玄関をスッキリおしゃれに！靴や小物の収納アイディアを紹介します

「スッキリとしたおしゃれな玄関を作りたい！」

このように日々考えている方も多いはずです。
家を出るとき、帰ってきたときに玄関が整っていると嬉しいですよね。

小さな空間であるうえ、靴をはじめものが増えがちの玄関は、多くの方が収納に悩む場所。
ここでは、玄関をスッキリさせる収納アイデアをご紹介します。
簡単に試せるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

玄関の収納の悩み≒靴の収納

玄関のお悩みの大部分を占めるのが「靴の収納」問題です。

靴箱に入りきらない
履かない靴を捨てられない
カビ・臭いが発生してしまう

靴の収納問題をクリアできれば、スッキリとした玄関にグッと近づけます。
ここでご紹介するアイデアをぜひ試してみてください。

靴の数を適正に

「収納スペースに対して靴が多すぎる！」状態になっていませんか？
必要な靴の数は人によって異なりますが、おおむね5～10足以内といわれています。

まずは、収納する靴の数から見直してみましょう。
次の手順でチェックしていくと「今使える靴」の量が分かります。

手持ちの靴をすべて並べる
靴の状態をチェック（破けていないか、靴底がすり減っていないか、など）
似た靴はどちらか1足にできないか、まったく履いていない靴はないか、など検討

また、「靴箱に収まらない量はもたない」と決めてしまうのもおすすめです。
「新しく買ったら1足手放す」など、ご自分に合ったルールを設定してみてください。

普段履かない靴は玄関以外にしまう

日常生活で履かない靴は、思い切って玄関以外に収納しましょう。

サンダルやブーツのような季節ものの靴や、冠婚葬祭用のヒール・パンプスなどは1足ずつ箱や袋に入れて別の場所に移します。
どの靴が入っているか分かるよう、ラベルをつけておくと安心です。

カビや臭いを防ぐため、しまう前には軽くお手入れするのがおすすめ。
脱臭剤・除湿剤と一緒に入れて、できるだけ湿気の少ない場所に保管してください。

型崩れが心配な靴には、シューズキーパーを使うと綺麗な状態を保てます。

靴箱の簡単DIYアイデア

靴箱そのものの容量が少ないときは、ぜひDIYに挑戦してみてください。
靴箱のDIYなんてハードルが高い…と感じるかもしれませんが、簡単な方法もたくさんあります。

例えば、ホームセンターに売っているレンガ・ブロックに木板を乗せるとあっという間に靴箱になります。
棚板をメッシュフレームにすれば、通気性もバッチリです。

そのほか、すのこや突っ張り棒もDIY靴箱に使えるアイテム。
靴箱の底面にキャスターをつけて、可動式にするのも便利です。

お好きなテイスト・ほしい機能を叶えた靴箱を作ってみましょう。

便利アイテムで収納を2倍に

靴の収納アイテムとして人気の「シューズスタンド」。
1足分のスペースに2足収納できるため、靴箱の容量を2倍にできます。

見せる収納がしたい方には、スリムなシューズラックもおすすめです。
靴を立てかけた状態で収納できるので、スペースもとりません。
さまざまなデザインのラックがあるので、玄関のポイントにもなります。

また、コの字型の箱型ラックも便利なアイテム。
ミュールなどの高さがない靴にかぶせれば、上部にもう1足収納できます。

限られたスペースを有効活用して、スッキリと靴を収納しましょう。

小物の整理はコンソールテーブルを活用

コンソールテーブルとは、壁に面して設置する奥行きの狭いテーブルのこと。
テーブルと呼ばれますが、飾り棚のように使います。

玄関にコンソールテーブルを設置すると、収納が増えるうえグッとおしゃれな雰囲気に。
コンソールテーブルを使った玄関インテリアをご紹介します。

すぐ手に取りたい小物類の置き場所に

玄関先ですぐに使いたい印鑑やペン、出がけにパッと手に取りたいマスクや鍵。
コンソールテーブルは、このような小物類を置くのにぴったりです。

脚付きのテーブルは安定感もあり、置ける小物も多いです。
引き出しを備えたものであれば、さらに収納力がアップ。
「ちょっとした小物類だけ置きたい！」という場合は、壁掛けタイプのコンソールテーブルもよいでしょう。

香水や卓上ミラー、アクセサリーケースを置いておけば、家を出る直前の身だしなみチェックもバッチリです。

インテリアと合わせて統一感アップ

コンソールテーブルは、実用性とおしゃれを兼ね備えたアイテム。
デザイン性の高いものが多いので、お部屋のテイストと合わせて選べます。

直線的でスリムなデザインのコンソールテーブルは、シンプルでモダンなインテリアにぴったり。
奥行きが狭いので、ブラック・ダークブラウンのような暗めのカラーでも圧迫感が少ないです。

木製のコンソールテーブルは、ナチュラルなお部屋にもマッチします。

フレンチテイスト・アンティークがお好きな方には、曲線的で優美なデザインのテーブルがおすすめです。
パリジェンヌのお部屋のような、おしゃれなインテリアを作れます。

フックを活用

フックを使った「掛ける収納」は、玄関にぴったりの収納方法。
スペースを有効活用できるうえ、砂やほこりの掃除も簡単です。

フックを使った収納のアイデアをご紹介します。

murat-demircan-oKDJz4jYCh8-unsplash.jpg__PID:344ea4b0-ee78-4129-bc7a-a8d5fac0333a

フックを使うとこんなところも収納に

スペースが限られている玄関では、フックを使うと収納場所をグッと増やせます。

例えば玄関のドアの裏。
マグネット式のフックを使うと、ミニぼうきや靴ベラなど厚みがないものなら収納できます。

宅配便の受け取りなど、玄関先での応対時には相手の目に入らないのもポイント。
ウォールポケットを掛ければ、払込票・郵便物など外出時に忘れがちな書類の一時置き場としても使えます。

フック収納のよいところは、ちょっとした隙間を活用できること。
「ここ、デッドスペースになっているな…」と思うところにフックを使うと、意外と便利な収納が作れた！という発見もあるかもしれません。

袋・ボックスと組み合わせたアイデア

フックは袋やボックスと合わせて使うとさらに便利。
玄関先や家の外で使うグッズは、用途別にまとめて掛けておきましょう。

シューズケア・洗車グッズ、防災用品などは袋・ボックスにまとめてフックに掛けておきます。
何でも詰め込むのではなく、使うタイミングや用途別に分類するのがおすすめ。
使いたいときにパッと取り出せると、次の動きがスムーズです。

有孔ボード・ワイヤーネットを使ったアイデア

フックを掛けられるところがないな…という方は、有孔ボードやワイヤーネットを取り入れてみましょう。
玄関の壁面や靴箱の上などに設置すれば、フックを使えるスペースを大幅に増やせます。

有孔ボードやワイヤーネットは「見せる収納」としても使えます。
壁に品物をディスプレイする感覚で、おしゃれに掛けてみてください。