FAVORRIC編集者
2024-12-21
賃貸でもインテリアをおしゃれに!手軽にできるインテリアのアイディアを紹介します!

SNSや雑誌で見かけるおしゃれなインテリアに、「こういうお部屋に住んでみたいな」と憧れている方も多いでしょう。
けれども、「今は賃貸暮らしだから…」と諦めていませんか?
賃貸のお部屋でも、理想のインテリアを叶える方法はきっとあるはず。
この記事では、賃貸でもできるおしゃれなインテリアのアイディアをご紹介します。
目次
- 賃貸のインテリアは原状復旧のしやすさを重視
- 賃貸でも手軽にできるおしゃれインテリアのアイディア
- 賃貸でも工夫次第でインテリアを楽しめる!
賃貸のインテリアは原状復旧のしやすさを重視

賃貸住宅のインテリアで何よりも重視したいのは、「原状復旧」のしやすさです。
原状復旧(回復)とは、お部屋を借りている間に借主の責任によって発生した天井・壁・床などの損傷を、借りる前の綺麗な状態に戻すこと。
元の状態に戻す費用として、賃貸契約を結んだときに支払うのが「敷金」です。
しかし、損傷が多いと敷金では足りず、追加で支払わなければならないケースもあります。
退去時の出費を抑えるためにも、賃貸住宅では原状復旧のしやすさを踏まえてインテリアを考えましょう。

ちなみに、国土交通省では原状復旧が必要かどうか判断するためのガイドラインを公開しています。
原状復旧の対象となる壁・床の損傷は、例えば次のようなものです。
- 釘やネジなどの大きめの差し穴
- キャスターつきの椅子による床の傷
- 雨ざらしとなったために傷んだ床
しかし、このガイドラインには法的拘束力はありません。
物件ごとの原状復旧の指針については、必ず契約書を確認してください。
賃貸でも手軽にできるおしゃれインテリアのアイディア

日本では、壁が白やベージュ・アイボリー、床はブラウンのフローリングという賃貸のお部屋が多いです。
飽きの来ないシンプルなカラーリングですが、どこか画一的な印象がありますよね。
家具や小物にこだわるだけではおしゃれに見えづらい…というお悩みも生まれがちです。
賃貸のお部屋でも手軽に試せる、おしゃれなインテリア作りのアイディアをご紹介します。

剥がせる壁紙でアクセントウォール
「アクセントウォール」とは、お部屋の壁のうち一部のみ異なる素材・色を取り入れて、インテリアにアクセントを加える方法です。
壁紙を使う場合は「アクセントクロス」とも呼ばれます。
先に述べたように、日本の賃貸住宅はどこか画一的な印象があります。
だからこそ、貼って剥がせる壁紙や壁紙シールを使って、お部屋の壁を一部分のみ違う色柄にしてみると驚くほど印象を変えられます。
元の壁紙が白やベージュ・アイボリーであれば、どのような色をアクセントウォールとして加えてもほどよく馴染み、空間を引き締めてくれるでしょう。

また、アクセントウォールを取り入れたスペースは、お部屋の中でも視線が集中する「フォーカルポイント」になります。
そのため、アクセントウォールの周りにお気に入りの小物やオブジェ・アート、ライトスタンドなどをディスプレイすると、おしゃれなインテリアに仕上がりやすいです。
「雑貨などは極力置かずに、シンプルにまとめたい」方は、テレビの後ろにアクセントクロスを貼るのがおすすめ。
本来視線が集まるスポットなので、アクセントウォールの効果も大きいです。
寝室ならベッドの枕側の壁を選ぶとよいでしょう。
近年は、貼って剝がせる壁紙や壁紙シールの色柄もさまざま。
鮮やかな色柄に加え、木目調や石積みのブロック柄、凹凸加工入りのタイル・レンガの柄など、理想のインテリアに合った壁紙を選べます。
面積が小さいアクセントウォールなら、派手な色柄の壁紙も気軽に取り入れられます。


天井照明は意外と手軽に交換可能
実は、天井照明は意外と簡単に交換できるもの。
賃貸のお部屋であっても、基本的に天井の金具に照明器具をはめるだけで交換できます。
お部屋の雰囲気やインテリアの洗練度合いがガラッと変えられる、おすすめの方法です。
一般的な賃貸住宅の天井照明は、次の2つです。
- シーリングライト:天井に直に取り付ける平たい照明
- ペンダントライト:コードで天井から吊るす照明
多くの場合、天井には照明器具を支えるフックと電源が一体化した「引掛けシーリング」が設置されています。
一般的な照明器具なら、引掛けシーリングに接続部分をはめて回すだけで取付完了です。

天井に「ライティングレール(ダクトレール)」が備え付けられている場合は、レール上の好きな場所にお好みの照明を取り付けられます。
引掛けシーリング用の照明器具も、アタッチメントを使えば設置可能です。
また、引掛けシーリングがあるお部屋でも「複数のライトをつけたい」「少しずらした位置にペンダントライトをつけたい」という場合もあるでしょう。
そのようなときは、「簡易式ライティングレール」を使うのがおすすめ。
天井に釘を打つことなく、ライティングレールを設置できます。

床の色に合わせてベースカラーをコーディネート
インテリアには、バランスよくおしゃれにまとまる「配色の黄金比」があります。
- 70% : ベースカラー(床・壁・天井などの内装)
- 25% : アソートカラー(大型家具の色)
- 5% : アクセントカラー(小物の色)
このうち70%を占める「ベースカラー」は、お部屋の印象を大きく左右するカラーリングの土台。
特に床色に着目すると、カラーコーディネートがおしゃれに決まりやすいです。

フローリングなら、ブラウンの色味を考えたうえでお好みのテイストに寄せましょう。
例えば、明るいブラウンのフローリングは、お部屋を広々と開放的な印象に見せてくれます。
しかし、もう少し落ち着いた雰囲気がお好みなら、ダークブラウンや深みのあるグリーンなど「自然の中にある暗めの色」をカーペットやラグに使うのがおすすめ。
また、アクセントウォールも空間を引き締めてくれます。
ダークブラウンのフローリングを「暗すぎる…」と感じるなら、華やかな柄やレンガ・タイル柄などのアクセントクロスを取り入れるのはいかがでしょうか。
落ちついたベージュや、反対に鮮やかなブルー、グリーンなどのラグもおすすめです。


アクセントカラーはポイントを絞って
配色の黄金比のうち、「アクセントカラー」はインテリアの引き立て役。
たった5%ながら、ポイントを絞って取り入れることでお部屋がぐっとおしゃれになります。
インテリア初心者さんなら、1つのアクセントカラーを複数の小物類で取り入れるのがおすすめ。
例えば、次のようなアイテムでアクセントカラーを取り入れてみましょう。
- クッションカバー
- チェアカバー
- ひざ掛け・ブランケット
- ベッドスロー
- 壁面装飾(写真やアート、ポスターなど)
クッションカバーや壁面装飾のように、同じアイテムを複数取り入れられるものは、異なる素材や柄、色味を組み合わせるとおしゃれ。
また、メインとなるアクセントカラーと似た色味を集めると、こなれた雰囲気が生まれます。

ウィンドウトリートメントで部屋全体の印象をコントロール
「ウィンドウトリートメント」とは、カーテンやブラインドなど窓周辺のアイテムの総称。
また、窓周りのインテリアコーディネートのことです。
カーテンの色柄を変えるだけでも、お部屋の印象は変わります。
例えば、ストライプのカーテンは天井を高く見せるのに効果的。
小さな柄やパターン、また淡い色のカーテンはお部屋を広く見せてくれます。

また、カーテンレールがあってもブラインドやロールスクリーンを設置することはできます。
横型ブラインドやロールスクリーンのように上下に開閉するものは、開放感の演出にぴったり。
重苦しさや閉塞感を感じる場合は、ぜひ取り入れてみてください。

小型の観葉植物でナチュラル感をプラス
インテリアのコーディネートに自信がない方は、観葉植物やフェイクグリーンを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
小さな観葉植物があるだけで、お部屋が引き締まった印象になります。
特に数年後に引っ越す可能性もある賃貸のお部屋では、大きくなりすぎない観葉植物がおすすめです。
観葉植物を選ぶ際は、次の3点に気をつけましょう。
- お部屋の陽当たりに適しているか
- 設置場所に合った形で育つかどうか
- 成長スピードが速すぎないか
植物は、陽射しに強いものや日陰を好むものなど、性質がさまざまです。
また、縦に伸びるものや横に広がるものなど、育ち方によっても置き場所が変わります。
お部屋やご自分のライフスタイルに合った観葉植物を選びましょう。
賃貸でも工夫次第でインテリアを楽しめる!
賃貸住宅でもおしゃれなインテリアを楽しむ方法をご紹介しました。
原状復旧義務や天井・壁・床の色など、確かに賃貸のお部屋には制約があります。
しかし、「制約があるから」とおしゃれなインテリアを諦めるのはもったいないです。
心からリラックスできる空間を作り上げるため、ぜひご紹介したアイディアを試してみてください。




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