山﨑 愛彦
YAMAZAKI Yoshihiko
デジタルトランスフォーメーションが進む社会において、絵画をどのように考えることができるかを実践的に検証しています。近年は無名の個人がSNSでシェアする画像(綺麗な空や旅行先の風景や食事など)を、寿命以上に永く残せるような絵画として描く試みを行っています。タイトルの「8da0b6」は、自身が14年間使用しているSNSのIDであり、SNSに掲載した画像を元に広義の「自画像」を制作していることを示しています。
1994 札幌市生まれ 京都市在住
2016 札幌大谷大学 芸術学部 美術学科 造形表現領域 絵画分野
2020 北海道教育大学 大学院教育学研究科 教科教育専攻 美術専修(油彩画) 修了
現在、京都市立芸術大学美術研究科博士課程(版画)在籍中

SPECIAL MOVIE
作品細部/ Detail of artwork
制作プロセス/ Production Process
NEWS
- 2025.5.22
- FAVORRIC公式サイト限定プレゼント(2025.5.22~6.12)
- 期間中FAVORRIC公式サイトでご購入いただいたお客様へプレゼント
- 先着100名様
山﨑愛彦オリジナルA5リングノート

- 2025.5.22
FAVORRIC公式サイト限定プレゼント
2025年5月22日(木)~6月11日(水)の期間中FAVORRIC公式サイトでご購入いただいたお客様へプレゼント
先着100名様 山﨑愛彦オリジナルA5リングノート

- 2023.05.10
- 新アイテム「マルチクロス」販売開始
- 2023.05.10
- 新アイテム「マルチクロス」販売開始
ART01
8da0b6(Seian2)
滋賀県大津市にある成安造形大学敷地内の植物を3Dスキャンしたものがモデルになっています。
水色の線は、PCを操作するときのマウスカーソルの線です。スマートフォンやPCを操作する際の指の動きを表現しています。
2015
81 x 65 x 2.5 cm/ 31.9 x 25.6 x 1 in
acrylics, canvas

ART02
doodle drawing
PCを操作するときのマウスカーソルの線をモデルとして、ピンチアウト、スクロールなどのさまざまな動きを一枚の絵に凝縮しました。
戯れるような線ですが、毎日仕事をする際に使うような真面目な操作が詰まっています。
2022
60.6 x 72.7 x 2 cm/ 23.8 x 28.6 x 0.8 in
Acrylics on canvas

ART03
garden
庭園に咲いている花を描いた。手入れされた草木の中から大きな花がのぞく。
2020
38 x 55 x 2.2cm/ 19H x 21.5W x 0.9 in
Acrylics on canvas

ART04
bouquet
様々な種類の花で作られたブーケを描いた。白い花は暗闇の中で光っている。
2020
38 x 55 x 2.2cm/ 19H x 21.5W x 0.9 in
Acrylics on canvas

PROFILE
山﨑愛彦(YAMAZAKI Yoshihiko)
デジタルトランスフォーメーションが進む社会において、絵画をどのように考えることができるかを実践的に検証しています。近年は無名の個人がSNSでシェアする画像(綺麗な空や旅行先の風景や食事など)を、寿命以上に永く残せるような絵画として描く試みを行っています。タイトルの「8da0b6」は、自身が14年間使用しているSNSのIDであり、SNSに掲載した画像を元に広義の「自画像」を制作していることを示しています。
1994 札幌市生まれ 京都市在住
2016 札幌大谷大学 芸術学部 美術学科 造形表現領域 絵画分野
2020 北海道教育大学 大学院教育学研究科 教科教育専攻 美術専修(油彩画) 修了
現在、京都市立芸術大学美術研究科博士課程(版画)在籍中



主な個展
- 2023
- 「8da0b6」京都蔦屋書店 6F アートウォール(京都)
- 「HAPS KYOTO selection #2「山﨑愛彦」」HAPSオフィス1F (京都)
- 「ドアスコープとベーグル」ギャラリー門馬(札幌)
- 2021
- 「8da0b6(8da0b6)」kumagusuku(京都)
- 2020
- 「矢印の輪切りいくつか見る。」北海道文化財団アートスペース(札幌)
主なグループ展
- 2025
- 「Interim Show 博士課程有志展2025」 京都市立芸術大学(京都)
- 2024
- 「プリミティブ・コミュニケーションβ」SHUTL(東京)
- 「WALL SELECTION vol.3(鮫島ゆい/山﨑愛彦)」WALL_alternative(東京)
- 「scene 03 – LIKE A PUZZLE 佐藤 幸恵 / 山﨑 愛彦」JILL D’ART GALLERY(名古屋)
- 2023
- 「ホルベインスカラシップ成果展2023」N&A Art SITE(東京)
- 「NEWoMan YOKOHAMA × The Chain Museum Vo.6 「平面世界のレトリック」」NEWoMan YOKOHAMA(神奈川)
- 「WHAT CAFE EXHIBITION vol.24「ART IS …」」WHAT CAFE(東京)
- 2022
- 「The Layer, the layer」THE Third Gallery Aya(大阪)
- 「WALL SELECTION vol.3(鮫島ゆい/山﨑愛彦)」WALL_alternative(東京)
- 「てんかいするメソッド」成安造形大学キャンパスが美術館(滋賀)
その他
- 2024
- 日本美術家連盟「美術家のための支援事業」採択
- 2023
- Sapporo Stream Hotel 作品収蔵
- 2021
- 第34回ホルベイン・スカラシップ奨学生
- 2016
- 札幌大谷大学 大谷賞
INTERVIEW
INTERVIEW
- ご自身のアート活動について、普段どのような創作活動をされているかを教えてください。
-
私は、デジタル化が進む社会のなかで生まれる新たな視覚表現や視覚文化に着目し、伝統的なメディアである絵画と交わることで、どのような新しい表現が可能になるかを探っています。現在は、自身のSNSアカウントにアップロードした画像を素材とし、画像編集ソフトや版画技法を経て、絵画作品を制作しています。
- 作品を創作する上で大切にされていること、思いなどを教えてください。
- 一度SNSにアップロードした画像を描く行為には、自身の生活周辺をアーカイブするという意味合いがあります。過去に数年分の画像データが保存された外部記憶装置をクラッシュさせてしまった経験があり、それ以降、デジタルデータをアナログの媒体に残すことに強いこだわりを持つようになりました。
- 影響を受けた人物、作品がありましたら教えてください。
- ポール・セザンヌとディヴィッド・ホックニーに影響を受けています。
どちらも具体的な描画対象を持ちながら、絵画において「視るとは何か」を自問するような要素を内包しており、彼らの絵を見るたびに新たな発見をもたらしてくれます。
- FAVORRIC提供作品の中でご自身の代表的な作品を紹介してください。
- 「8da0b6 (Seian2)」は、私が4年間勤務していた職場に植えられていた観葉植物をモチーフに描いた作品です。「8da0b6」という文字は、フレンチグレイを示すカラーコードであり、私が14年間使用し続けているX(旧Twitter)アカウントのIDにもなっています。このアカウントに投稿した画像を描く行為は、広い意味で自画像を制作していることに近いと考えています。
- 今後の活動についての展望を教えてください
- まずは、現在いただいている展示機会に向けて、着実に制作を続けていきたいと考えています。今年は台湾と東京での個展を予定しています。
また、自身の作品に向き合うなかで、必ずしも自分のことをすべて自覚し、言語化できているわけではないことを認め、未だ言葉にできていない作品の要素を発見し、探究していきたいと考えています。
Artist List

前田裕

Namiko Kitaura

タカノカツラ

Chappy | 石部奈々美

名雪晶子

kotohari | 藤丸枝里子

生地史子

おくまゆみ

Jun Yasui

岡本寿

千野六久

宇賀神拓也

HIRAOKA SHOKO

前川侑子

山口聡一

真鍋由伽子

並木夏海

れのすか

村上生太郎

尾崎拓磨

しまむらひかり

岡本博紀

高橋梓

松本沙希

かけがわ惠

高橋生也

ヒロセリョウジ

EnoR | KUMIKO TAMURA

高田昌耶

内田亘

内田恵

久野安依子

村瀬都思

SAYO

岩水亜沙子(イワミズアサコ)

富田茜

前田豆コ

北嶋勇佑

東菜々美

millitsuka

Wei Hsuan

Hi there

田中紳次郎

Yui Korenaga

Futaba.

平野晶

mumea

片山高志

羽野瀬里

町山耕太郎

オタニじゅん

金本凜太朗

小林健太

山崎由紀子

田代敏朗

ワタミユ

松村咲希

フルフォード素馨

香月恵介

中村ころもち

新納翔

Gari Ortigosa

愛

宮嵜蘭

安藤瑠美

鎌田未波

岡村一輝

Inge Rylant

畑山太志

Sayaka Miyauchi

山﨑愛彦