FAVORRIC編集者
2024-04-29
おしゃれな北欧インテリアの作り方!特徴やコーディネートのポイントを解説します
洗練されたセンスが光る北欧インテリア。スマートでおしゃれなお部屋作りに憧れる方は多いでしょう。木材を使った家具が多く、古くから木材の住宅や家具を使ってきた日本とは共通点があり、北欧インテリアは馴染みやすく感じます。
シンプルな中にも、さりげないアクセントが効いているデザインも多い北欧インテリアは、シンプルだからこそ使う方もセンスが問われるとも言えるでしょう。北欧インテリアを使ったおしゃれなお部屋作りのコツとは?北欧インテリアの特徴と一緒に、コーディネートのコツを解説します!
目次
- 北欧インテリアが人気の理由
- 北欧インテリアの特徴
- 北欧インテリアのコーディネートのポイント
- 北欧インテリアを上手にコーディネートして居心地のいい空間を
北欧インテリアが人気の理由
北欧インテリアとは、ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・アイスランドの5国でデザイン・制作されたインテリアのことを言います。北欧は極北で冬が長く、家で過ごすことが多かったことから「家の中で快適に過ごせるよう、飽きが来ないデザイン」として生まれたと言われています。今では様式を取り入れた北欧「風」インテリアとして、他の国でもデザイン・制作されています。
また、環境保護の意識も高く、2023年の『SDGs達成度世界ランキング』では、フィンランド・スウェーデン・デンマークが上位3位を独占しています。日々の生活の質を上げる、地球環境にも配慮する、仕事とプライベートのバランスを考え自分らしく暮らす。そういった意識が高い北欧の気風がインテリアにも表れていて、シンプルなのにスタイリッシュ、かつ機能的なところが北欧インテリアの人気の理由となっているのでしょう。
北欧インテリアの特徴
北欧風のお部屋を作りたいけれど、どんな風に作ればいいのか分からない……そんな方は、まずは北欧インテリアの特徴を知るところから始めましょう。
角がないウッド調
自然素材が好まれる北欧では、テーブルや椅子、棚やベッドといった大型のインテリアは、ウッド調のデザインの物が人気です。テーブルや椅子の盤面などは角が取られて丸くなっており、家具の脚も立方体よりも円柱形になっているものが多いのが特徴となっています。
角が丸くなっている理由は、体が当たって怪我をしたり、服を引っ掛けて傷を作ったりしないようにという細やかな配慮によるもので、触り心地も滑らかなものが多いです。
部屋が明るくなるカラー
極北に位置する北欧は、冬の間『極夜』という現象によりほぼ1日夜の暗さが続きます。明るくなっても、夜明け前のような薄明るい状態が数時間のみという状態になります。外は寒くて暗く、家の中に長く居るため少しでも部屋の中を明るくする工夫として、白やベージュ、アイボリー、ライトブラウンといったベースカラーに、暖色系や明度・彩度が高いカラーをインテリアに取り入れています。
シンプルなデザイン
機能性を重視する北欧インテリアのデザインは、あまりごてごてとした装飾を用いません。直線と曲線を駆使して木材や素材の使い方でデザイナーの個性を表現し、シンプルなのにスタイリッシュなデザインを作り上げているのが特徴です。
ロースタイルインテリア
北欧インテリアの家具は、ロースタイルのものが多いです。背が高い家具だと圧迫感を感じやすくなるため、家の中に居ることが多い北欧の生活の中でより居心地のいい空間作りの一環として、ロースタイルにすることで空間に広がりが出て、ゆったりと寛げる雰囲気づくりができます。
細い脚がついた家具
北欧インテリアの家具はロースタイルのものが多いですが、ベッドやソファなどは床に直置きするデザインではなく、細い脚がついて床から少し浮かせてあるデザインのものが多いです。こちらも機能性を考え、掃除がしやすいという利点があります。また、棚や椅子などにも共通していますが、脚を細くすることで空間の広がりを感じることができます。
北欧柄
お部屋のアクセントとして、北欧柄のファブリックインテリアを取り入れるのもおすすめです。ドット・ストライプ・チェックなどのシンプルな柄の他、幾何学模様、花・草木・動物などをパターン化した柄が特徴的です。
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北欧インテリアのコーディネートのポイント
北欧インテリアの特徴をご紹介しましたが、どのようにコーディネートすればおしゃれな北欧風のお部屋作りが実現できるでしょうか。北欧インテリアのコーディネートのポイントをご紹介します。
カラーコーディネート
お部屋作りにおけるカラーコーディネートは、ベースカラー7:メインカラー2.5:アクセントカラー0.5の割合にするのがきれいにまとめるコツと言われています。北欧インテリアのカラーコーディネートは、それぞれの要素をどのような配色にすればいいでしょうか。
項目 | カラーの詳細 |
---|---|
ベースカラー(7) | 壁や床、天井など一番面積が大きい部分。 白、ベージュ、アイボリー、淡いグレーなど明るいベーシックカラーがおすすめです。 |
メインカラー(2.5) | 大型家具やカーテン・ラグなど、ベースカラーの次に面積が大きなインテリア部分。 家具では無垢材でライトブラウン系、ファブリックインテリアではベーシックカラーや落ち着いたパステル調のアースカラーが合います。 |
アクセントカラー(0.5) | クッションや小物など、お部屋のアクセントになる部分。 濃いめのアースカラーや、植物のグリーンを取り入れてもいいですし、意外とビビットカラーを使ってもおしゃれです。 |
多色使いをするとポップなお部屋になってしまいます。北欧風のお部屋を目指す場合は、あまり色数を増やさず、賑やかな色味はアクセント程度に留めましょう。
素材
北欧では環境保護の意識が高く、また健康志向も高いです。そのため、インテリアでも自然素材が好まれる傾向にあります。家具はチークやオークといった無垢材、ファブリックインテリアはコットンやリネンなどが人気です。
照明
北欧風のお部屋では、日本のようにLEDライトでお部屋全体を明るく照らすという照明よりも、ペンダントライトやスタンドライトでスポット的に照らしたり、間接照明で優しく照らしたりして、温かみのあるお部屋を演出する照明が好まれています。暗く感じる場合には、テーブルライトなどで照明自体を増やすのが北欧風。
穏やかで居心地の良い空間づくりを照明でも演出する、細やかなところまでこだわりがあるのが北欧らしいですよね。シェードやスタンドライトなども、おしゃれな北欧テイストものが多くあるのでぜひこだわってみてください。
デザイン
北欧インテリアのデザインで気をつけるべきポイントは、「シンプル」と「機能性」です。家具は装飾のあるものは避け、細身の無垢材の物を選びましょう。ファブリックインテリアは、メインカラーは無地の落ち着いたアースカラーを用いて、小物類に北欧柄を取り入れるとまとめやすくなります。
インテリア選びで悩んでしまった場合は、北欧のインテリアメーカーのものから探すと間違いはありません。
観葉植物
自然素材が好まれるだけに、北欧インテリアには植物のグリーンもよく合います。植物を置くことで空間に暖かみが出ますし、お部屋のアクセントにもなるのでおすすめです。植物を育てるのは苦手と感じる方は、100均のイミテーショングリーンを飾るのもアリです。
北欧インテリアを上手にコーディネートして居心地のいい空間を
北欧インテリアは極限まで無駄を削り、けれども機能性をしっかりと追求したデザインとなっています。シンプルなのにどこか個性を感じるデザインは、自分というものをしっかり持って日々を大切に暮らす北欧の方たちの精神を感じさせます。だからこそ、北欧インテリアに私達も憧れてしまうのかもしれませんね。
おしゃれなだけでなく、居心地の良さも追求した北欧インテリアを上手にコーディネートし、おうち時間を充実させていきましょう。
「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外の写真家や画家のアート作品をデザインしたインテリア・ファッション雑貨を展開するブランドFAVORRIC(フェイバリック)。北欧インテリアでコーディネートされたお部屋にもマッチする、アートデザインのファブリックインテリアを豊富に取り揃えています。自然素材のシンプルな北欧家具のお部屋のアクセントに、アートはいかがでしょうか。
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北欧インテリア
おしゃれ
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