EnoR | KUMIKO TAMURA
Kumiko Tamura
1979年 長野県生まれ。
2003年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業後、渡英。Byam Shaw School of Art London在籍/修了。
2016年からは、自ら「EnoR (エノアール)」を設立し、ホテルやレストラン内のアートワークを手掛けるなど、より開かれた場に絵画を企画・提案することで活動の場を広げている。
ロンドンで幅広くアートを学び、帰国後も油絵・平面の可能性を広げながら、自然界の花や草木が作りだす独自の空間に魅了された作品を描き続ける。
近年は、自然に対し「どのように見るか」視点を変えることで、描きだされるものが見せる表情の違いを追い求め制作し、作品を展示する空間にもテーマを持たせ、「場」を意識した展示を重ねる。
※国内での個展のみならず、国内外のグループ展、海外アートフェアなど参加多数
SPECIAL MOVIE
作品細部/ Detail of artwork
制作プロセス/ Production Process
NEWS
- 2024.04.18
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- 先着100名様 宮嵜蘭オリジナルコースター
- 2024.04.18
FAVORRIC公式サイト限定プレゼント
2024年4月18日(木)~5月17日(金)の期間中FAVORRIC公式サイトでご購入いただいたお客様へプレゼント
先着100名様 宮嵜蘭オリジナルコースター
- 2023.05.10
- 新アイテム「マルチクロス」販売開始
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ART01
pop hokusai “Mt.Fuji spring 202001”
2020年制作
19×27.3㎝、
pigment print, oil on panel
今や世界中にファンを持つ浮世絵。特に北斎や広重の大胆な構図や図柄・影の表現を持たないことなど、その独特の色彩や構図は、ゴッホをはじめ19世紀後半のヨーロッパ美術や音楽を魅了し、多くの影響を与えたように、現代の私の心にもまた新鮮で強い影響をもたらします。
ロンドン留学時代から描き始めた「landscape シリーズ」の原点も、実は浮世絵の表現方法を取り入れたのが最初でした。ずっと頭の隅にあった制作アイデアを、“Dear Hokusai”から“Pop Hokusai”と題し、連想ゲームのように制作しました。少しの想像力を加えることで、目に映る風景は新たな魅力を持ち始めます。
あなたはどんな冨嶽三十六景を連想しますか?
Ukiyoe now has fans all over the world. In particular, the unique colors and compositions of Hokusai and Hiroshige, have a fresh and strong influence on my mind today, just as they fascinated Van Gogh and other European art and music of the late 19th century and had many other influences.
The idea of creating this work which has been in the back of my mind for a long time is a collaboration with my own landscape paintings. And I titled it 'Pop Hokusai' from 'Dear Hokusai', as if it were a game of association.
By adding a little imagination, the landscapes you see start to take on a new charm.
What landscapes do you associate with?
2015
81 x 65 x 2.5 cm/ 31.9 x 25.6 x 1 in
acrylics, canvas
ART02
greenscape “kyusyu scenery 202101”
2021年制作
15.8×45.5㎝
acrylic on canvas
その土地の色、匂いなど、山や樹々がつくりだす特有の形によって風景の輪郭がつくられる。私たちを広く包み込み感情を揺らす緑の風景を、緩やかな曲線を重ねながらキャンバスの中に描き出したいと制作しました。
The outline of the landscape is created by the peculiar shapes created by the mountains and trees, including the colors and smells of the land.
I would like to depict the green landscapes that embrace us broadly and move us emotionally in the canvas, overlapping gentle curves.
2022
60.6 x 72.7 x 2 cm/ 23.8 x 28.6 x 0.8 in
Acrylics on canvas
ART03
Decipher 14
2018年制作
27.3×22㎝
oil on canvas
Decipher 読み解く・判読する
花や、木々のカタチは美しい。目に見える形だけでなく、目に映る印象としての線や色を読み解いてキャンバスに描きうつす。
それは瞬に、筆のストロークに置き換えられ、余白の白が光になる。見えているカタチだけを追うのではなく、そこに息づいているひとつ存在が醸し出す色や温度を読み解くように塗り重ねられていく作品。
Decipher
The shapes of trees and flowers are beautiful.
The artist deciphers not only the visible shapes, but also the lines and colors as impressions reflected in the eye, and paints them onto the canvas.
In an instant, they become brushstrokes and the white of the margins becomes light.
The paintings are painted over and over, as if deciphering the colors and temperatures that emerge as something that lives and breathes there, rather than following only the shapes that can be seen.
2020
38 x 55 x 2.2cm/ 19H x 21.5W x 0.9 in
Acrylics on canvas
ART04
Decipher 202108
2021年制作
45.5×38㎝
oil on canvas
Decipher 読み解く・判読する
花や、木々のカタチは美しい。目に見える形だけでなく、目に映る印象としての線や色を読み解いてキャンバスに描きうつす。
それは瞬に、筆のストロークに置き換えられ、余白の白が光になる。見えているカタチだけを追うのではなく、そこに息づいているひとつ存在が醸し出す色や温度を読み解くように塗り重ねられていく作品。
Decipher
The shapes of trees and flowers are beautiful.
The artist deciphers not only the visible shapes, but also the lines and colors as impressions reflected in the eye, and paints them onto the canvas.
In an instant, they become brushstrokes and the white of the margins becomes light.
The paintings are painted over and over, as if deciphering the colors and temperatures that emerge as something that lives and breathes there, rather than following only the shapes that can be seen.
2020
38 x 55 x 2.2cm/ 19H x 21.5W x 0.9 in
Acrylics on canvas
PROFILE
EnoR | KUMIKO TAMURA(Kumiko Tamura)
1979年 長野県生まれ。
2003年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業後、渡英。Byam Shaw School of Art London在籍/修了。
青山塾にてイラストレーションを学ぶ
2016年からは、自ら「EnoR (エノアール)」を設立し、ホテルやレストラン内のアートワークを手掛けるなど、より開かれた場に絵画を企画・提案することで活動の場を広げている。
ロンドンで幅広くアートを学び、帰国後も油絵・平面の可能性を広げながら、自然界の花や草木が作りだす独自の空間に魅了された作品を描き続ける。
近年は、自然に対し「どのように見るか」視点を変えることで、描きだされるものが見せる表情の違いを追い求め制作し、作品を展示する空間にもテーマを持たせ、「場」を意識した展示を重ねる。
※国内での個展のみならず、国内外のグループ展、海外アートフェアなど参加多数
写真展
- 2019
- A DAY IN THE LIFE
- 2023
- 夢うつつ
写真集 / ZINE
- 2018
- I'll See You Before Sunset
- 2019
- 超旋風
- A DAY IN THE LIFE
- 2020
- 目を閉じても見えるもの
- 2022
- 喫茶よりみち
- 2023
- Out of the Quiet (Published by 0.08imprints)
INTERVIEW
INTERVIEW
- ご自身のアート活動について、普段どのような創作活動をされているかを教えてください。
-
主にクレヨンと色鉛筆を使って制作しています。写真を見ながら描くことが多いです。私の意図しないところでクレヨンの色が混ざってできる模様や、色の重なりが好きです。
- 作品を創作する上で大切にされていること、思いなどを教えてください。
- 自分の手に届く範囲の体験したことや見たもの、食べたものを描きたいと思っています。働いて食べて寝る、なにもない普通の毎日こそが幸せだと忘れないように、自分のためになぞって、ゆっくりとハッピーを循環させています。
- 影響を受けた人物、作品がありましたら教えてください。
- 絵を描き始めた頃から猪熊弦一郎やアンリマティスが大好きです。もっと幼い頃に遡ると、母や祖父母が愛用していたヨーガンレールにも影響を受けていた気がします。服に施された刺繍の柄、石の模様、木や貝殻でできたアクセサリーの形や質感がとても好きでした。幼い頃住んでいた家の廊下に、レールさんのイラストが端から端まで飾られていたのが印象的でよく覚えています。
- FAVORRIC提供作品の中でご自身の代表的な作品を紹介してください。
-
「ふつうの暮らし」です。
Q2でも書いたように、私はなにもない毎日を大切にしたいと思っているのですが、フルーツ、ワイン、お花の組み合わせは、「私的!暮らしに添えられていたらより良いよね!」スパイス3点です(笑)
- FAVORRICに参加いただいた理由と参加した印象を教えてください。
- 自分の絵が布に落とし込まれることがとても嬉しいです。特にコットンブランケットは限られた色や表現になるので、完成までとてもワクワクしていました!糸の色を選ぶのが楽しかったです。とっても可愛い織りになってイチオシの商品です!
- 今後の活動についての展望を教えてください。
- ファッションビルのイラスト、本の装画のお仕事をできるようになりたいです。絵本も作ってみたいです!
Artist List
前田裕
Namiko Kitaura
タカノカツラ
Chappy | 石部奈々美
名雪晶子
kotohari | 藤丸枝里子
生地史子
おくまゆみ
Jun Yasui
岡本寿
千野六久
宇賀神拓也
HIRAOKA SHOKO
前川侑子
山口聡一
真鍋由伽子
並木夏海
れのすか
村上生太郎
尾崎拓磨
しまむらひかり
岡本博紀
高橋梓
松本沙希
かけがわ惠
高橋生也
ヒロセリョウジ
EnoR | KUMIKO TAMURA
高田昌耶
内田亘
内田恵
久野安依子
村瀬都思
SAYO
岩水亜沙子(イワミズアサコ)
富田茜
前田豆コ
北嶋勇佑
東菜々美
millitsuka
Wei Hsuan
Hi there
田中紳次郎
Yui Korenaga
Futaba.
平野晶
mumea
片山高志
羽野瀬里
町山耕太郎
オタニじゅん
金本凜太朗
小林健太
山崎由紀子
田代敏朗
ワタミユ
松村咲希
フルフォード素馨
香月恵介
中村ころもち
新納翔
Gari Ortigosa
愛
宮嵜蘭
安藤瑠美
鎌田未波
岡村一輝
Inge Rylant