インテリアに取り入れたいラグの魅力と選び方
ラグは、部屋の雰囲気を一変させることができるインテリアアイテムです。ラグは、床面に敷くことで部屋の印象や雰囲気を変え、快適な空間を演出します。さまざまな素材やデザインがあるラグは、自分の好みや部屋のテーマに合わせて選ぶことが大切です。今回は、インテリアに取り入れたいラグの種類や選び方、お手入れ方法について詳しくご紹介します。
【目次】
- ラグの種類
- ラグのサイズ選び
- ラグのカラー・デザイン選び
- ラグのお手入れ方法
- まとめ
ラグの種類
インテリアに取り入れるラグの種類は多岐にわたります。主な種類と特徴をご紹介します。
ウールラグ
ウールラグは、天然の羊毛を使ったラグで、保温性や耐久性に優れています。また、自然な風合いがあり、リラックスした雰囲気を演出できます。ただし、ウールは汚れが落ちにくいので、メンテナンスが必要です。
コットンラグ
コットンラグは、綿素材で作られており、吸湿性や通気性が良いのが特徴です。肌触りが良く、洗濯がしやすいため、お手入れも簡単です。また、デザインやカラーも豊富なため、インテリアに取り入れやすいです。
シャギーラグ
シャギーラグは、長い毛足が特徴のラグで、ふわふわとした触り心地が魅力です。足元が暖かくなるので、冬場におすすめです。ただし、毛足が長いため、掃除がしにくい点に注意が必要です。
ジュートラグ
ジュートラグは、天然のジュート繊維を使ったラグで、エコフレンドリーな素材が魅力です。耐久性があり、ナチュラルな雰囲気を演出できます。ただし、水に弱いため、湿気の多い場所には向いていません。
チェンイルラグ
チェンイルラグは、糸を織り込んで作られるラグで、光沢感と滑らかな触り心地が特徴です。デザイン性が高く、リビングや寝室などのインテリアに合わせやすいです。
これらの種類の中から、自分の好みや部屋のテーマ、使用目的に合わせて選ぶことが大切です。また、ラグのサイズやカラーも考慮して、インテリアとのバランスをとることがポイントです。
ラグのサイズ選び
ラグのサイズ選びは、部屋の広さや家具の配置によって大きく影響されます。適切なサイズのラグを選ぶことで、部屋全体のバランスが整い、快適な空間を演出できます。以下に、サイズ選びのポイントをいくつかご紹介します。
部屋の広さを考慮する
まずは、部屋の広さを測って、どの程度のサイズのラグが適切か把握しましょう。部屋が狭い場合は、小さめのラグを選んで圧迫感を避けることが大切です。逆に、広い部屋には大きめのラグを選ぶことで、空間を上手に使い、居心地の良い雰囲気を作り出すことができます。
家具の配置を考慮する
家具の配置に合わせてラグのサイズを選ぶことも重要です。例えば、ソファやテーブルを置くリビングルームでは、家具の足がすべてラグの上に乗るようなサイズを選ぶと、統一感が出ておしゃれな印象になります。一方で、部屋の中心にラグを置く場合は、家具とラグの境界が明確になるように、家具の足がラグに乗らないサイズを選ぶのがおすすめです。
ラグの形状を考慮する
ラグには様々な形状があります。長方形や正方形は一般的ですが、円形や楕円形のラグもあります。部屋の形状や家具の配置に合わせて、適切な形状のラグを選びましょう。例えば、円形のテーブルがある場合、円形のラグを選ぶとバランスが良くなります。
用途に応じてサイズを選ぶ
用途に応じて適切なサイズのラグを選ぶことも大切です。例えば、ベッドサイドに敷くラグは、足元がすっぽりと覆われる程度のサイズが適切です。また、玄関や廊下などの通路に敷くラグは、狭いスペースに合わせた長さや幅のラグを選びましょう。
ラグのカラー・デザイン選び
ラグのカラー・デザイン選びは、部屋の雰囲気や個性を大きく左右する要素です。適切なカラーやデザインを選ぶことで、空間が一気に華やかになったり、落ち着いた印象を与えることができます。以下に、カラー・デザイン選びのポイントをいくつかご紹介します。
部屋のカラースキームを考慮する
部屋全体のカラースキーム(配色)を考慮してラグのカラーを選ぶことが重要です。既存の家具や壁紙、床の色と調和するカラーを選ぶことで、統一感のある空間を作り出すことができます。モノトーンやベージュ系の色は、どんなインテリアにも合わせやすいので、無難な選択肢です。
アクセントカラーを取り入れる
部屋にアクセントカラーを取り入れることで、個性的で魅力的な空間を演出できます。既存のインテリアに合わせた、鮮やかなカラーのラグを選ぶことで、空間に動きやアクセントを与えることができます。ただし、アクセントカラーはあくまで「アクセント」なので、部屋全体のカラースキームとバランスを考慮して選びましょう。
デザインや柄にもこだわる
シンプルな無地のラグも素敵ですが、デザインや柄があるラグも魅力的です。幾何学模様やストライプ、フローラルなど、さまざまなデザインのラグがありますので、部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことが大切です。ただし、柄物のラグは部屋全体に影響を与えるので、他の家具やインテリアとのバランスを考慮しましょう。
素材や質感にも注目
ラグの素材や質感も、部屋の雰囲気に影響を与えます。ふかふかとしたシャギーラグや、さらりとした綿や麻のラグなど、素材や質感によって印象が大きく変わります。季節や部屋の用途、好みに合せて選びましょう。
ラグのお手入れ方法
インテリアのラグは、適切なお手入れを行うことで長持ちさせることができます。また、清潔に保つことで、部屋の環境も快適に保つことができます。以下に、ラグのお手入れ方法について詳しく説明します。
定期的な掃除機掛け
ラグにはホコリや髪の毛、ペットの毛などがたまりやすいので、定期的に掃除機をかけることが大切です。できるだけ毎日、掃除機をかけることで、ホコリがたまりにくくなります。また、掃除機をかける際は、ラグの繊維に優しいブラシを使用しましょう。
こまめな裏返しや叩き
こまめにラグを裏返しにして、叩くことで、ホコリやダニがたまりにくくなります。特に、ダニが気になる場合は、日光にあてて天日干しすると効果的です。ただし、色あせを防ぐために、直射日光を避けるか、干す時間を短くしましょう。
汚れが付いた場合の対処法
ラグに汚れが付いた場合、早めに対処することが大切です。固形の汚れは、すくうように取り除き、液体の汚れは、ティッシュやクロスで吸い取りましょう。その後、中性洗剤を薄めたぬるま湯で、汚れた部分を優しくこすって洗い、水分を吸い取った後、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
まとめ
今回見ていただいたように、ラグには様々な種類があり、おうちのインテリアをさらに素敵にすることができます。ぜひこの記事を参考にして、自分の好みに合った商品を探してみてください。
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