FAVORRIC編集者
2024-02-26
和室をおしゃれに!和モダンな和室の作り方
古くから日本で親しまれている和室は、落ち着きや日本らしさを感じられる空間です。
近年、和室をリビングや寝室など、様々な用途で活用する暮らし方が増えています。しかし、伝統的な和室は現代のライフスタイルに合わせにくい、すこし古くさいかも、と感じている方もいるでしょう。
そこで今回は、和室のメリットとデメリット、おしゃれな和モダンを作るコツをご紹介します。
和の趣を残しつつ、現代的かつスタイリッシュなモダンさをプラスすることで、おしゃれな和室空間を作りましょう。
目次
- 和室のメリットとデメリット
- おしゃれな和モダンを作るコツ
- 和とモダンの調和で落ち着きある理想の暮らしを
和室のメリットとデメリット
和室には、心地よい空間、多様な用途、優れた収納力、調湿効果など、多くの魅力的なメリットがあります。一方で、掃除の手間、バリアフリー、メンテナンス費用など、いくつかのデメリットもあります。
和室を検討する際には、これらのメリットとデメリットをよく理解した上で、あなたのライフスタイルに合うかどうか判断することが大切です。
和室のメリット
和室のメリットは
- 横になれる
- 用途が幅広い
- 収納スペースが広い
- 湿度を調整する効果
それぞれの暮らしにおけるメリットを紹介します。
横になれる
固いフローリングでは味わえない、リラックスして横になったときの落ち着き感は、和室のメリットの1つです。
畳の上で横になる時間は、日々の疲れを癒し、心身をリフレッシュする最高のひとときと言えるでしょう。
畳は柔らかく、肌触りが良い素材です。そのため、横になった時に体が優しく包み込まれるような感覚を味わえます。
また畳には、畳特有のい草の香りが漂います。 家の中に、自然を感じつつリラックスできる空間があることは、和室ならではのメリットです。
用途が幅広い
和室は、様々な用途で使用できる利便性もメリットの1つです。
- 来客時の宿泊
- 子供の遊び場
- くつろぎの空間
和室は、来客時の宿泊用に最適です。畳は柔らかく、肌触りが良いので、布団を敷けば、すぐに寝室として使うことができます。
また、畳は衝撃を吸収してくれるので、子供が転んでも怪我をしにくいというメリットがあります。
広いスペースを活かして、おもちゃや遊具を広げて遊ぶことができます。安心して子供を遊ばせられるスペースがあるのは、魅力に感じる方もいるでしょう。
和室に採用される畳は温かみがあり、リラックス効果を期待できます。テレビを見たり、読書をしたり、音楽を聴いたりなど、様々な楽しみ方ができるのも和室の特徴です。
収納スペースが広い
和室には、押入れをはじめ、床の間や床下収納など、様々な収納スペースが備えられていることが多いです。
特に押し入れのスペースを有効活用することで、部屋をすっきりと片付け、快適な空間を作れます。押入れ収納は、クローゼットと比較すると奥行きが広く、布団や季節家電、衣類など、様々なものを収納することができます。
最近では、可動棚や引き出し付きの押入れもあり、収納力と使い勝手を向上させることができます。
収納スペースが十分にあると、お部屋の片付けが楽になります。日々の快適な暮らしにも繋がる大切な要素です。
湿度を調整する効果
畳には、空気中の湿度を調整する機能が備わっており、湿度が高いときは湿気を吸収し、低いときは湿気を放出します。
四季のある日本の気候にマッチしており、湿度の高い夏は、湿気を吸収。逆に乾燥する冬では、湿気を放出してくれます。
日本で古くから採用される和室だからこそ、日本の環境にあった空間になっています。
和室のデメリット
和室のデメリットは
- 掃除に手間がかかる
- 高齢者に使いづらい
- 高齢者に使いづらい
それぞれが暮らしの面で、どのようなデメリットがあるか紹介します。
掃除に手間がかかる
和室のデメリットとして、掃除に手間がかかることが挙げられます。畳は目詰まりしやすく、こまめに掃除機をかけないと埃やダニが溜まってしまいます。
また、畳は水拭きで掃除してしまうと、水分を吸水しやすい特徴によりカビが生えやすくなります。水以外でも、汚れが染み付いてしまうと落とすのが難しいのが難点です。
高齢者に使いづらい
和室は、座椅子や座布団といった座面が低い家具がよく採用されます。座面が低いことにより、高齢者にとっては立ち座りが大変というデメリットがあります。
洋室であれば、ダイニングチェアやソファなど座面の高い家具を置けるため、和室での立ち座りがより大変に感じてしまいます。
メンテナンス費用が高価
畳は、使用していくうちに表面が擦り切れたり、傷んだりしてきます。そのため、定期的に畳表替えと呼ばれるメンテナンスを行う必要があります。
畳表替えは、畳の表面部分のみを張り替える作業です。費用は、畳の大きさや使用する材料によって異なりますが、一般的には1畳あたり3,000円~10.000円程度かかります。
畳は、表面だけでなく、内部の畳床も劣化していきます。畳床が劣化すると、畳が沈んだり、異臭が発生することもあります。そのため、畳表替えを2~3回行うごとに、畳床の交換を行う必要があります。畳床の交換は、畳表替えよりも費用が高く、1畳あたり3.000円~6.000円程度かかります。
おしゃれな和モダンを作るコツ
和モダンは、日本の伝統的な美しさを取り入れつつ、現代的な要素を取り入れたインテリアスタイルです。和モダンを作るには、いくつかのコツがあります。
- 和の伝統色や文様を活用する
- 木材や和紙など、自然素材を取り入れる
- 単純な直線や曲線を意識して使う
- ユニット畳でモダンな印象に
- リビングとの繋がりを意識する
コツを押さえることで誰でも、おしゃれな和モダンを作れるようになります。
和の伝統色や文様を活用する
和モダンを作るには、伝統色や文様を壁や床、家具、小物などに使用することでうまくコーディネートできます。
日本の伝統色は、自然や季節、生活様式などに由来する色が多く、落ち着いた雰囲気や奥深い味わいがあります。単調色になりやすい和室ですが、朱色や藍色など伝統的な色の壁紙を貼ることで、和の雰囲気を崩さずにおしゃれな和モダンを作れます。
家具や小物に和柄などの文様を取り入れると、和室がより華やかな空間になります。伝統的な和柄でも、色使いを現代風にアレンジすることで、モダンな雰囲気にできます。例えば、青海波柄を白とグレーのモノトーンで表現したり、市松模様を赤と黒のモダンな配色で取り入れたりすると、スタイリッシュな印象になります。
木材や和紙など、自然素材を取り入れる
和モダンな空間を作るには、木材や和紙などの自然素材を取り入れるのがおすすめです。自然素材は和室と相性が良く、温かみのある空間を演出できます。
代表的な自然素材には、木材や和紙、漆喰、珪藻土などがあります。 自然素材は、空間をおしゃれにするだけでなく、脱臭効果・調湿効果など機能面も魅力の1つです。
自然由来なので、体に優しくおしゃれで過ごしやすい暮らしを体感できます。
単純な直線や曲線を意識して使う
和モダンな空間を作るには、単純な直線や曲線を意識して使うことが重要です。
直線は、シャープでモダンな印象を与えます。壁や天井、床などに直線を取り入れることで、空間がすっきりとした印象になります。
一方で曲線は、柔らかく優しい印象を与えます。装飾や照明などに曲線を取り入れることで、空間を温かみのある印象にすることができます。
直線と曲線をバランス良く使うことで、和モダンな空間をより洗練された印象にすることができます。
モダンな雰囲気を強くしたい方は、直線を多く取り入れましょう。和の雰囲気を強くしたい方は、曲線を多く取り入れるようにそれぞれ詳しく解説します。のバランスを調整しましょう。
ユニット畳(置き畳)でモダンな印象に
ユニット畳は、和モダンな空間を作るのに最適なインテリアです。
ユニット畳とは、従来の畳とは異なり、縁がなくフローリングの上にも設置できる畳のことです。縁がないことで、空間をモダンな印象にしつつ、広く見せることもできます。また、様々な色や柄のユニット畳があるので、おしゃれ組み合わせを考えるのも楽しいかもしれません。
畳と違いメンテナンス費用を抑えられるメリットもあるため、コスト面からもおすすめできます。
リビングとの繋がりを意識する
リビングとの繋がりを意識することで、よりおしゃれな和モダン空間を作ることができます。
リビングのスタイルをモダンスタイルにし、和室も繋がりを意識して直線的な家具を取り入れることで、部屋全体を通しておしゃれにコーディネートできます。
リビングのスタイルをナチュラルスタイルにすれば、和室のもつ柔らかい印象と繋がりを意識した空間に演出できます。
和とモダンの調和で落ち着きある理想の暮らしを
和室は、柔らかく落ち着きある暮らしができる最高のリラックススペースです。しかし日本の伝統的なスタイルであるが故に、おしゃれにコーディネートすることは一工夫必要です。
伝統的な和室に直線的でスタイリッシュなモダンスタイルを取り入れることで、近代的でおしゃれな空間に演出できます。
おしゃれな和モダンを作るコツを押さえて、あなたの和室もおしゃれで落ち着きある理想の空間にしてみましょう。
今回ご紹介したのは、「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外の写真家や画家のアート作品をデザインしたインテリア・ファッション雑貨を展開するブランドFAVORRIC(フェイバリック)。和室に映えるアクセントとして、お部屋を一層引き立てる魅力的なデザインのファブリックインテリアが幅広く揃っています。和室に華やかさを取り入れたいと考えている方には、理想のアイテムが必ず見つかるでしょう。
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和室
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