2022/12/16
家族の憩いの場所であるリビング。多くの時間を過ごす場所だからこそ、「居心地の良いリビングを作りたい」「おしゃれなインテリアにしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、おしゃれなリビングを作るコツをご紹介します。
インテリアのポイントや家具の選び方についても解説していますので、リビングのインテリアに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
<目次>
- 居心地の良いリビングを作るためのインテリアのコツ
- おしゃれなリビングを作るための家具の選び方
- こなれたリビングにするための雑貨使いのポイント
居心地のよい「おしゃれなリビング」を作るインテリアのコツ
リビングは家族が多くの時間を共有するスペース。そのため、居心地の良い空間を作るのも大事なポイントです。
居心地の良いリビングを作るには、以下の3つのポイントに気を配りましょう。
- 快適な環境を作る
- 動きやすい空間を作る
- リラックスできる雰囲気を作る
具体的にどうすればよいか、詳しくご紹介していきます。
テーマに合わせたインテリアカラーで統一
まずはリビングのインテリアテーマとカラーを決めましょう。好みのテイストに仕上げることで、リラックス効果や快適さが得られます。
主なインテリアテーマと合わせるカラーをご紹介します。
ナチュラル
ナチュラルインテリアは、自然のぬくもりを感じるあたたかみのあるスタイル。木目調の家具や観葉植物などを取り入れて作ります。
〇カラー
アイボリーやベージュなどのソフトトーン、明るいブラウン
モダン
モダンインテリアは、「現代的な」を意味するスタイリッシュなインテリア。直線的な家具やモノトーンカラーで統一した重厚感のあるインテリアです。
〇カラー
ホワイト、ブラック、ダークグレー
北欧
北欧の大自然を感じるようなあたたかみのあるインテリア。自然素材やナチュラルな素材の家具を取り入れた、やさしい雰囲気が魅力です。
〇カラー
オフホワイト、ベージュ、ブルー、グリーン
インテリアカラーは、ラグマットやカーテン、ソファーなど面積の大きい家具に取り入れるのがおすすめです。統一感を出すために、色は多くても3色程度に留めましょう。
動線を考慮したレイアウトで居心地UP
リビングで快適に過ごすには、生活動線を考慮したレイアウトも大切です。生活するのに不便なレイアウトは、過ごしにくいだけでなくインテリアとしても窮屈な印象になります。
例えば、ソファーやテレビボード。リビングとダイニングの間に大きな家具を配置してしまうと、生活動線が悪くなるだけでなく、わざわざ大回りして動かなければなりません。
「どうしてもここに置きたい!」という場合は、家具の大きさを見直してみましょう。
くつろげるスペースを作る
くつろげるリビングを作るには、ある程度のスペースが必要不可欠です。ゆとりのあるリビングは開放的な印象になり、部屋を広く見せる効果も期待できます。
スムーズに行き来するには、家具と家具の間に60cm以上の余幅を持たせた方が良いとされています。狭くてスペースがとれない場合でも、30cmの余幅は確保しておきましょう。
スペースを確保するには、ものを置きすぎないことも大切です。リビングが狭いと悩んでいる方は、リビングに置いてあるものが本当に必要かどうか一度検討してみてもいいかもしれません。
観葉植物を置いてフレッシュな雰囲気に
リビングに観葉植物を置くと、部屋全体がフレッシュな雰囲気になりますよね。視覚的な効果はもちろんなのですが、実際に観葉植物には心や空気を清らかに保つ作用があるとされています。
例えば、植物が発する「フィトンチッド」。自律神経を整えたり、ストレスホルモンを減少させたりするといわれています。マイナスイオンによるリラックス効果も有名ですね。
パキラやオリーブなどが人気ですが、大きさがあるため狭いリビングにはやや不向きです。スペースを取りたくない場合は、小さなサボテンや上から吊るせるポトスなどがおすすめです。
おしゃれなリビングを彩る家具の選び方
おしゃれなリビングを作るには、家具選びも大事な要素。家具はリビングの雰囲気を決めるポイントです。
続いて、リビングの家具選びについて解説していきます。
家具のシルエットを揃えて統一感を出す
家具のシルエットをそろえると、統一感がでてまとまりの良い印象のリビングに仕上がります。シルエットは、部屋のテーマや雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。
直線的なシルエットは、クールで洗練された印象でモダンインテリアにぴったり。丸みのあるシルエットはやわらかな印象なので、ナチュラルインテリアや北欧インテリアとよく合います。
部屋の雰囲気に合わせた照明を選ぶ
リビングの雰囲気を演出するのに欠かせないのが照明です。照明にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
代表的なものをいくつかご紹介しましょう。
ダウンライト
天井埋め込み式のライト。部屋を広く、開放的に見せる
間接照明
直接部屋を照らさない照明。やわらかな光でムーディーな雰囲気を演出
ペンダントライト
釣り下げ型の照明。おしゃれなインテリアにぴったり
スタンドライト
一部を照らすスタンド型の補助的なライト。大きいサイズならインテリアにも〇
また、照明の色にも注目してみてください。あたたかみのある印象のオレンジ、爽やかな印象のホワイトなど、色味の違いでも異なる部屋の雰囲気が楽しめます。
こなれたリビングを作る小物・雑貨使いテクニック
おしゃれなリビングを作るコツを押さえたら、つぎは小物や雑貨を活用してワンランク上のリビングを目指しましょう。
詳しい方法とおすすめの小物・雑貨をご紹介します。
アクセントに色・柄物を取り入れる
インテリアのアクセントに色や柄物を取り入れると、一気に垢ぬけた印象に仕上がります。ただし、色の多用はNGです。
インテリアカラーコーディネートは、ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%が基本。アクセントカラーが多すぎるとごちゃごちゃとした印象になるので注意しましょう。
クッションカバー
FAVORRICのクッションカバーは、1つ1つ丁寧に作られたこだわりの日本製です。肌なじみの良い天然素材を使用しているのが魅力。アーティストの作品が映えるよう、生地には独自の工夫が施されています。
ブランケット
アートブランケット コットンブレンド | ICON|千野六久
インテリアとしても使えるブランケット。軽くてコンパクトなので、持ち運びにもおすすめです。ソフトで清涼感のあるコットンをブレンドしているため、肌ざわりがよくオールシーズン使用可能。水洗いが可能なのもうれしいポイントです。
アートを取り入れてこなれ感を演出
リビングにアートを取り入れると、メリハリがついて部屋全体が引き締まった印象に。絵画をそのまま飾るのはもちろん、絵画風の小物・雑貨を取り入れるのもおすすめです。こなれたリビングに仕上げたい方はチェックしてみてください。
大判ブランケット
ジャカード編みで柄を表現しているアートのようなニットブランケット。6色の糸を使い編み目1つ1つの色を調整しながら仕上げた繊細な作品です。コットン混なので肌ざわりが良く、ニット特有のチクチク感もありません。
マルチクロス
リネンマルチクロス | Orchid in a Cafe|HIRAOKA SHOKO
薄手で軽い「近江麻」を使用した自然な風合いのマルチクロス。カーテンや間仕切り、テーブルクロス、ソファーカバーなどマルチに使用できます。
お気に入りのリビングで快適な毎日を過ごそう
今回は、居心地の良い「おしゃれなリビング」を作るコツをご紹介しました。
おしゃれなリビングにするコツは以下の通りです。
- インテリアのテーマ・カラーを決める
- 適度なスペースを作る
- 雰囲気に合う家具を選ぶ
- 雑貨・小物を活用してアートを加える
本記事を参考に、お気に入りのリビングを作ってみてください!