FAVORRIC編集者
2024-04-21
意外と知らない正しいカーテンの選び方。サイズ選びからカラーコーディネートまで詳細に解説します

カーテンは、お部屋の印象や快適性を大きく左右する大切なアイテムです。
しかし、カーテンを選ぶ際に何に気をつけたら良いか、分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カーテンの正しい選び方について解説します。
お部屋に合ったおしゃれなカーテンを選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- カーテンの種類
- 機能性を確認
- サイズの選び方
- ヒダの数で印象が変わる
- カラーコーディネートの仕方
- バランスを付ければ高級感アップ
- カーテンは機能とデザインの両方にこだわろう
カーテンの種類

カーテンは最も一般的な両開きのスタイルで、種類はドレープとレースの2種類に分けられます。
ここではそれぞれの特徴や役割について解説します。

ドレープカーテン
ドレープカーテンとは、厚地の生地を使い、ゆったりとしたヒダを持たせたスタイルのことです。
ファブリックのなめらかなウェーブが特徴で、高級感のある雰囲気を楽しめます。
いわゆる「カーテン」といえば、ドレープカーテンのことをイメージする人が多数です。
ドレープカーテンはお部屋側に取り付けるのが一般的。
そのため空間の印象を大きく左右するアイテムと言えるでしょう。
生地の質感や色など、インテリアの雰囲気に調和させて上手に取り入れると、上質な空間に仕上がります。

レースカーテン
レースカーテンとは、薄地の生地で作られたヒダのあるカーテンのことです。
お部屋に光や風を取り込みながら、外からの視線を遮る役割があります。
ドレープカーテンのみでは、閉鎖感が出てしまいがち。
薄くて繊細なレースカーテンがあることで、空間の雰囲気を柔らかくする効果も期待できるでしょう。
日中はレースカーテンで明るく、夜はドレープカーテンでしっかりプライバシーを守る。
といった使い分けができるのが特徴です。
機能性を確認

カーテンには機能性のある生地が多数存在します。
環境に合った生地を選べば、快適に過ごせるでしょう。
ここでは、カーテンの代表的な機能について解説します。

遮光
遮光カーテンは、外からの日差しを遮る役割のカーテンです。
日中でもお部屋を暗く保てるので、寝室やシアタールームなど、日差しを室内に取り入れたくないお部屋に適しています。
遮光カーテンを取り付けることによるメリットは4つ
・日差しの眩しさを軽減・・・朝日の眩しさで目覚めることが無いので、睡眠の質を向上できます。
また西日の差し込みが強いお部屋などにも最適です。
・プライバシーを守る・・・室内にいる人の動きが見えにくくなり、プライバシーを守ってくれます。
・紫外線をカット・・・日差しと併せて紫外線もカットし、肌だけでなく家具の日焼け防止も役立ちます。
・冷暖房効率を高める・・・厚地の生地は、日差しだけでなく夏の暑さを遮る効果も期待できます。
冷暖房効率を高めてお部屋を快適にしてくれるでしょう。
また、遮光生地には、一般社団法人日本インテリア協会の基準に沿って、遮光率別に等級分けがされています。
遮光率 | 特徴 |
---|---|
遮光1級
遮光率99.99%以上 | 人の顔の表情が識別できない |
遮光2級
遮光率99.80%以上、99.99%未満 | 人の顔や表情はわかる程度 |
遮光3級
遮光率99.40%以上、99.80%未満 | 人の表情はわかるが作業には暗いレベル |

遮熱
遮熱生地は、太陽の熱を反射して、室温の上昇を抑える役割があります。
繊維の中に金属を混ぜたり、生地にステンレスやアルミをコーティングしたりなど、特殊な技術が使われているのが特徴です。
遮熱機能はレース生地でも対応しており、日差しを取り入れながら熱だけ反射してくれます。
そのため、目線の気にならない高層マンションや、西日が強い窓などに取り付けると活躍するでしょう。
冷房効率を高まり、省エネにも繋がります。

防炎
防炎生地は、火がついても燃え広がりにくくなる加工を施した生地のことです。
火災の際に被害が大きくなるのは、カーテンやラグなど、布製品に燃え移ることが原因と言われています。
防炎カーテンであれば延焼を遅らせることができるので、非難できる可能性が高まるでしょう。
火災が発生した際に被害が出やすい建造物では、消防法で防炎カーテンの使用が義務づけられています。
高さ31M以上を超える高層建築物も対象のため、マンションにお住まいの方は防炎カーテンの義務があるか、確認してから購入してください。
防炎カーテンは、日本防炎協会によって行われる、防炎性能基準試験をクリア生地にのみ、《防炎ラベル》がつけられています。
購入の際にはラベルの有無をチェックすると良いでしょう。
サイズの選び方

窓の大きさはお部屋によって異なります。
サイズが合わないと、見た目も機能も損なわれてしまうため、窓に適したサイズを選びましょう。

掃き出し窓の場合
掃き出し窓に取り付けるカーテンは、床から0.5㎝~1㎝程、短くした長さにするのが基本です。
カーテンを開閉した際に、床にこすれないため、汚れや掃除がしやすくなります。
腰窓の場合
腰窓のカーテンは、窓から15㎝程長めに縫製すると良いでしょう。
窓枠に合わせると、光漏れや外気の影響を受けやすくなるため、おすすめできません。
また、窓枠が隠れることで、窓を大きく見せる効果も期待できます。
ヒダの数で印象が変わる

カーテンは、ヒダの数で見た目の印象が大きく変わります。
お部屋のスタイルや、好みによってぴったりのスタイルを選びましょう。

フラット
フラットカーテンは、ヒダが全くないフラットなシルエットが特徴です。
カーテンを閉めた時にすっきりした印象になるので、カジュアルなスタイルや、シンプルな空間に適しています。
無地の生地なら壁と一体化して、広々とした印象に。
柄物の生地なら複雑な模様でも美しく見せてくれるので、空間のアクセントになるでしょう。
1つ山ヒダ
1つ山は《ワンタックカーテン》とも呼ばれています。
レールに対して1.3~1.5倍の生地を使用した、緩やかなドレープを楽しめるのが特徴です。
小さくドレープをつけることで、カーテンを開けた時にきれいに畳まれて、おさまりが良くなります。

2つ山ヒダ
2つ山は、レールに対して1. 5倍ほどの生地を使用。
程よいボリューム感がある定番のスタイルです。
重さと軽さのバランスが良く、どのインテリアにもマッチするため、既製品で最も多く使われています。
3つ山ヒダ
3つ山はレールに対して2倍の生地を使用したスタイルです。
オーダーカーテンでは3つ山が一般的。ゆったりとしたボリュームのあるドレープが、優雅な印象を与えてくれます。
生地の重なりが多くなることで、遮熱や遮光などの機能性もアップするでしょう。
カラーコーディネートの仕方

面積の広いカーテンは空間に与える影響も大きくなります。
お部屋の雰囲気とマッチさせて、バランスのよいコーディネートを完成させましょう。
ここでは、カーテンのカラーコーディネートのポイントをご紹介します。

同色系でまとめる
カーテンは、ソファやラグなどの色と、同系色で合わせると失敗しません。
明るいベージュ系の空間なら、《アイボリー・ベージュ》
シックで落ち着いた雰囲気なら、《グレー・グレージュ》
など、空間全体のカラーを意識して、統一させる方法がおすすめです。

トーンを揃える
カーテンを選ぶ時は、家具の色のトーンを揃えるとバランスが良くなります。
トーンとは、色調のことで、明るさの《明度》と鮮やかさの《彩度》のバランスによって変化するのが特徴です。
例えば、パステルカラーが中心の空間に、ビビットやダークトーンのカーテンを掛けては、ちぐはぐな印象になってしまいます。
空間の中でさまざまなトーンが混ざらないように、合わせるようにしてください。

壁と一体化させる
カーテンを目立出せたくない方や、インテリアの模様替えを頻繁にする方は、壁と同じ色で揃える方法がおすすめです。
カーテンが壁と一体化するため、インテリアの色やデザインを変えても影響を与えません。
また、カーテンを閉めても空間の圧迫感が出ず、窓を大きく見せる効果も期待できるでしょう。
バランスを付ければ高級感アップ

バランスとは、カーテンの上部に着ける装飾のことで、カーテンレールを覆うように取り付けます。
バランスがあると、エレガントでゴージャスな雰囲気になるので、クラシカルなテイストが好みの方におすすめです。
空間の華やかさが格段にあがり、高級感のある雰囲気にしてくれるでしょう。
バランスはデザイン性だけでなく、カーテンの上部から入る光漏れを防ぐ役割もあります。
暗さを保ちたい寝室などに最適です

カーテンで新生活を彩る!引越しはカーテン交換のベストタイミング
カーテンは機能とデザインの両方にこだわろう
カーテンはデザインだけで選びがちですが、《スタイル・機能・カラー》の組み合わせが大切です。
機能面とデザイン面の両方にこだわることで、快適な生活をサポートしてくれるでしょう。
ぜひお部屋にぴったりのカーテンを選んで、お部屋に彩りを与えてみてください。
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