落ち着いた優しい雰囲気のインテリアを作るならベージュ系！特徴とコーディネートのコツを紹介します！

ベージュ系のインテリアは、優しい雰囲気や温かみを感じられる人気の色合いです。
しかし、ベージュはコーディネートの幅が広いため、素材や色の組み合わせ方法が分からない方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ベージュを基調としたインテリアの特徴や、コーディネートのコツをご紹介します。
おしゃれでリラックスできる空間を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ベージュ系のインテリアの特徴

ベージュは明るく穏やかな印象を与えるため、居心地の良い空間作りに最適です。
ここでは、ベージュ系のインテリアの特徴について解説します。

飽きにくい

ベージュ系のインテリアは、飽きないことが最大のメリットです。
シンプルで品のある色合いのため、流行や年齢、性別に左右されずタイムレスに楽しめます。

トレンドカラーを取り入れたインテリアは、新鮮でおしゃれな空間となりますが、数年経つと飽きてしまう点がデメリットです。
しかし、ベージュはシンプルで洗練された色合いのため、日常生活に馴染み、ほっとする空間を作り上げてくれるでしょう。

また、ベージュはさまざまな色や素材と相性が良い点も魅力のひとつ。
クッションやアートなどの小物を変えるだけで、空間の印象がガラッと変化します。
大きな家具を買い替える必要が無く、気軽に模様替えできるカラーです。

季節を選ばない

ベージュ系のインテリアは、季節に関わらず使いやすい点が特長です。

インテリアで使用するファブリックなどには、季節感を強く感じる色が多くあります。
例えば、春はパステルカラー、夏はライトブルー、秋はキャメル、冬はボルドーなど、色は自然と季節を連想させるものです。
このような色を多用すると、季節にマッチせず、快適さを損なうため注意してください。

一方ベージュは、自然界にあるニュートラルなカラーのため季節を選びません。
夏には涼しさと軽やかさを与え、冬には温かみのある落ち着いた印象に変化します。
1年を通して快適な空間作るには、ぴったりのカラーと言えるでしょう。

部屋が明るくなる

ベージュ系のインテリアは、白に近い明るい色調のため、自然光や照明の光を効果的に反射し、部屋全体を明るく見せる効果があります。

白系のインテリアと比較して、ベージュの方がナチュラルで柔らかい明るさを感じられる点が魅力。
優しい光に包まれた、心の和む空間が完成します。

ベージュのインテリアは、窓が少なく自然光が入りにくい部屋や北向きの部屋など、暗くなりがちな空間に最適です。
部屋全体が明るくなり、より広々とした印象を感じられるでしょう。

お部屋の明るさを確保するには、主にフローリングや大型の家具を中心にベージュを取り入れてください。
空間の圧迫感が軽減され、明るさだけでなく、広く見せる効果も期待できます。

落ち着いた雰囲気

ベージュ系のインテリアは、シックで落ち着いた空間作りにぴったりです。
ベージュは自然を連想させるアースカラーの一つ。
気持ちをリラックスさせる効果があるため、リビングや寝室などに適しています。

また、ベージュの落ち着いた空間は、緊張感がほぐれ自然なコミュニケーションを取りやすくなる色合いです。
家族や友人が集まるリビングダイニングにベージュのインテリアを取り入れれば、いつもより気楽な会話を楽しめるかもしれません。

ベージュを基調とした空間に、より落ち着きを与えるには、視覚的に癒し効果の高いアイテムと組み合わると効果的です。
木や天然素材、観葉植物などを積極的に取り入れて、安らぎの空間を作りましょう。

合わせられる色の種類が多い

ベージュは、合わせられる色の種類が多い点が魅力です。
暖色系から寒色系まで、どんな色とも調和しやすく、合わせる色によってさまざまなテイストが楽しめます。

清潔感のある空間が好みの方は、《白×ベージュ》がおすすめ。
開放感のある明るい空間となり、非日常的な雰囲気を楽しめます。

自然を感じさせる柔らかい空間にするには、《アースカラー×ベージュ》を組み合わせましょう。
くすんだグリーンやブラウンの組み合わせは、大地を連想させるナチュラルな印象です。

モダンなインテリアが好みの方は《グレー×ベージュ》
やわらかさとスタイリッシュさを両立させた、ホテルライクな空間が完成します。

このように、ベージュ系の空間は、さまざまな色とコーディネートが可能です。
好みやライフスタイルに合わせて、自由にアレンジを楽しめます。

ベージュ系のインテリアコーディネートのコツ

ベージュを基調としたおしゃれな空間は、ただ単にベージュのアイテムで統一するだけでは作れません。
ワンランク上のおしゃれなコーディネートにするには、ポイントを押さえておきましょう。

ここでは、ベージュの空間に合う素材やカラーなど、コーディネートのコツをご紹介します。

木製家具との相性を活かす

ベージュは木製家具との相性が良いため、上手に活用しましょう。
木にはさまざまな樹種があり、色合いによって空間の雰囲気は変化します。
テイストの好みに合った木の色合いを決めて、統一感を持たせてください。

空間を広々と見せたい方や、ナチュラルなカフェ風スタイルが好みの方は《オーク系》がおすすめです。
やや黄味がかった明るい木は、ベージュとの相性が抜群。
同系色でまとまった柔らかい雰囲気が完成します。

スタイリッシュな空間にしたい方は、ミドルブラウンの《ウォールナット系》
シンプルなアイテムで統一することで、洗練されたモダンな空間となります。

重厚感を与えたい方は、ダークブラウンの《マホガニー》がぴったりです。
ホテルのラウンジやブティックのような、シックで高級感のある空間に仕上がります。

木製の家具は、ダイニングセットやソファの脚、チェスト類など、アイテムはさまざま。
木をふんだんに取り入れる程、ナチュラルな雰囲気が高まるでしょう。

柔らかい素材を使用する

ベージュの優しい印象を引き立てるには、柔らかい素材を取り入れる方法がおすすめです。

シンプルなベージュは、同じような質感が多くなると単調になってしまいます。
そのため、質感の柔らかさが引き立つアイテムを取り入れて、空間に立体感を与えてください。

アイテムは、クッションやラグ、ブランケットなどが手軽にチャレンジできます。
質感は天然素材のふっくらとしたファブリックや、ニット、ファーアイテムなどが最適です。
視覚・触覚共に心地よさや豊かな印象を与えてくれます。

寒色を取り入れてメリハリをつける

ベージュを基調とした空間にメリハリを与えたい場合は、寒色系を取り入れる方法がおすすめです。
寒色系は、ベージュの反対色のため、アクセントカラーに取り入れると空間が引き締まります。
組み合わせる色の濃さによって、好みのスタイルを完成させてください。

例えば、ベージュにライトブルーをコーディネートすると、空間の透明感がアップ。
洗練されたクリーンな印象が引き立ちます。
一方ロイヤルブルー系の濃い色合いを合わせると、シックな雰囲気に。
品格のある大人の空間にぴったりです。

寒色系を組み合わせる際は、クッションの柄やアート、小物など、小さい範囲に使うのがポイント。
ベージュの柔らかさを活かしつつ、洗練された雰囲気を楽しめます。

ベージュのインテリアでこだわりの空間をつくろう

ベージュ系のインテリアは、空間を明るく開放的に見せるだけでなく、トレンドに左右されないタイムレスな色合いが特長です。

また、さまざまな素材や色合いと合わせやすい、柔軟性も魅力の一つ。
木を基調としたナチュラルテイストから、洗練されたモダンテイストまで、幅広いコーディネートが楽しめるでしょう。

ぜひ、ベージュを取り入れたインテリアで、落ち着きのある空間を作ってみてはいかがでしょうか。