FAVORRIC編集者
2024-06-30
OEMとは?ODMとの違い、メリット・デメリットについて解説します。

近年、OEMという言葉を耳にするようになった人も多いのではないでしょうか。
見た目は全く同じなのに、違うブランドで販売されている商品をたびたび目にするようになりました。
実際に、OEMは化粧品やヘアケア商品だけでなく、アパレルや自動車業界でも広く実施されるようになっています。
今回は、そんなOEMについてODMやファウンドリとの違い、メリットデメリットを解説します。
目次
- OEMとは?
- OEMのメリット
- OEMのデメリット
- OEMの事例
- これからもどんどん広がっていくOEM製品
OEMとは?
OEMとは『 Original Equipment Manufacturing 』の頭文字をとった言葉で、日本語に訳すと『相手先商標製造』になります。
OEMメーカーが他社ブランド企業からの委託を受け、すでにOEMメーカーの製品をブランド企業に供給すること、またはそのメーカーのことをOEMといいます。
OEMメーカーが委託を受ける際には、ブランド企業から提供された企画や設計に基づき、カスタマイズを加えることもあります。

販売されている商品のラベルを見たときに、販売している会社と製造元が違う場合、OEM商品であるといえます。
もともとは下請け事業としておこなわれていましたが、現在ではビジネスの生産方法として欠かせない存在になりました。
OEMとODMの違い
ODMとは『 Original Design Manufacturing 』の頭文字をとった言葉で、日本語に訳すと『オリジナルデザイン製造』になります。
ODMメーカーがブランド企業からの委託を受け、企画・製造までを一貫しておこなう生産方法です。
また、OEMは主導権を委託したブランド企業が持っているのに対し、ODMは企画から製造まで一貫してODMメーカーがおこなうため、メーカー側に主導権があります。

※近年ではOEMも企画から製造までを一貫して行うことが増えました。
そのため、OEMとODMの境界が曖昧になり、判別が難しいケースも増えています。
OEMとファウンドリの違い

続いてOEMとファウンドリの違いを解説します。
上記で解説したように、OEMの場合は既存の商品を供給してもらうことで、自社にはない技術の製品も製造することができます。
それに対して、ファウンドリの場合、委託したブランド企業はメーカーに対して既存の製品ではない、まったく新しい製品の製造を委託します。
OEMメーカーの既存の製品ではなく、委託元であるブランド企業が研究開発した独自製品の製造のみを任せられること、
自社では製造がむずかしい製品を企画し、特定の技術を持ったメーカーに委託すれば、販売できる商品の幅が広がる点がメリットです。
OEMのメリット
OEMのメリットは主に以下の4点です。
- 製造コストの削減
- 製品投入のスピードアップ
- リスクの分散
- 専門性の高い製品を製造できる
委託元のブランド企業は、自社ではマンパワーや製造ノウハウが足りていない場合でも、希望の製品を供給してもらい、自社のブランド名で販売できるのが大きなメリットと言えます。

製造コストの削減
ブランド企業が新たな製品を生産するためには、設備や人員をそろえなければいけません。
そのために必要なコストも計り知れず、売れ行きが好調でなければ経営にも影響が及ぶなど、新製品開発には大きなリスクが伴います。
しかし、OEMメーカーに委託をすれば、必要なのは企画と商品の販売のみです。
生産設備や人員をそろえるためには多額のコストがかかりますが、設備がそろっているOEMメーカーに委託すれば、その分のコストがおさえられる点が大きなメリットです。
製品投入のスピードアップ
OEMメーカーに製造を委託すると、コストがおさえられるだけでなく、製品投入のスピードもアップできます。
また、委託企業は次の新製品の開発や販売などのコア業務に時間と人員、コストをかけられるため、新商品の開発にも取り組めます。
委託元であるブランド企業は、商品開発や販売が本業です。
本業に集中しつつ製品の製造を同時進行でおこなえる点は、OEMの大きなメリットといえます。
リスクの分散
委託元のブランド企業が自社で製品を製造すると、その製品が売れなかった場合に多くの在庫を抱えることになります。
自社で生産設備を整えるためにコストをかけた場合、その分製品を多く製造しなければコストを削減できないからです。
しかし、OEMメーカーはすでに製造している製品の一部をブランド企業に供給するため、比較的少ない数からの委託ができます。
つまり、委託元のブランド企業はOEMメーカーから小ロットで供給してもらうことで、在庫リスクを軽減できます。
はじめは小ロットから注文し、売れ行きがよければ数を増やせるのもOEMのメリットです。
専門性の高い製品を製造できる
専門性の高い製品を製造できる点も、 OEMのメリットです。
委託元のブランド企業が新製品を開発する際、自社が持っている設備でできることを考えると製造の幅は定められてしまいます。
しかし、OEMを利用することで、自社にない設備の製造方法でも製品を作ることが可能です。
自社にない製造技術を持ったOEMメーカーから製品を供給してもらうことで、新商品の開発が自社の専門性に縛られることなく、自由にできるようになります。
優れた技術を持つOEMメーカーに製造を委託をすれば、自社にない専門性の高い技術が必要な製品でも、企画・販売できるのはOEMの大きなメリットのひとつです。
OEMのデメリット
いくつもメリットがあるOEMですが、デメリットもあります。
- 商品の仕様に制約がある
- 自社に開発ノウハウが蓄積されにくい
- 利益率の低下
- 同じOEM製品との差別化が難しい

商品の仕様に制約がある場合がある
ほかのメーカーに委託をする分、委託企業はメーカーの都合に合わせなければいけないこともあります。
既存の商品の仕様を変更したい場合でもOEMメーカーがNOと言えば通らず、製造数もメーカーの製造ラインに合わせて決めなければいけません。
自社内で完結するよりも、相手とのコミュニケーションや相手の都合なども関わる点がOEMのデメリットです。
自社に開発ノウハウが蓄積されにくい
自社の製造技術に縛られず専門性の高い製品を製造できるのはOEMのメリットですが、そのぶん自社に開発ノウハウが蓄積されにくいデメリットがあります。
OEMによって生産設備や人員などのハード面にかかるコストは抑えられますが、開発ノウハウをOEMメーカーに委託して製造してもらうため、自社に蓄積されにくくなります。
利益率の低下
製品の製造をOEMメーカーに委託している限りは、OEMメーカーへの支払いが必要です。
そのため、企画から製造、販売までを自社で完結した場合よりも利益率が下がる場合があります。
同じOEM製品との差別化が難しい
同じOEM製品との差別化が難しいことも、OEMのデメリットのひとつです。
OEM製品は同じものを複数の企業が販売しているケースがあります。
そのため、他のブランド企業の製品やOEMメーカー自身の製品と競合する可能性があります。
同じ見た目や機能の製品が複数の企業から販売された場合、どれだけ他企業と差別化できるかがカギになりますが、簡単ではありません。

OEMの事例
OEMという言葉を耳にする、製品を目にする機会が増えましたが、実際にはどのような製品があるのか、事例を紹介します。
身近な製品がOEM製品であることがわかれば、よりOEMという言葉に親近感がわくでしょう。
コンビニのPB商品
コンビニのPB商品は、食品業界のOEM製品として有名です。
- PB商品とは… 『Private Brand』の略で、セブン-イレブンの『セブンプレミアム』など
コンビニやスーパーマーケットは商品開発はできても、製造のための設備が整っていないことがほとんどです。
そのため、PB商品はOEM製品であることが多く、OEM製品が私たちの生活の近くにあることがわかります。
商品のラベルの裏面にある販売者と製造元がことなる場合、その商品はOEM商品ということになります。

自動車
自動車業界でもOEM製品は多く存在しています。
自動車のOEMメーカーとしては、「SUZUKI」や「ダイハツ」が挙げられます。
自動車のOEMを委託する企業としては、すでに安全性が保障された自動車の販売ができるため、製造面で大きなコストカットになります。
自動車のOEM製品ではエンブレムが違うこと、それぞれのブランドでアクセサリーのデザインを変えることで差別化を図っています。

これからもどんどん広がっていくOEM製品
ここまで、OEMについてODMやファウンドリとの違い、メリットデメリットを解説しました。
商品を生産・製造するうえで欠かせない方法となっているOEMは、これからどんどん広がっていき、さらに身近になるでしょう。
製造を委託することで、ブランド企業は開発や販売などのコア業務に集中することができます。
OEMの普及は、製品の性能の向上やブランドの価値の向上につながるため、消費者にとっても欠かせない存在となりそうです。



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キッチン
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