FAVORRIC編集者
2024-05-23
ダイニングキッチンとは?LDKとの違いや、おしゃれで豊かな食卓づくりのポイントを紹介します!
部屋の間取りでよく目にする《ダイニングキッチン》
しかしLDKと何が違うのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、ダイニングキッチンとLDKとの違いや、ダイニングのレイアウト術について解説します。
ダイニングキッチンをおしゃれで使いやすい空間にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- ダイニングキッチンとは?
- ダイニングキッチンレイアウトのポイント
- こだわりのダイニングキッチンで食事を楽しもう
ダイニングキッチンとは?
ダイニングキッチンとは、食事をするダイニングスペースと、調理をするキッチンが一体になったお部屋のことです。
日本では大正から昭和にかけて、ちゃぶ台を囲んで食事やくつろぎの時間を過ごすのが一般的でした。
ところが第二次世界大戦後の復興を乗り越えると、団地ブームが到来。
食べる部屋と寝る部屋を分けて過ごす「寝食分離」をテーマに、洋風のダイニングキッチンを取り入れた生活スタイルに移行していったと言われています。
LDKとDKの違い
LDKとDKにはそれぞれに特徴があります。
違いを把握して生活スタイルに合った間取りを選びましょう。
LDKの特徴
LDKとは、《リビング・ダイニング・キッチン》の3つのスペースを兼ね備えた空間のことです。
各部屋を仕切りで区分けせず、ひと続きにすることで開放的な空間を実現できます。
LDKのメリットは
・家族とのコミュニケーションを取りやすい
・開放感がある
という2点が特徴です。
LDKはリビング・ダイニング・キッチンが同じ空間にあることで、家族が別々のことをしていてもコミュニケーションを取りやすい間取りです。
家族の生活スタイルが違っていても、自然とリビングダイニングに人が集まり、会話が生まれやすくなります。
お子様がいる家庭では、キッチンからリビングとダイニングが見えるので、手が離せない調理中でも様子を確認しながら作業ができるでしょう。
また、LDKの間取りは開放感がある所も特徴です。
特に限られた平米数の場合はLDKにすることで閉鎖感を与えません。
仕切りのない空間は日差しが部屋の奥まで入り込み、広く明るく見せてくれます。
DKの特徴
DKはダイニングとキッチンが同じ部屋にあり、リビングスペースが分離されている間取りです。
ダイニングキッチンのメリットは
・空間にメリハリがでる
・パーソナルスペースを確保できる
・食事の匂いがリビングに広がりにくい
などが挙げられます
DKの間取りは、ダイニングキッチンとリビングが分かれているため、空間の使い方が明確になるのが特徴です。
ダイニングキッチンでゆっくり食事をして、食後にはリビングでくつろぐ。
というメリハリのある生活ができます。
また、パーソナルスペースを確保しやすい点もメリットです。
家族がいると生活スタイルが違うため、食事をとる時間がバラバラになることも多くあります。
空間が分かれていれば、リビングでくつろいでいる時に食器の音などの生活音が気になることもなく、それぞれの居場所を確保することが可能です。
また、食事の匂いがリビングまで広がりにくく、快適に過ごせます。
ダイニング・テーブルの選び方。長く大切に使うための選び方のコツを紹介します
ダイニングキッチンレイアウトのポイント
ダイニングキッチンのレイアウトは、ダイニングテーブルのサイズ選びが重要です。
キッチンの配置方法や広さによってもレイアウトのポイントが変わるので、お部屋に合ったデザインを選びましょう。
ここではダイニングキッチンのレイアウトのポイントを解説します。
ダイニングテーブルのレイアウト
ダイニングキッチンにダイニングテーブルをレイアウトする際は《サイズ・配置・デザイン》に注目して選びます。
選び方
ダイニングテーブルの選び方は、空間の広さやキッチンの配置によって変化します。
使用人数に合ったサイズと動線の確保を考慮して選びましょう。
~使用人数に合ったサイズ~
大人1人が食事をする際に必要なスペースは【幅60㎝×奥行40㎝】程度です。
使用する人数に合わせて適切なサイズを選んでください。
《ダイニングテーブルのサイズの目安》
・1~2人用:幅80~120㎝×奥行80~90㎝
・4人用:幅140~180㎝×奥行80~100㎝
・6人用:幅200~240㎝×奥行90~100㎝
来客が多い場合などは、最大で何人座るかを想定してサイズを決めていきます。
頻繁に来客が無い場合やスペースが限られるお部屋では、伸長式のテーブルがおすすめ。
必要な時だけ天板を拡張できるため、普段はスペースを取らずに使用できるのが特徴です。
~動線の確保~
ダイニングキッチンの広さに合わせて、動線をきちんと確保することも重要です。
立ち座りのしやすさや、キッチンからダイニングテーブルまでの移動がスムーズにできる大きさを配置してください。
《ダイニングテーブル周りに必要なスペースの目安》
・立ち座りに必要なスペース:テーブルから80㎝以上
・椅子に座っている人の後ろを通るスペース:ダイニングテーブルから100㎝以上
・ダイニングテーブル周りの通路:60㎝以上
4人以上座るテーブルの場合、短辺を壁に付けてレイアウトをすると、壁際にいる人は座っている人の後ろを通って出入りする必要があります。
立ち座りに必要なスペースだけでなく、人の動きを想定して窮屈にならないサイズを配置しましょう。
その他、ダイニングテーブル以外に食器棚や収納など、必要な家具はたくさんあります。
扉の開閉などに必要なスペースも考慮して、ゆとりを持ったレイアウトを心がけてください。
配置
キッチンの配置パターンは【壁付け配置・対面配置】の2種類が一般的です。
キッチンの配置によってテーブルのレイアウトを決めると良いでしょう。
《壁付け配置》
壁付け配置は、キッチンを壁向きに設置して、ダイニングに背を向ける形で調理をするスタイルです。
スペースが狭くても空間を有効活用できるため、ダイニングキッチンが6畳前後の場合に多く採用されています。
ダイニングテーブルは、キッチンで作業をするスペースを確保して配置しましょう。
調理などで必要なスペースは凡そ90㎝前後です。
ただし、キッチン回りで人が多くすれ違う場合は、100~120㎝程度スペースを持たせてください。
《対面配置》
対面配置は、ダイニングに対して対面に配置したオープンキッチンのスタイルで、8畳以上の比較的ゆとりのあるダイニングキッチンで使われています。
ダイニングの様子を見ながら料理ができるので、コミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
ダイニングテーブルの配置は、オープンキッチンにテーブルの短辺をつけるようにしてレイアウトする方法がおすすめ。
キッチンに背を向けないレイアウトは配膳や片付けがしやすく、対面キッチンの良さを発揮できます。
10畳以上のゆとりがあるダイニングキッチンなら、自由なレイアウトが可能です。
キッチンと平行に配置し、テーブル周りに空間を設けたレイアウトにすると、どこからでも出入りができる自由な動線を確保できます。
デザイン
ダイニングキッチンはスペースが限られていることが多く、閉鎖的な印象になりがちです。
そのため、ダイニングの家具は空間を広く見せてくれるデザインを選びましょう。
特にダイニングセットは、線が細めのすっきりしたフォルムがおすすめ。
椅子の背に抜け感のあるデザインを選ぶと、数脚置いても圧迫感を与えません。
また、ベンチタイプの椅子を選ぶのも一つの方法です。
背もたれが無い分、目線が抜けて見えるので開放的な印象にしてくれます。
その他、圧迫感を与えない素材や色を選ぶのもポイントです。
ガラスなどの透明感がある素材は、視覚的に軽やかに見えるため、大きいダイニングテーブルでも、圧迫感がなくレイアウトできるでしょう。
色合いは明るいトーンでまとめると、広く開放的な空間になります。
ホワイトやナチュラル系の色合いは膨張色と言って、大きい家具に取り入れる程、圧迫感を軽減できるのが特徴。
ダイニングテーブルやカーテンなどに明るいカラーを取り入れるだけで、実際のお部屋よりも広く見せてくれます。
こだわりのダイニングキッチンで食事を楽しもう
ダイニングキッチンは、LDKと比較して、各部屋の目的を明確にした間取りです。
ゆったり食事ができるので、家族団らんを楽しんだり、友人を呼んでパーティーをしたりなど、楽しみが広がります。
ダイニングキッチンは広さが限られる間取りも多いので、サイズや動線の確保を意識して家具を選ぶようにしてください。
圧迫感の無いデザインやカラーなら、空間を広く見せてくれるでしょう。
ぜひダイニングキッチンに合ったインテリアで、こだわりの空間を作ってみてください。
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インテリア
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