
クッションの数が多いほどコーディネートの難易度は上がります。悩んだらクッションカバーの柄を3種類までにおさえてみてはいかがでしょうか。
クッションの数が5個の時は、3種類のクッションカバーを2:2:1の割合にすればうまくまとめられます。
季節感を出す
クッションはカバーを変えるだけで簡単に季節感を演出できます。
季節ごとのおすすめをご紹介します。
春
春には淡いカラーのものや、ボタニカル柄、シフォンをあしらった軽やかなものなど春の柔らかな日差しを感じさせるクッションカバーをチョイスしましょう。
夏
夏には海や青空を連想するブルー系の色味や、エスニック柄、涼しげなリネン素材のクッションカバーがおすすめ。リネンは吸湿性がよくさらっとしているため、肌に触れてもべたつかず夏にぴったりの素材です。
秋
秋には、深いオレンジやマスタードなどのこっくりした色、チェック柄、コーデュロイやスエード素材などを取り入れれば季節感を演出できます。深まる秋を感じさせる色や素材を意識してみてください。
冬
冬用のクッションカバーには、ニットやファーなど季節感を演出するのにぴったりの温かみのある素材がそろっています。素材感のあるブランケットと組み合わせてコーディネートすればおしゃれなソファが完成します。
クッションカバーで気軽にインテリアの印象をチェンジしよう
クッションカバーはクッションを汚れから守って長持ちさせるためのアイテムです。
さまざまな素材や色柄のものが市販されており、気軽にお部屋の印象を変えることができるため、インテリアアイテムとしても人気です。
本記事のポイントをおさえてお部屋のテイストに合わせたり、季節ごとに変えたりとクッションカバーのコーディネートを楽しんでくださいね。