gallery201 FAVORRIC + 宇賀神拓也 x 名雪晶子展

2022/4/1
五反田にあるゲストハウス兼ギャラリー「gallery201」にて、2022/2/2(Wed) – 2/7(Mon)の間、写真家 宇賀神拓也さんと名雪晶子さんのアート作品、FAVORRIC商品とのコラボ展ー白昼夢の壁と霧の世界ーを開催しました。
今回は参加アーティストの名雪晶子さんに展示の様子をレポートしてもらいました。
 
今回の展示はFAVORRICの商品になった写真作品、宇賀神拓也のエチオピア ハラルの城塞都市にある壁の風景と名雪晶子の靄(もや)がかかったあいまいな世界と、目に見えない小さな世界。それぞれのシリーズ作品とFAVORRICの商品クッション、傘、クロス類と一緒にギャラリーのメインルームに展示しました。
 
 湾曲した壁を平面に切り取り、限られた四角の中での世界を追求する宇賀神拓也。
エチオピア ハラルの城塞都市、ここでは人間とハイエナが共存しており、夜行性であるハイエナは夜になるとこの街中を闊歩しているそうです。昼間の街の姿を知らない彼らは夢の中でこんな情景を見ているのかもしれないという想像から「ハイエナの夢」というタイトルにしたと話してくれました。
 
一方で、名雪晶子は靄(もや)の中で見え隠れする物体の一瞬の姿を写した「hazy」シリーズと氷の中の小さな気泡などミクロの世界を追った「microscope」シリーズを展示。
人間の目では捉えられない事象に興味を持ち、写真という平面上で広がりと時間を意識した作品を制作しています。
 
一見正反対の作品たちが同じ形の商品になった時、そして同じ空間にある時、
不思議と一体感が生まれ、FAVORRICの商品が作品と作品を繋ぐことによりアート作品の対比も楽しめる空間となりました。
 
 
 
宇賀神拓也さんの商品はこちらから
名雪晶子さんの商品はこちらから
 
サブルームには宇賀神拓也の長野県朝日村で出土した(縄文時代中期の)黒曜石のやじりを接写した新作と、名雪晶子のhazyシリーズの新作を展示。
 輪郭を追い求めた黒曜石
 
 靄によって不確かになる現実の可視化を試みたhazy
こちらでは写真の印象には共通点がありながらも、表現方法が違う両新作ですが、コントラストを際立たせながらも、調和を保ち共存していました。
 
 gallery201にはアーティストが宿泊できるベッドを備えた寝室もあります。
今回はそこにFAVORRIC参加アーティスト前田裕さんのベッドカバー、枕カバー、ブランケットなどを並べて展示しました。
 実際の生活でFAVORRICの商品がどのように空間を彩れるか、訪れた方々に体感してもらうことができたと思います。
 
この寝室スペースでもメインルーム同様、実際に商品に手を触れることで、開発に携わる職人の方々の技術を肌で感じられ、自身の生活空間を想像しながら楽しんでお買い求めいただくことができ好評でした。
「かぼちゃ」 宇賀神拓也
 
 
新型コロナウイルス第6波の折も折、お越しいただいた皆様には心から御礼申し上げます。ありがとうございます。

おすすめ商品