雑貨とファブリックが決め手!おしゃれな北欧インテリアの作り方
2022/7/13
北欧インテリアのシンプルであたたかみが感じられるスタイルは日本でも人気です。
しかし、北欧インテリアを目指そうとする人の中には、頭ではなんとなくイメージできても、実際には何が「北欧風」なのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、雑貨とファブリックをインテリアに取り入れることです。
北欧の人々は雑貨やファブリックをうまく使って、心地よい暮らしを実現しています。
まずは小さなところから北欧インテリアをはじめてみませんか?
【目次】
北欧のインテリアの特徴ナチュラルであたたかなベースカラー
雑貨で取り入れるアクセントカラー
ぬくもりを感じる天然木やファブリック製の家具
シンプルで機能的なキッチン
北欧インテリアに取り入れたい雑貨たち
バスケット
キャンドル
ヒンメリ
観葉植物
ペンダントライト
ファブリックパネル
オブジェ
食器
北欧インテリアにはぬくもりを感じるファブリックを
ブランケット
テーブルクロスとランチョンマット
北欧の暮らしに敬意をもってインテリアを楽しもう
北欧のインテリアの特徴
「北欧」とは、スウェーデン・フィンランド・ノルウェー・デンマークなど北ヨーロッパの国々のこと。
北欧の人々は、長く厳しい冬の大半を家の中で過ごすことから、心地よい空間を作るためにさまざまな工夫をしています。
目指すのは「ずっと過ごしたくなる、居心地のいい家」。
ここでは、北欧インテリアの特徴をみていきましょう。
ナチュラルであたたかなベースカラー
北欧インテリアは、ホワイトやベージュ、木目調など、ナチュラルであたたかなベースカラーであることが一般的です。
日本の住宅に多いブラウン系の床でも、ラグやベッドフレーム、飾り棚などをホワイト系でまとめることで、北欧の雰囲気を作り出すことができます。
雑貨で取り入れるアクセントカラー
北欧インテリアは、ベースはナチュラルカラーでまとめ、置物やクッションなどの雑貨でアクセントカラーを取り入れます。
アクセントカラーは、ビビッドカラー同士・パステルカラー同士といった具合に、色のトーンを合わせて統一感を出すことを意識しましょう。
ぬくもりを感じる天然木やファブリック製の家具
北欧インテリアの家具は、自然のぬくもりが感じられる天然木製のものや、ファブリック製のものであることがほとんど。
金属製のものは、その冷たい質感からあまり好まれないようです。
北欧家具に脚付きが多いのは、床暖房の熱から中のものを守るためといわれています。
シンプルで機能的なキッチン
キッチンにおいても、ベースはナチュラルカラーを選択します。
システムキッチンの戸の部分などに用いるサブカラーには、淡いブルーやグリーンを。
鍋などのアクセントカラーには、レッドやイエロー、グリーンなどポップなカラーを選び、遊び心をプラスします。
キッチン雑貨にもポップなものを取り入れれば、お料理が楽しくなりそうですね。
ミトン・鍋敷きセット It's time for a tea break
北欧インテリアに取り入れたい雑貨たち
「北欧インテリアに憧れているけど、何から手をつけていいかわからない」というときには、雑貨から始めて少しずつ自分好みのお部屋を作っていくことをおすすめします。
ここでは北欧インテリアにかかせない雑貨をご紹介します。
バスケット
ナチュラルな素材のバスケットは北欧インテリアでよくみられる雑貨のひとつ。
子供のおもちゃをまとめて入れたり、部屋着を入れておいたりといろいろな用途に使えて便利なアイテムです。
美しく編まれたバスケットは、部屋に置いて「見せるインテリア」としても楽しむことができます。
キャンドル
北欧・デンマークには「ヒュッゲ」という言葉があります。
ヒュッゲには、「心地よい」「楽しい」「陽気」などの意味があり、デンマークの人々が大切にしている価値観です。
ヒュッゲは暮らしに対する価値観でもあり、心地よい空間づくりにかかせないのがキャンドルです。
デンマークの家庭では部屋のあちこちにキャンドルが灯され、炎のゆらめきに心癒される時間を大切にしているのです。
ヒンメリ
ヒンメリはフィンランド伝統の、藁に糸を通して作られた八面体のオーナメントです。
フィンランドの冬は日照時間が短いため、祖先たちは日が長くなり始める冬至を盛大に祝いました。そのシンボルがヒンメリだったのです。
現代では、クリスマスシーズンや普段の食卓などにもヒンメリが飾られます。
ヒンメリはモビールのタイプやリース型、置き型などバリエーションも多いため、好みのものが見つかるでしょう。
観葉植物
ナチュラルな色合いの北欧インテリアには観葉植物のグリーンがよく映えます。
インパクトのある大きなものをひとつ置いたり、小さなものを複数置いたり、お部屋に合わせて選んでみてくださいね。
ペンダントライト
照明の光であたたかみを演出するのも、北欧インテリアの楽しみ方のひとつです。
北欧のペンダントライトは、デザイン性が高かったりシェードがファブリック製であったりと華やかなものが多いので、お部屋の主役となってくれるでしょう。
ペンダントライトはシーリングライトよりもやわらかな光のため、ライティングレールを取り付け、複数設置する場合も多いです。
ファブリックパネル
北欧インテリアには視覚的に楽しめる要素がたくさんあります。ファブリックパネルはその中のひとつ。
ファブリックパネルは、木などのパネルにファブリックを張り付けた額のないインテリアアートです。
北欧のファブリックは花や動物、幾何学模様など楽しい絵柄が多いため、ファブリックパネルを飾れば自然と明るい気持ちになれるでしょう。
オブジェ
北欧のオブジェは手作りのあたたかみとかわいい佇まいで、見る人を和ませてくれるものばかり。
スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンの陶器の動物オブジェや、スウェーデンで400年の歴史がある木製の民芸品「ダーラナホース」などが有名です。
飾る場所に合うものをチョイスしてください。
食器
前述のとおり、北欧のキッチンはシンプルなベースに雑貨でアクセントを加えます。
食器については、日常使いのシンプルなものからムーミンの絵柄のマグカップで有名な「アラビア」に代表される、洗練されたデザインものまで幅広く愛されています。
手作りのあたたかみが感じられるシンプルな食器は、どんなインテリアにもなじみます。
北欧インテリアにはぬくもりを感じるファブリックを
北欧インテリアにかかせないのが、ぬくもりを感じるファブリックです。
ここでは、北欧インテリアへのファブリックの取り入れ方をご紹介します。
ブランケット
ブランケットはからだを温めるだけでなく、インテリアとしても優秀なアイテム。
ソファや椅子に掛けておけば、インテリアの一部としてお部屋にぬくもりをプラスしてくれます。
クッションカバーと色や柄をリンクさせてコーディネートすることも可能。
お気に入りの組み合わせを見つけてくださいね。
テーブルクロスとランチョンマット
手軽にダイニングの雰囲気を変えるには、食卓にテーブルクロスやランチョンマットを敷くのがおすすめ。
それぞれ複数枚ずつ用意しておけば、気分に応じて色柄が変えられるほか、汚れたときの洗い替えにもできるため安心です。
北欧の暮らしに敬意をもってインテリアを楽しもう
北欧インテリアには、家で過ごす時間をよりよいものにするための工夫がたくさん。
北欧の豊かな自然を感じるようなナチュラルなベースに気持ちか明るくなるような雑貨やファブリックで遊び心をプラスします。
ヒュッゲやヒンメリなど、古くからの伝統を大切にするのも北欧インテリアにおいては大切なことです。
文化の歴史や背景を知ることで、より北欧インテリアに愛着をもつことができるでしょう。
まずは雑貨とファブリックから、自分のペースで北欧インテリアを楽しんでくださいね。