ブランケットの選び方|素材・サイズ・デザイン比較から手入れ方法まで
ブランケットは、肌寒い季節に毛布として愛用する方もいれば、敷物や羽織り、インテリアなど幅広いシーンで使用する方もいるでしょう。
ブランケットは素材・サイズ・デザインなど様々な選択肢があるため、どのように選んだらよいのか分からないと悩んでいる方もいるかもしれません。
本記事では、ブランケットとよく混同されるひざ掛けとの違いに触れつつ、ブランケットの選び方や適切な手入れの方法を解説します。
ブランケットとひざ掛けは使用シーン・サイズが異なる
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ブランケットと似ているアイテムにひざ掛けが挙げられますが、使用シーンとサイズに違いがあります。
それぞれ解説します。
ブランケットは比較的大きく、幅広い利用シーンで使われる
ブランケットは毛布や、ピクニック・アウトドア用の敷物、室内での羽織りなど幅広いシーンで使われるアイテムです。
ブランケットという名称は、14世紀にイギリス人のトマス・ブランケットが織り始めたのが由来とされています。
ブランケットは素材やデザインが豊富で、インテリアの一部としても活用されるケースもあります。サイズはシングル、セミダブル、ダブルなどの規格がある点も特徴の1つです。
ひざ掛けは比較的小さく、膝や足元などを温める
ひざ掛けはブランケットで言うシングルサイズ以下の商品が多く販売されています。
一般的に70cm×1mや1m×1m程度のサイズの商品が多い傾向にあり、全身ではなく、膝や足元など特定の部位を温めるために使用されます。
ブランケットの選び方【素材・サイズ・デザイン別】
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ブランケットは使用シーンや素材、サイズなど商品によって特色が大きく異なるため、事前に「どんなシーンで使いたいのか」を明確にしてから選定するとよいでしょう。
ブランケットの選定時のポイントとそれぞれの選択肢の例は以下の通りです。
選定時のポイント | 選択肢 |
---|---|
素材 | ・ウール ・フリース ・アクリル ・コットン ・カシミヤ など |
サイズ | ・ミニサイズ(85×115cm) ・クォーターサイズ(70×100cm) ・ハーフサイズ(100×140cm) ・シングルサイズ(140×200cm) |
デザイン | ・北欧風 ・アート ・柄物 ・キャラクター風 ・シンプル など |
素材で選ぶ~保温性・重量・強度での比較
ブランケットは素材によって保温性や重量、強度などの特徴に違いがあるため、選定時に素材に注目するのは1つのポイントです。
以下のまとめ表を参考に、代表的な素材と特徴を比較してみてください。
素材 | 特徴 |
---|---|
ウール | ・保温性、保湿性に優れている ・水分を含むと縮みやすい |
フリース | ・熱を逃さないため保温性が高い ・軽量 |
アクリル | ・柔らかい ・化学繊維のため虫食いにあいにくい |
コットン | ・強度が高いため繰り返し洗濯も可能 ・通年で使用できる(冷房対策にも使用可能) |
カシミヤ | ・滑らかな肌触り ・軽量・天然繊維のため手入れはドライクリーニングがおすすめ |
サイズで選ぶ~使用シーン別で比較
ブランケットのサイズは主に以下の4つのサイズに分かれます。
以下のまとめ表を参考に、代表的なサイズと特徴を比較してみてください。
名称 | サイズ | 特徴 |
---|---|---|
ベビーサイズ | 85×115cm | ・赤ちゃんの保護や保温用に最適なサイズ ・ベビーカーへの取り付けなどで屋外で使用する人も多い |
クォーターサイズ | 70×100cm | ・コンパクトなサイズ ・キャンプや車内への持ち運び用に適している |
ハーフサイズ | 100×140cm | ・ひざ掛けのように膝や足元など特定の部位を温めるのに向いているサイズ |
シングルサイズ | 140×200cm | ・毛布として利用できる大判のサイズ・ソファやカーテンレールなどに掛けて、部屋の雰囲気を変えるインテリアとしても楽しめる |
デザインで選ぶ~趣味や嗜好性で比較
テキス特にインテリアとして使う場合、デザインを重視することも大切です。
主に使用する場所の雰囲気に馴染むデザインを選ぶと、違和感なく使えるでしょう。
ブランケットのデザインは「北欧風」「キャラクター」「シンプル」など多様にあり、好みのものを選定できます。
特徴的なデザインであれば、インテリアの一部として空間にアクセントを加えることも可能です。
では、数あるブランケットの中から、独特さが際立ったすてきなブランケットを紹介します。
独特なアートがアクセントになる!おすすめブランケット3選
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これまでご紹介してきた選定軸を踏まえ、デザイン性と機能性を併せ持った、特徴的なブランケットを3つ紹介します。
ご自身またはプレゼントする相手の部屋に置いたシーンをイメージしながら、ご覧ください。
今回ご紹介するアートブランケット一覧
今回ご紹介する3つのアートブランケットの一覧です。
この後、それぞれの商品について詳しく解説いたします。
①:アートブランケット|よすが
白を基調とする、柔らかくも鮮やかな色彩が特徴のアートブランケットです。
比較的大判ではありますが、アクリルウールの混紡糸を使用することで、手触りの良さと軽さを実現しています。
デザイン性が高いと手入れが大変になるイメージがありますが、水洗いできるのもうれしいポイントですね。
ソファに掛けるだけで、空間の雰囲気がワンランク上がったといった購入者の声も届いています。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 約150cm×100cm |
素材 | アクリル70%、ウール30% |
洗濯 | 洗濯可(※手洗い) |
原産国 | 日本 |
②:アートブランケット|とりとくだもの
イラストレーター兼テキスタイルデザイナーである、しまむらひかりさんの作品がブランケットになっています。
アクリルウールの混紡糸や水洗い可能な点は1つ目のブランケットと同様です。
鳥たちが運んできた色とりどりの果物を宝石のように表現していてカラフルですが、ベースは落ち着いた色味のため、落ち着いた空間にも馴染みやすいでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 約150cm×100cm |
素材 | アクリル70%、ウール30% |
洗濯 | 洗濯可(※手洗い) |
原産国 | 日本 |
③:アートブランケット|散策
顔がはっきりしない誰かとカラフルな色味を題材としたブランケットです。
アクリルウールの混紡糸や水洗い可能な点は1つ目のブランケットと同様です。
本商品は、遠くに山が見え、カラフルな遊具に囲まれている公園を散策している人の様子が描かれています。カラフルかつ重すぎないデザインのため、シンプルめな部屋でもアクセントになるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 約150cm×100cm |
素材 | アクリル70%、ウール30% |
洗濯 | 洗濯可(※手洗い) |
原産国 | 日本 |
FAVORRICが取り扱っているアートブランケットは、体にかけるだけでなくベットやソファなどにポンと置くだけでインテリアを華やかにしてくれます。
アーティストが描いた独特なデザインが特徴で、部屋の雰囲気を鮮やかにしてくれるでしょう。
ブランケットのデザインも楽しみたい方は、FAVORRICのアートブランケットをぜひチェックしてみてください。
ブランケットを長持ちさせるためのお手入れ方法
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ブランケットを長持ちさせるためには、適切な洗濯方法で手入れをすることが大切です。
まずは洗濯表示をチェックし、手洗いか洗濯機かを確認します。水洗い不可の場合はクリーニングに依頼しましょう。
洗濯機で洗える場合、一般的なブランケットの洗い方の手順は以下の通りです。
- ブラシなどでほこりや髪の毛を取る
- 目立つシミや汚れには少量の洗剤を付けてたたく
- 汚れている面を外側にし、洗濯ネットに入れる
- 洗濯機の手洗いコースに設定し、洗濯開始
- M字型に干して、完璧に乾かす(厚手の場合は2日程度)
水洗いしたとしても、繊維に汚れが付着したまま収納してしまうと、カビやニオイの発生源になりかねません。
乾いた後、収納前には、奥のほうまで毛やホコリが絡んでいないかを確認することで、長持ちしやすくなります。
多種多様の素材、サイズ、デザインなどの中から、お気に入りのブランケットを選ぼう
ブランケットとひざ掛けの違い、ブランケットの選び方、洗濯方法や保管する際の注意点を解説しました。
ブランケットは毛布だけでなく、敷物や羽織りなど幅広い使用シーンで使われます。加えて、デザイン性の高いブランケットは家の中を彩るインテリアとしても活用できます。
ブランケットを選ぶ際には保温性や軽さ、手入れのしやすさなど重視したいポイントを明確にし、適切かつ好みの素材・サイズ・デザインのものを選択しましょう。
キッチン・インテリア雑貨を幅広く取り扱うFAVORRICでは、「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外で活躍する写真家やペイティングアーティストの作品でデザインされたアートブランケットを多く販売しています。
身体にかけるだけでなくベッドやソファなどに置くことでインテリアを華やかにしてくれる点が魅力です。ブランケットをお探しの方は、FAVORRICのアートブランケットを選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
本記事でご紹介した商品を、以下に改めて掲載いたします。