ファッションとしての日傘 ~快適な涼しい夏を過ごすためのおしゃれな日傘~
日本の夏の気温は年々上昇傾向にあり、猛暑日や熱帯夜の発生頻度も増加しています。
強い紫外線や熱中症を防ぐために、今、日傘が注目されています。
厚生労働省の調査によると、4,50代の女性の約半数が日傘を使用していて、若者の間でも利用率が高まっているそうです。
男性向けの日傘も増えてきていて、今後もさらなる普及が期待されています。
そんな大注目の日傘が、ファッションアイテムとしても活用され始めています。
今回は、おしゃれな日傘の魅力や選び方をご紹介していきます。
【目次】
- ファッションアイテムとしての日傘
- 日傘と服の合わせ方
- 日傘の選び方
- まとめ
ファッションアイテムとしての日傘
近年、日傘がファッションアイテムとして活用され始めていますが、日本では古くから日傘を美しさや品を加えるアイテムとして用いてきました。
例えば茶道では、自然光を取り入れつつ季節感を損なわないために、紫外線や熱が強くなる夏場には、日傘を使用して茶室内の温度を下げたり、茶器や畳などの日焼けを防いだりします。また華道では、日傘を花や植物と組み合わせて美しい空間を演出したりします。
つまり日本にはもともと、日傘を夏と涼しさを象徴する風流なアイテムとして使う伝統があったのです。
現代の日本では洋傘が入ってきたため、カジュアルな洋服とも合うカラフルな日傘が楽しまれています。
日傘と服の合わせ方
日傘をファッションアイテムとして取り入れる場合、服装との相性に注意が必要です。以下に、日傘と服装を合わせるポイントをいくつかご紹介します。
カジュアルなスタイルに合わせる
日傘は、カジュアルなスタイルに合わせるのがベターです。デニムやTシャツ、スニーカーなど、リラックス感のあるアイテムと合わせると、より自然な印象になります。
色合わせに注意する
日傘の色は、服装の色と合わせることで、より一層おしゃれに見せることができます。服装の色と同系色の日傘を選ぶと、全体的なバランスがとりやすくなります。また、コーディネートのポイントとして、差し色としての日傘を取り入れるのもおすすめです。
着物に合わせる
先ほど紹介したように、和服と和傘の相性は抜群です。日本の伝統衣装である着物に合わせる場合は、季節感を意識した柄や色の日傘を選ぶと、より華やかな印象になります。また、着物と同系色の日傘を選ぶと、より一層上品な雰囲気を演出することができます。
ビジネスシーンに合わせる
ビジネスシーンで日傘を使用する場合は、シンプルで落ち着いた色や柄のものを選ぶと良いでしょう。黒やネイビー、グレーなどの無地の日傘は、多くの場合合わせやすく、上品な印象を与えます。
以上のように、日傘と服装の合わせ方には様々なポイントがありますが、適切にコーディネートできれば、カジュアルからビジネスシーンまで様々な場面で活躍します。
また女性の方であれば、日傘を持つことで、女性らしい印象を与えることができます。特に、カラフルで華のある柄の日傘は、より女性らしさをアピールできます。一方で、シンプルで無地の日傘は、落ち着いた印象を与え、ビジネスシーンでも使いやすいとされています。自分のスタイルやファッションセンスに合わせて、日傘を取り入れてみてください。
日傘の選び方
①デザイン
▷日傘 | 晴雨兼用折りたたみ傘 | Too much glare
日傘のデザインには、様々な種類があります。以下に代表的なデザインをいくつか紹介します。
無地のシンプルなデザイン
無地の日傘は、シンプルで飽きのこないデザインなので、幅広い年齢層に人気があります。また、コーディネートに合わせやすく、ビジネスシーンでも使いやすいというメリットがあります。
花柄のデザイン
花柄の日傘は、女性らしく可愛らしい印象があります。季節感を表現したい場合や、カジュアルなコーディネートに合わせたい場合におすすめです。
グラデーションカラーのデザイン
グラデーションカラーの日傘は、色合いが美しく、オシャレな印象を与えます。日傘の先端部分から徐々に色が変わるデザインが多く、夏のファッションアイテムとして人気があります。
レースのデザイン
レースの日傘は、上品で華やかな印象があります。結婚式やパーティーなど、フォーマルな場にも合わせやすいです。
日傘のデザインは、自分の好みや用途に合わせて選ぶと良いでしょう。また、季節やコーディネートに合わせて複数持っておくのもおすすめです。
②素材
デザインだけでなく、素材も雰囲気にかかわります。それぞれ素材の違いを理解して、季節やシーンに合わせて選ぶことが大切です。
ポリエステル
軽量かつ耐久性があり、様々な柄がプリントされるため、幅広いデザインがあります。撥水性があるため、雨の日でも使用できます。
コットンサテン
上品な光沢感があり、洋風のデザインに合わせることができます。吸湿性に優れているため、夏場でも快適に使用できます。
ナイロン
軽くて丈夫で、撥水性があり、雨の日でも使用できます。また、折りたたみ式の日傘によく使用されます。
レース
女性らしい雰囲気を出すことができ、ドレスやフォーマルな場で使用するのに適しています。
和紙
軽くて風通しがよく、日焼け止め効果があります。和風のデザインに合わせるのに適していますが、雨や湿気に弱いため、使用後は乾かす必要があります。
③機能
デザインが好みでも、機能的でないと使う機会が減っていきます。以下に挙げるポイントに注意して選びましょう。
UVカット率
紫外線をカットする機能があるかどうかを確認し、カット率が高いものを選ぶと肌の日焼けやシミ予防に役立ちます。UVカット率は最低でも50%以上、できれば90%以上のものを選びましょう。
軽さ
持ち運びやすく、長時間使用しても疲れにくいように、軽量な素材の日傘を選ぶと便利です。目安としては、軽量のものが200グラム程度で、重めのものになると500グラム程度になります。また、外出先での使用を考える場合は、コンパクトに折りたためるものがおすすめです。
通気性
生地の通気性が良いものを選ぶと、蒸れずに快適に使用できます。
サイズ
自分の身長や体型に合わせて適切なサイズを選ぶと、より快適に使用することができます。直径が70cm程度から80cm程度のものが一般的な女性用のサイズとされています。紫外線を気にする方は、より大きなものを選びましょう。
防水加工
突然の雨にも対応できるよう、生地に防水加工が施された日傘を選ぶと安心です。
これらのポイントを考慮しながら、自分に合った機能性を備えた日傘を選びましょう。
まとめ
今回見ていただいたように、日傘には様々な種類があり、様々な服と合わせてファッションを楽しむことができます。ぜひこの記事を参考にして、自分の好みに合った商品を探してみてください。
最後に、筆者お勧めの日傘をご紹介します。
▷日傘 | 晴雨兼用折りたたみ傘 | Fragment Ⅱ - series 'Hydrangea'
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