インテリアスタイルのデザインの選び方とスタイル別おすすめ雑貨
2023/2/7
インテリアスタイルとは、文化・時代・場所に由来する特徴的なインテリアのこと。まとまりのあるインテリアを目指すなら、どんなインテリアスタイルにするかを決めるのは非常に重要です。
とはいえ、「どのインテリアスタイルにするか決められない」と頭を抱える方も多いでしょう。多くのインテリアスタイルがあるので、悩んでしまいますよね。
そこで今回は、インテリアスタイルのデザイン一覧とインテリアテイストの決め方をご紹介します。
部屋のインテリアに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
◇本記事を読んで分かること
- インテリアスタイルの種類
- それぞれのインテリアに合う雑貨
- 部屋のテイストの決め方
インテリアスタイルの種類一覧
さまざまな種類があるインテリアスタイル。それぞれの特徴と、テイストに合うおすすめ雑貨を同時にご紹介します。
ナチュラルスタイル
ナチュラルスタイルは、自然でやわらかな印象のスタイル。木目調の家具を取り入れた、自然のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気が特徴です。
ファブリックは、麻やコットンなどの自然素材を採用しているものがぴったり。ひとくせ加えたいときは、アクセントに色味をいれたり鉄やガラスなどの異素材を組み合わせたりするのもおすすめです。
ナチュラルインテリアにおすすめの雑貨
左:クッションカバー45×45 | Garden 右:リネンマルチクロス | hazy
モダンスタイル
「現代的な」「今風の」を意味するモダン。機能的でシンプルなものを中心に取り入れた、スタイリッシュな雰囲気のインテリアスタイルです。
白や黒を中心にモノトーンで統一されているのが特徴。ガラスやステンレス、スチールなど無機質な素材を中心に、直線的なアイテムを取り入れているのがポイントです。アクセントカラーには原色がおすすめ。ワンランク上のインテリアに仕上がります。
モダンインテリアにおすすめの雑貨
左:クッションカバー45×45 | with ink 4 右:アートブランケット | with ink 5
北欧スタイル
北欧スタイルは、フィンランドやスウェーデンといった北欧地域が発祥のインテリアスタイル。あたたかみのある木製家具や、丸みを帯びた家具・雑貨を使用しているのが特徴です。
ファブリックには、綿や麻などの自然素材を取り入れるのがおすすめ。ホワイト・ベージュ・グレーなどのベースカラーにオレンジやくすんだグリーンをアクセントとして加えても北欧らしい雰囲気に仕上がります。
北欧インテリアにおすすめの雑貨
左:クッションカバー45×45 | Claw crane 右:リネンマルチクロス | ホント、ホント、ウソ
和風・ジャパニーズスタイル
日本古来の伝統様式を受け継いだのが和風・ジャパニーズスタイル。畳・ふすま・障子など日本家屋に昔から使われていた様式を取り入れた、落ち着きのある雰囲気のインテリアです。
古風な和風スタイルに現代的な洋風テイストをかけ合わせた、和モダン(ジャパニーズモダン)も人気を集めています。茶・白・黒・グレー・緑をベースに、日本らしいえんじ色や藍色を差し色として投入するのがおすすめです。
和風・ジャパニーズインテリアにおすすめの雑貨
左:リネンマルチクロス | 夏の音 右:クッションカバー45×45 | Orange and Blue in October
アメリカンヴィンテージスタイル
アメリカらしい大胆なインテリアに渋めの素材を取り入れた、かっこいい印象のアメリカンヴィンテージスタイル。レンガ調の壁に木材・革・鉄などの異素材を加え、レトロなアメリカンテイストに仕上げているのが特徴です。
黒をベースに、グレー・茶色・シルバーなどのカラーをミックス。シックにまとまった部屋にビビッドなデザインの雑貨がよく映えます。よりアメリカンテイストに仕上げたいときは、星条旗やロゴ入りのアイテムを取り入れてみてください。
アメリカンヴィンテージインテリアにおすすめの雑貨
左:クッションカバー45×45 | Overlap of paint(Mona Lisa) 右:アートブランケット | Pattern
インダストリアルスタイル
「工業的な」を意味するインダストリアル。スタイリッシュな雰囲気と機能性を備えたインテリアスタイルとして、近年人気を集めているテイストです。
コンクリートの壁やむき出しの配管、鉄材など、無骨で無機質な印象のデザインが多いのが特徴。色合いはダークトーンが多く使われています。やわらかな表情をプラスしたいときには、木目調の家具や観葉植物などであたたかみをプラスするのもおすすめです。
インダストリアルインテリアにおすすめの雑貨
左:リネンティータオル | Device 2017 右:クッションカバー45×45 | Resource 2017 | Bタイプ
クラシックスタイル
海外の映画やドラマで目にすることの多い、エレガントで高級感のあるテイストがクラシックスタイル。重厚感のある家具や装飾的なファブリックを使用した、優雅な印象が特徴です。
クラシカルな雰囲気を尊重したい方は、こげ茶や黒、濃紺などのダークカラーをベースに、エレガントさを求めたい方はホワイト系のカラーをベースにするのがおすすめ。昨今では、モダンテイストをかけ合わせた取り入れやすいモダンクラシックスタイルも注目を集めています。
クラシックインテリアにおすすめの雑貨
左:アートブランケット | Crossing no.2 右:クッションカバー45×45 | Regeneration Ⅰ - series 'Stills'
アジアンスタイル
バリ島・セブ島・プーケットなど、アジアのリゾート地を思わせるアジアンスタイル。リゾートホテルやヴィラのようなエスニックな雰囲気で、非日常空間が堪能できるのが魅力です。
アジアンスタイルは、木材やバンブー、ラタンを使った自然素材の家具や小物が多いのが特徴。開放感のある部屋を作るために、ローデザインの家具を選ぶのがおすすめです。アクセントカラーには、植物を想起させるグリーンや上品なパープルを取り入れるのがよいでしょう。
アジアンインテリアにおすすめの雑貨
右:クッションカバー45×45 | Daffodil 左:クッションカバー45×45 | Somethings
カントリースタイル
アメリカの古民家を思わせる、素朴であたたかな雰囲気が特徴のカントリースタイル。欧米の田舎に由来する、昔ながらの暮らしに着想を得たスタイルです。
オークやパインなどの木材や、リネン・コットン素材のファブリックなど自然素材をふんだんに使用しているのも特徴。ベースカラーには、白・ブラウン・ペールカラーがよく使われています。
カントリーインテリアにおすすめの雑貨
左:クッションカバー45×45 | Untitled 右:アートブランケット コットンブレンド | ちょうちょといぬ
インテリアスタイルの決め方
さまざまなインテリアスタイルをご紹介しましたが、好みのテイストは見つかったでしょうか?
「まだ決められない!」「どれもおしゃれで迷ってしまう」と頭を抱えている方は、次にご紹介するインテリアスタイルの決め方を参考にしてみてください。
ライフスタイルに合わせて選ぶ
居心地の良い部屋を作りたい方は、自身のライフスタイルに合わせたインテリアスタイルを選びましょう。
たとえば、「家族でゆっくり談笑したい」のであれば、あたたかみのある雰囲気のナチュラルインテリアや北欧インテリアがおすすめです。落ち着ける部屋にしたいのであれば、なじみ深い和風・ジャパニーズスタイルも良いでしょう。
一方、「仕事に没頭したい」と考えている方は、スタイリッシュで機能的なモダンスタイルやインダストリアルスタイルが適しています。
「友人や恋人を招きたくなる部屋」を作りたい方は、ポップでおしゃれなアメリカンヴィンテージスタイルやラグジュアリーなクラシックスタイルがぴったりです。部屋でどのように過ごしたいかを考えると、自分に合ったインテリアスタイルが見えてきます。
好みの色やデザインから考える
自分の好みからインテリアスタイルを決めるのも良いでしょう。
ダークトーンが好きな方は、モダンインテリアやアメリカンヴィンテージスタイルがおすすめ、白を基調としたカラーが好きな方はカントリースタイルやナチュラルスタイルが向いています。
デザインにも注目してみてください。キャッチーな柄やカラフルなイメージが好きな方は、アメリカンヴィンテージスタイルが向いています。
ラグジュアリーなデザインが好きな方はクラシカルスタイル、エスニックなデザインが好みの方はアジアンスタイルがぴったりです。
雑誌やSNSを参考に好きなイメージ写真を集める
雑誌やSNSにはおしゃれなインテリアがたくさんあります。特に、雑誌で取り扱っているインテリアはプロの監修が入っている場合が多く、インテリアにこだわりたい上級者さんにおすすめです。
多くのインテリアを見て好みのイメージ写真を集めてみると、自分が目指したい部屋のテイストが見えてきますよ。
好みのインテリアデザインを見つけよう
今回はインテリアスタイルの種類をご紹介しました。
インテリアスタイルは大きく分けると以下のような種類があります。
- ナチュラルスタイル
- モダンスタイル
- 北欧スタイル
- 和風・ジャパニーズスタイル
- アメリカンヴィンテージスタイル
- インダストリアルスタイル
- クラシックスタイル
- アジアンスタイル
- カントリースタイル
インテリアスタイルを決めるときは、ライフスタイルを見つめて好みの色やデザインを考えてみるのがおすすめです。部屋づくりの参考にしてみてくださいね。