愛

ai

大分県出身の写真家

ロンドン在住時の２０１７年に古いカメラを購入し写真をはじめる。日常に潜む心ときめく瞬間を捉えた作品を得意とする。帰国後は日本国内を旅しながら、昭和から残る風景や喫茶店のシリーズを中心に撮影。2023年にはマンチェスターを拠点とする0.08imprintsより写真集「Out of the Quiet（静寂の中から）」を出版。

NEW 2024.02.28

SPECIAL MOVIE

作品細部/ Detail of artwork

制作プロセス/ Production Process

NEWS

2024.02.28: FAVORRIC公式サイト限定プレゼント（2024.2.28～3.26）
: 期間中FAVORRIC公式サイトでご購入いただいたお客様へプレゼント
: 先着100名様　愛（ai）オリジナルフォトハンドミラー

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2024.02.28

2023.05.10: 新アイテム「マルチクロス」販売開始
2023.05.10: 新アイテム「マルチクロス」販売開始

ART01

What's in a name?

“What's in a name? That which we call a rose by any other name would smell just as sweet.” - William Shakespeare

映画「ノッティングヒルの恋人」で有名なロンドンのノッティングヒルで撮影した黄色い薔薇。鮮やかなブルーにペイントされたお家の軒先に咲く黄色い薔薇は、カラフルな邸宅が並ぶ通りの中でも一際目を奪われました。この作品があなたの日常をぱっと照らしてくれますように。

2015
81 x 65 x 2.5 cm/ 31.9 x 25.6 x 1 in
acrylics, canvas

ART02

I Miss You

マドリードを歩いていたときのこと。視線を感じて上を見上げると物憂げな表情のわんこが外を眺めていました。誰かを待っていたのか、何かを考えていたのか、それともただの習慣なのか。今日もあの子は外を眺めているのかなとふと思い出します。

2022
60.6 x 72.7 x 2 cm/ 23.8 x 28.6 x 0.8 in
Acrylics on canvas

ART03

Your Space

二種類のタイル、宇宙船のようなドア、階段をのぼるように並べられた植木鉢。この家のように自分の好きなものを自由に表現していきたいあなたへ。

2020
38 x 55 x 2.2cm/ 19H x 21.5W x 0.9 in
Acrylics on canvas

ART04

A Gate

この港町ではよく霧がかかるので、仕事から帰ってきた漁師たちが見つけやすいように家がストライプに塗られている。海岸沿いから路地に入ったこの通りは美しいタイルで装飾された家が並んでいた。それぞれとても個性的で家主のセンスが光っている。ポストまで緑でセレクトされたこの家は、門をくぐると物語がはじまりそうな魅惑的な気配を漂わせていた。

2020
38 x 55 x 2.2cm/ 19H x 21.5W x 0.9 in
Acrylics on canvas

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PROFILE

愛(ai)

大分県出身の写真家

ロンドン在住時の２０１７年に古いカメラを購入し写真をはじめる。日常に潜む心ときめく瞬間を捉えた作品を得意とする。帰国後は日本国内を旅しながら、昭和から残る風景や喫茶店のシリーズを中心に撮影。2023年にはマンチェスターを拠点とする0.08imprintsより写真集「Outof the Quiet（静寂の中から）」を出版。

ai is a photographer based in Tokyo. Taking a photo became a part of her life in 2017 to record her life in London. Her work captures beautiful moments hidden in our everyday life. After coming back to Japan, she mainly takes street photography and portraits. Culture in the Showa era inspires her a lot, and recently she's been working on a series of old cafes in Japan. In 2023, she published a photobook 'Out of the Quiet' from 0.08imprints, a publisher based in Manchester.

写真展

2019: A DAY IN THE LIFE
2023: 夢うつつ

写真集 / ZINE

2018: I'll See You Before Sunset
2019: 超旋風
: A DAY IN THE LIFE
2020: 目を閉じても見えるもの
2022: DIARY
2023: 喫茶よりみち
: Out of the Quiet (Published by 0.08imprints)

INTERVIEW

ご自身のアート活動について、普段どのような創作活動をされているかを教えてください。: 日常や旅先を問わず、心ときめく瞬間を写真におさめるようにしています。作品は暗室でプリントしたり、ZINEや写真集として発表したりしています。

作品を創作する上で大切にされていること、思いなどを教えてください。: ポートレイトも風景写真も、こちらから演出を加えるのではなくありのままの姿がもつ美しさを写すことを大切にしています。

影響を受けた人物、作品がありましたら教えてください。

・江國香織さんの紡ぐ世界が大好きです。部屋のなかで聞く雨音が心地いいこと、電柱に斜めに寄り添っている黄色い「支線」が愛らしいということ。江國さんの作品を通して日常に潜むときめきとたくさん出会い、私が世界を見る眼はとても豊かになりました。

・Martin Parrの写真集「Real Food」が放つ魅力、ユーモアには強い衝撃を受けました。ロンドンの本屋さんで購入した思い出の1冊です。

FAVORRIC提供作品の中でご自身の代表的な作品を紹介してください。: What's in a name?
"What's in a name?"は初めて手にした一眼レフフィルムカメラで撮影した、最初のフィルムロールのうちの１枚です。露出の設定などもまだよく分からず、ただただ目を奪われたものを撮影したそのフィルムロールは撮ることの喜びに溢れていて、いつまでも大切な１本です。なかでも"What's in a name?"は初めての写真集の表紙にも使用した思い入れの強い作品です。

FAVORRICに参加いただいた理由と参加した印象を教えてください。: もともと伝統工芸品が好きで、南部鉄器・臼杵焼き・金細工など旅先で少しずつ集めていました。FAVORRICでは日本の職人さんが伝統技術を用いて商品を製作されていると伺い、迷わず参加を決めました。大量生産ではなく時間をかけて丁寧につくられるそのプロセスもとても美しいと感じています。