リビング階段をもっとおしゃれに！特徴を学んでおしゃれに見せるコツをマスターしましょう

「家を建てるなら、おしゃれで開放感のある空間が作りたい！」
「モダンなインテリアの家に暮らしたい」

このような方におすすめなのが、最近人気の「リビング階段」です。
明るく開放的なリビングになるうえ、特徴を活かせばさらに洗練された空間が作れます。

この記事では、リビング階段をもっとおしゃれに見せるコツをご紹介します。
メリット・デメリットも解説しているので、お家づくりの参考にしてみてください。

広く開放的なリビングが作れる

リビング階段があると、空間に開放感が生まれます。

一般的な住宅の階段でも、頭上が吹き抜けになっている構造が多いです。
リビングそのものも吹きぬけであれば、さらに広く開放的な空間に。

採光も増えるため、明るく気持ちのいいリビングを作れます。

コミュニケーションが増える

リビング階段は、家族間のコミュニケーション増加につながります。

リビング階段があると、1階・2階の行き来には必ずリビングを通ります。

学業・仕事の関係でなかなかまとまった時間がとれない家庭でも、「いってらっしゃい」や「ただいま」など小さなコミュニケーションを重ねることが可能です。

家族が何をしているか把握しやすい

リビング階段があると、生活導線の多くがリビングを経由するため家族の動きが把握しやすいです。

特に子育て世代の方は、子供の外出・帰宅がわかると安心できるはず。
お互いの様子がわかりやすいため、家族がいる安心感にもつながります。

デザイン性が高い

リビング階段は、大きく2つのタイプに分かれます。

• ボックス：踏板と踏板をつなぐ「蹴り込み板」がある階段。箱を積み重ねたようなシルエットになる
• スケルトン：骨組みと踏板だけで作られた階段。採光が増えるうえ、洗練された印象になる

後ほど、リビング階段をさらにおしゃれに作るコツをご紹介します。

寒さ対策が必要

リビング階段があると、２階からの冷気も下に動くため1階部分が寒くなりやすいです。

寒さ対策には、リビング階段の少し手前を仕切ると効果的。
ロールスクリーンや仕切り戸などの設置がおすすめです。

また、ヒーターや電気カーペット・床暖房など、リビングの暖房設備を充実させると過ごしやすくなります。

音と臭いが気になる場合も

リビング階段があると、1階・2階の音や臭いが気になる場合があります。

来客の際に2階の物音が気になったり、リビングでの話し声が家族の個室まで聞こえたりすると気を遣いますよね。
また、キッチンの臭いが2階に充満することもあり得ます。

音・臭いの問題は、防音性の高いドアや床・壁、高性能の換気扇を導入すると改善されます。
家づくりの段階でぜひ検討してみてください。

小さい子供がいる場合は要注意

小さい子供はいるご家庭は、お子さんが階段で危険な遊びをしないかどうか注意が必要です。

スケルトン階段の場合、遊ぶうちに隙間から落ちてしまう可能性もあります。

リビング階段のサイドに強化ガラスを設置すると、インテリアを損なわずに安全性がアップできます。
スケルトン階段には、落下防止ネットをつけるのもおすすめです。

プライバシーが減少する

家族の外出・帰宅を把握しやすいのはリビング階段のメリットですが、「プライバシーが守られにくい」ともいえます。

両親に秘密をもちたい中高生のお子さんは、特に気にするかもしれません。
また、将来2世帯・3世帯で暮らした場合にも気になりますよね。

リビング階段を設置するかどうかは、家族設計や将来の計画などもしっかり考えたうえで決めるのがおすすめです。

リビング階段のメリット・デメリットとおしゃれに見せるコツをご紹介しました。

なんといっても、リビング階段のメリットは空間に開放感がうまれること。
家全体のポイントにもなり、スタイリッシュで洗練された雰囲気がつくれます。

現在と将来の家族について考えたうえで、ぜひリビング階段の設置を検討してみてください。