FAVORRIC編集者
2024-03-29
ベランダをおしゃれに!アレンジの仕方や注意点を紹介
リゾートホテルやドラマ・映画で見かけるようなおしゃれなベランダに憧れるけれど、ごく一般的なマンションの狭い無機質な自宅のベランダの作りに、おしゃれなベランダを諦めている方も多いのではないでしょうか。
けれども、コロナ禍の影響でおうち時間の過ごし方を見直す風潮ができ、日本の一般的なマンションのベランダでも、理想の過ごし方ができるアレンジ方法が広く知られるようになってきました。ベランダをおしゃれにコーディネートする方法を紹介します!
目次
- ベランダをおしゃれにする方法
- ベランダをアレンジする際の注意点
- 安全に配慮し居心地の良いベランダ作りを
ベランダをおしゃれにする方法
殺風景に感じてしまうマンションのベランダを、どのようにコーディネートすればおしゃれにアレンジすることができるでしょうか。理想のおしゃれなベランダに変身させる方法を紹介していきましょう。
床をおしゃれに
ベランダの床は、コンクリートの上にウレタンで防水塗装をしただけなど、無骨で無機質な印象です。おしゃれなベランダにアレンジするなら、まずはウッドデッキ・人工芝・タイルなどの床材で元のベランダの床を隠すのがいいでしょう。それぞれの特徴を以下で説明します。
床材 | 特徴 |
---|---|
ウッドデッキ | コテージのような雰囲気を出すことができ、北欧風に憧れる方におすすめ。天然木だと水を吸って腐食しやすく、お手入れに手間がかかります。人工木だと素材感も出てお手入れがしやすいので使いやすいでしょう |
人工芝 | 庭のあるおうちに憧れる方は、人工芝で簡易的にお庭づくり体験ができます。ベランダでガーデニングしたい方は植物との相性もよく、外にペットやお子様と遊ぶスペースを作りたい方にもおすすめ。 |
タイル | プラスチック、樹脂、人工石など様々な素材があります。色のバリエーションも多いので、カラーコーディネートに凝りたい方におすすめです。ジョイント式になっているものも多いので扱いやすさはバツグンです。 |
床材については、デザインだけでなく水はけの良さや、掃除がしやすい素材を選ぶのが長く楽しむためのコツです。
柵をおしゃれに
マンションの場合、分譲だとしても景観を含めて手すりを勝手に交換することは禁止の場合が多いです。けれども、ステンレス製のシンプルな手すりをおしゃれにアレンジしたいと考える方は、柵にシートを貼ると印象をガラリと変えることができます。木製のガーデニングウォール、メッシュシートやおしゃれなファブリックシートなど、目指すテイストに合った素材のものを貼ると印象をガラリと変えることができます。
室外機をおしゃれに目隠し
室外機が目についてしまうと、ベランダは生活感が強くなってしまいます。ウッド系やステンレス製などの棚でおしゃれに目隠しすることで、ベランダの生活感を無くすことができます。また、室外機の上に棚板を作ることでプランターや洗濯用品などを置けますし、場所の有効利用にもなります。
室外機を覆うことで直射日光が当たるのを防ぐことができるので、節電にもなります。ただし、室外機は完全に覆ってしまうと熱発散ができず逆に電気代が高くなるため、柵状にするなど通気性が確保できる形状の棚にすることが大事です。
植物で緑あふれる空間に
防水塗装の床や壁、金属製の手すりや物干しなど無機質な印象のものが多いマンションのベランダには、ガーデニングや家庭菜園を取り入れると無機質な印象を和らげることができます。ガーデニング用のプランターは種類が多く、様々なインテリアテイストに合わせることができますし、お花や野菜・果物などで彩りを増やすこともできます。
とはいえ、ベランダで植物を育てるとなると虫が湧きやすくなります。防虫ネットでガーデンを覆うなどして、虫が寄ってくるのを防ぐ工夫をすると、ガーデンのお手入れも楽になります。
サンシェードや照明などの小物を活用
サンシェードとしてファブリックやすだれを活用することで、更におしゃれの幅を広げることができます。夏場の暑い時期には日除けになりますし、冬場には冷気避けにも利用できます。撥水性の高い素材であれば、ベランダをある程度雨風から保護することもできます。
また、ソーラーライトを利用したランタンなどの照明を置いて、ベランダをライトアップしバータイムを楽しむのもおしゃれですよね。サンシェードや照明などの小物を上手に活用することで、ベランダをおしゃれカフェのように演出することができます。
おしゃれと落下防止を両立して安全面も万全に
プランターを手すりの外に飾ってしまうと、風や地震などで落下して下にいる人に当たってしまう危険性があります。手すりの外側に物をぶら下げたり飾ったりを禁止しているマンションは多いです。
また、手すり付近に棚やテーブルセットなど台になるようなものを置くことで、上に子供や猫・犬などのペットが上がって手すりを乗り越えてしまう危険もあります。猫を飼っているお宅では、そのまま脱走してしまうこともあるでしょう。
ベランダをアレンジする際には、しっかりと落下防止や脱走防止の恐れも予想してレイアウトするようにしましょう。
ベランダをアレンジする際の注意点
ベランダをおしゃれにアレンジするコツを紹介しましたが、次はアレンジする際に気をつけるべき注意点を紹介します。
ご近所への配慮
ベランダはおうちの中とは違い、壁や窓などで空間が区切られているわけではありません。そのために、音や匂い、光などが遮られることなくご近所に影響を与えかねません。ベランダをアレンジする際には次のことに気をつけましょう。
・ベランダで騒がない
・喫煙や匂いの強い薬品を扱わない
・火気は扱わない
・多量の土や水を使うような植物は置かない
避難経路を妨害しない
マンションのベランダは専有エリアと思われがちですが、避難経路としても使われるために実は共有エリアとなっています。お隣のベランダとの間にあるパーテーションや、避難ハッチ・避難ハシゴの周辺は避難を妨げることになるため、物を置くことは消防法で禁止されています。避難経路を想定し、その周辺には大きな家具や小物、植物を置かないよう気をつけましょう。
排水溝を塞がない
床材を敷く時や、ガーデニング用のプランター、棚やテーブルセットなどでベランダをアレンジする際には、排水口を覆わないように注意してください。誤って塞いでしまうと、水が流れず下階に水漏れが起きたり、蒸れて臭気を発生させたりしてしまいます。水が流れやすいように、排水口周りは余裕を持たせてレイアウトするように心がけましょう。
掃除のしやすさに注意
物を増やせば増やすほど、掃除がしづらくなってしまいます。ベランダは屋根があっても雨風が吹き込むことを完全に防ぐことは難しく、部屋内よりも汚れやすいです。いざ掃除が必要になった際に、細々と物が置いてあるとどかす手間がかかってしまい、面倒くささから掃除がおろそかになってしまいがち。
おしゃれだけで選んでしまったケアがしづらい床材も、痛みが早くなりがちです。後々の掃除のしやすさを考慮して置くものを選ぶようにしましょう。
ベランダにおけるものおけないもの
ベランダをアレンジする際に気をつけなくてはいけないものとして、『消防法』と『建築基準法』があります。『消防法』では「避難経路周辺に避難の邪魔になるものは置いてはいけない」と定めており、『建築基準法』としては「耐荷重を超えて物を置くのは危険」ということを意識しなければなりません。
どちらも禁止事項として特定の物を指定してはいませんが、大きな倉庫、冷蔵庫やソファなどの大型家電・家具、スキー、ゴルフバッグ、自転車などは推奨されません。またマンションによって規約でベランダに置くものを名指しで禁止している場合があるので、まずは現在居住しているマンションの規約を確認するようにしましょう。
おしゃれなバルコニー作りのポイントを紹介
安全に配慮し居心地の良いベランダ作りを
ベランダは各家庭でアレンジしてもいいとはいえ、あくまで避難経路としての機能を備えた共用部であることを忘れてはいけません。有事の際に避難ができない、障害物に引っかかって転んで怪我をさせてしまうなどということがないように配慮が必要です。
けれども、安全に配慮さえしていれば自由にアレンジは可能です。憧れのおしゃれなバルコニーを実現させ、おうち時間を充実していきましょう!
今回ご紹介したのは、「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外の写真家や画家のアート作品をデザインしたインテリア・ファッション雑貨を展開するブランドFAVORRIC(フェイバリック)。ひとつあるだけで空間が華やぐ、素敵なデザインのファブリックインテリアが豊富に取り揃えられています。殺風景になりがちなベランダの彩りとして、アートを取り入れてみませんか?
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FAVORRIC編集者
Tags
ベランダ
おしゃれ
アレンジ
エクステリア
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