FAVORRIC編集者

2025-12-03

インテリア小物を上手に使ってお部屋をもっとおしゃれに

目次

• 統一感をもたせるには？
• 統一感以外のおしゃれポイント
• まとめ

統一感をもたせるには？

小物づかいでおしゃれなインテリアを作るには、統一感がポイントです。
1つひとつの小物に部屋全体と共通した雰囲気があると、インテリアもまとまって見えます。

インテリアに統一感をもたせるため、小物を選ぶ際は次の5つのポイントを意識してみてください。

• テイスト
• カラー
• 素材感
• サイズ感
• 季節感

上記の中でいくつかの要素をリンクさせるように小物を選ぶと、自然と統一感が生まれます。
それぞれを詳しく解説します。

テイストを揃える

小物を購入する際は、取り入れたいお部屋の「インテリアテイスト」に合うかどうかを重視しましょう。

お部屋のテイストと異なるアイテムは、いくらおしゃれでも悪目立ちしてしまいます。

例えば、淡く柔らかな韓国インテリアのお部屋には、モダンなブラックアイアン製の小物だと異物感が強くなります。

特に、北欧インテリアやシンプルモダンのお部屋は、飾り気のない洗練された雰囲気が魅力。
異なるテイストの小物を投入すると一気に崩れてしまいます。

反対に、テイストが合っているとカラーや素材感・サイズ感が違ってもまとまりやすくなります。

テイストを揃えたうえで、そのほかの要素が異なるアイテムをいかにうまく組み合わせるかがインテリアコーディネートの面白さです。

小物を購入するときは、お部屋のテイストに合うかどうかしっかりシミュレーションするようにしましょう。
もしテイストが定まっていない場合は、SNSや雑誌・書籍でおしゃれなインテリアをたくさん見て、理想のお部屋をイメージしてみてください。

カラーを揃える

お部屋に使われているカラーの小物を選ぶと、インテリアによく馴染みます。
統一感を作りやすいため、小物の色選びにはこだわってください。

また、インテリアコーディネートの配色には「黄金比」があります。

• ベースカラー：70％→壁・床・建具など、部屋の大部分を占める色
• アソートカラー（メインカラー）：25％→家具や大型ファブリックの色
• アクセントカラー：5％→クッションや雑貨を使い、ポイントとして加える色

小物を使って取り入れることが多いアクセントカラーは、わずか5%。
その5%の中にさまざまな色があると、視線が散ってごちゃごちゃに見えてしまいます。

アクセントになる小物の色を統一すると、洗練された雰囲気を醸し出せます。

また、小物を選ぶ際は、家具やカーテン、ベッドカバーなど大型ファブリック類の色味や、お部屋のテイストに合う色味のものを選ぶとよいでしょう。
既にお部屋にある色の割合を増やして、アクセントカラーとして機能させるイメージです。

特におすすめなのは、お部屋の「主役」の家具に合わせること。

リビングであればソファやテーブル、寝室であればベッドやベッドカバーなど、その空間でひときわ存在感のある家具に合わせると、簡単に統一感を作れます。

素材感を揃える

同じ素材の小物が集まれば、自然と統一感が生まれます。

小物で取り入れていく素材は、2種類程度に絞っておくとよいでしょう。
色味が多少ばらばらでも、素材感が揃っているとまとまりやすいです。

ただし、素材感をすべて一緒にしてしまうと、単調すぎてつまらなく感じる可能性も。
メインとなる素材を2種類決めたうえで、バランスを取りながらほかの素材で遊びを加えてみてください。
お部屋のテイストが固まっていると、取り入れる素材も決まりやすいですよ。

サイズ感を揃える

置き場所が近い小物どうしは、サイズ感を揃えるとすっきりとして見えます。
飾り棚の同じ段、テレビ台や窓辺の片隅など、エリアごとにサイズ感が揃うようにディスプレイしましょう。

大きさが微妙に異なる場合は、大きいものを奥に、小さいものを手前に置くと自然なバランスを作れます。
クッションやぬいぐるみ・人形など、同じジャンルの小物が複数ある場合も同様です。

また、大きめの雑貨は部屋の下半分に、小さめのものは上半分に置くようにすると、見た目でも安定感があるディスプレイを作れます。

季節感を揃える

部屋の雰囲気や大型ファブリック類、または小物どうしの「季節感」が合っているかも重要です。
涼しげな設えの空間に、毛足の長いクッションやブランケットはミスマッチですよね。

季節感のあるアイテムは、実際の季節に合っているかどうかもポイント。
しょっちゅう変えるのは難しいかもしれませんが、小物の色味や素材でも季節感を演出できます。

統一感以外のおしゃれポイント

インテリアに小物を取り入れるときは、統一感と一緒に次の3つのポイントも意識して見てください。

• 置きすぎない
• 掃除をしやすく
• ストーリーやこだわりも大切に

それぞれを詳しく解説します。

暑すぎない

1つひとつはおしゃれな小物も、たくさんありすぎると部屋全体がごちゃごちゃに見えてしまいます。

小物類は置きすぎず、十分なスペースを確保できる程度に留めましょう。
「すこし物足りないかな？」と感じる程度が過ごしやすいです。

また、おしゃれなインテリアには「余白」が大事。
意識して何もないスペースを作ると、洗練された空気感が生まれます。

例えば、飾り棚にも段全体にまんべんなく小物を飾るのではなく、真ん中あたりに空白を作ったり片側だけに配置したりしてみてください。
インテリアにメリハリをつけると、おしゃれな雰囲気がぐっと高まります。

掃除をしやすく

せっかくインテリアを整えても、掃除ができずにほこりが溜まったり、小物に黒ずみ・シミができたりすると台無しになってしまいます。
お部屋に小物を取り入れるときは、「掃除やメンテナンスのしやすさ」も考えてみましょう。

例えば、おしゃれなトレイに小物を並べて飾ると、掃除の際も簡単に移動できます。
トレイを使ったディスプレイは、まとまりやすいのもポイントです。

また、ポスターやアートパネル、額装された写真などは、壁にかけるとほこりが溜まりにくいです。

床や棚を拭く際にも移動させる必要がないため、掃除がラクになります。
紐や小さなかご、リボンなどを使って、ほかの小物類を壁にかける方法を考えてみるのもよいでしょう。

さらに、小物そのもののメンテナンスのしやすさも大切です。

ガラスやステンレス、ウレタン塗装がほどこされた木材で作られた小物は、拭くのが簡単。 コットンやリネンも洗濯しやすいです。 ご自分が無理なく綺麗な状態を保てる小物を選ぶようにしましょう。

ストーリーやこだわりも大切に

インテリア小物にも「必然性」が感じられると、より素敵に見えます。
 
「おしゃれだから」「流行りだから」とむやみに集めるのではなく、セレクトにこだわりをもつようにしましょう。
自然と数が絞られるため、「テイストを揃える」「置き過ぎない」というポイントにもつながります。

ご自分が特に大切にしている品物や、趣味・好きなこと、憧れや価値観などを軸に小物を選んでみてください。

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