久野安依子
Aiko Kuno
生きるうえでの絶えない感謝のような想いをもって絵を描いています。
自然の一部分としてのみずからの身体、心を即興的な感覚で絵肌に反映し、重力感の抜けるようなバランスや、光の機微を感じられる着地点を模索しつつ制作をしています。
白を基調とする鮮やかな色彩に、木炭等によるドローイングのニュアンスが特徴的な作品を多く描いています。
静岡県生まれ、大阪府在住
大阪芸術大学 美術学科 日本画コース卒業
芸術研究科絵画制作専攻 博士課程前期修了
主な個展
「心守りの庭」2009/京橋画廊
「ここは天国」2011/2kw gallery
「時間のない場所へ届ける唯一の方法」2013/galleryオスカー
「望郷の箱」2014/the common place
「花の音、空の香り」2017/ranbu
「野風」2019/osampo atrier&gallery
「依りそう」2023/cafe fouet゜
「I am」2023/gallery yolcha
「内なる植物」2023/Laugh & Peace Art Gallery
「The Internationalartworkshop」2011/デンマーク
「HAND MADE KOREA FAIR」2015/韓国
「ART!ART!OSAKA」2022/阪神百貨店
など、アーティストインレジデンス、コラボレーションイベント、展示会などに広く出展。
ライブペイントも行う。
62回女流画家協会展 クサカベ賞
2009年ニューアートZERO展 大賞
2022年OsakaIndecompe サロンモザイク賞、ホルベイン賞
など。
#くのあいこ #aikokuno
私の中の木
まっすぐに立つ
枯れることのない木。
190×110cmのキャンバス布にアクリル絵具、木炭等によって描かれています。
よすが
your homesickness is only yours.
私はとても自由で、
いつでも光る星をみることができます。
輪郭
混ざりあってゆく 世界との境界線
祈りになる前
祈っているという事を自覚する前にあるところに
もっとも純粋な願いがあるように感じています。
その道程を行ったり戻ったりしながらも自分の中にあるほんとうの気持ちを見つめ続けられたなら。そのような想いを持って描きました。
何層にも重ねた描線やピグメント、布のコラージュなどによるアッサンブラージュによって構成されています。