FAVORRIC編集者
2024-04-19
正しい枕の選び方。6つのポイントを紹介します!
睡眠は一日の約1/3を占めるからこそ、質を高めることが大切です。
「寝ても疲れが取れない」「肩がこる」「いびきが気になる」などといった悩みは、枕が合っていないことが原因かもしれません。
そこで今回は、正しい枕の選び方のポイントを6つご紹介します。
自分にぴったりの枕を選んで快適な睡眠を手に入れましょう。
目次
- POINT1:一番大切なのは「高さ」
- POINT2:仰向け寝?横向け寝?
- POINT3:枕の形状
- POINT4:枕の素材
- POINT5:枕の硬さ
- POINT6:枕の大きさ
- 自分に合った枕で、睡眠の質を向上させよう
POINT1:一番大切なのは「高さ」
枕を選ぶ時に最も重視したい点が「高さ」です。
高さが合わないと体の不調を引き起こしやすくなるため、慎重に選びましょう。
枕の適切な高さは、立った時の自然な姿勢を、横になった時に再現できる高さが理想とされています。
特に肩こりでお悩みの方は、高すぎる枕は避けるようにしてください。
高い枕は常に顎を引いた状態になるので、首筋の血行不良を起こし肩こりや首の痛みの原因に繋がります。
また、いびきをかく方も高さを重視して選ぶのがおすすめです。
枕が高いと喉を圧迫して気道が狭くなることで、いびきをかきやすい姿勢にしてしまいます。
逆に低い枕は口が開きやすくなり、口呼吸を誘発するため注意が必要です。
高めの枕は、横向きに眠る方や体格ががっしりした方、日常的に運動されている方に好まれる傾向で、比較的男性に人気があります。
一方、低めの枕は、華奢な体格の方に向いていて、女性やお子様に最適です。
ただし、枕の高さは好みも分かれるため、体とのフィット感を大切にしながら選ぶと失敗しません。
POINT2:仰向け寝?横向け寝?
枕は寝姿勢によっても選ぶ基準が変わります。
普段は仰向けなのか横向きなのか、眠りやすい姿勢に合わせて枕を選びましょう。
仰向け寝の場合
仰向けで眠る方は、首の骨が自然なS字を描く姿勢でキープできるものがベストです。
仰向けの場合、枕が合わないとさまざまな不調が現れやすくなります。
高すぎる枕だと肩こりやストレートネックなどを引きおこす原因に。
一方、低すぎると、頭痛やむくみが現れる可能性があるため、注意が必要です。
横向け寝の場合
横向きの場合は、寝た時に首の骨が曲がらない姿勢が最適です。
背骨から首がまっすぐになる高さを選びましょう。
横向きで寝る時は肩幅分の高さを考慮する必要があります。
仰向けよりも高さのある枕が必要になるので、ご自身の肩幅を意識して選ぶのがポイントです。
POINT3:枕の形状
枕にはさまざまな形状があり、好みに合わせて選べます。
寝姿勢やフィット感など、自分にピッタリの形状を選ぶと、安定した姿勢をキープできるでしょう。
ここでは枕の形状別に特徴をご紹介します。
一般的な長方形
枕の形状で最も一般的な形が、長方形です。
好みが分かれにくく、誰もが一度は使ったことのある形状のため、ホテルなどでもほとんどが長方形の枕を採用しています。
シンプルな見た目ですが、中に入れる素材や大きさによっても寝心地が変わるので、バリエーションが豊富に存在するのが特徴です。
首元安定型
首元安定型は、首のカーブに合わせてS字形に設計された枕です。
主に低反発素材で作られたデザインが多くなっています。
沈み込みすぎない適度な硬さがあるため、首の角度にフィットして自然な姿勢をキープできるでしょう。
横向き対応型
最近では横向きで眠る方に特化した枕が多数登場しています。
耳の圧迫感を軽減した窪みが付いていたり、高さ調整ができたりなど、体型に影響されやすい横向きでも、自分にぴったりの枕が見つかるでしょう。
オーダーメイドのような感覚で安定した寝姿勢を保てます。
POINT4:枕の素材
枕は素材によって、寝心地が大きく変化します。
硬さだけでなく、通気性やメンテナンス性などにも影響を与えるため、それぞれのメリットとデメリットを押さえておくことが大切です。
ここでは枕の素材の特徴について解説します。
ダウン
ダウンとは水鳥の羽毛部分を指し、一羽からごく少量しか取れない高級品です。
フェザーと言われる羽根部分と違い、芯が無くふわふわの綿毛のような質感が特徴。
たっぷりの空気を取り込んでふんわりと頭をホールドしてくれます。
保温性が高く通気性が良いので、冬は暖かく、夏の湿気が多い時期でも快適に使えるでしょう。
羽毛枕と羽根枕の違いは、ダウンとフェザーの比率です。
羽毛枕は、ダウンの比率が51%以上で、羽根枕はダウンの比率が50%以下の物で分類されます。
どちらも丸洗いはできないので、定期的に日陰干しをして、湿気を逃がすことが大切です。
ポリエステル
ポリエステルは人工繊維を綿状にした素材です。
ふわふわとした柔らかさと適度な弾力があるため、ボリューム感のある枕が好みの方に適しています。
長く使用しているうちに、へたりなどを感じる可能性がありますが、自宅で洗濯も出来るので、衛生的に使える所が魅力です。
パイプ
パイプはストローを切ったような筒状の中材です。
通気性に優れているため、ダニやカビなどの発生を大幅に軽減できます。
丸洗いも出来るので枕を清潔に使いたい方に適しているでしょう。
素材は主にプラスチックが中心のため、枕にごつごつとした硬さがありますが、耐久性が高く長持ちします。
そばがら
そばがらはその名の通りそばの殻を枕の中材に使用しています。
日本では昔から親しまれてきた枕で、現在でも一定の人気がある素材です。
通気性がよく吸湿性に優れているので、適度に熱を逃がしてくれる特徴があります。
ただし、湿度の高い時期には虫が湧く可能性があるため注意が必要です。
水洗いができない素材のため定期的に天日干しをして、乾燥させる必要があります。
POINT5:枕の硬さ
枕の硬さは、好みの違いが大きくでる部分です。
硬さは素材によって変化するため、実際にさまざまな素材を試して好みを選ぶと良いでしょう。
柔らかい寝心地が好みの方には、ダウンやポリエステルなどの素材がおすすめ。
寝姿勢に合わせて形が変わりやすく、フィット感が増すのが特徴です。
ふっくらとした柔らかさが、頭を包み込んでくれます。
硬めが好みの方には、パイプやそばがら、高反発枕などが良いでしょう。
しっかりと首と頭を支えてくれるので、寝返りもスムーズにできます。
特に首や肩に不調のある方に最適です。
POINT6:枕の大きさ
人は一晩で20~30回ほど寝返りを打つと言われています。
寝返りがスムーズに打てるサイズ感の枕を使用することで、質の高い睡眠に繋がるでしょう。
基本的には、中央に仰向けで寝た状態から、左右にゴロンと寝返りを打っても頭が落ちないサイズがベストです。
枕にもたくさんのサイズがあるので、一般的な大きさの特徴を解説します。
小さめサイズ【約50㎝×35㎝】
市販で販売されている枕の中でもやや小ぶりなサイズです。
小柄な体格の方や、枕にすっぽり包まれるのを好まない方に適しています。
寝返りを大きく打つ方にとっては、幅が足りない可能性があるでしょう。
普通サイズ【約63㎝×43㎝】
男女共に使える一般的なサイズの枕です。
長方形以外の形状でも、凡そ63㎝×43㎝を基準に作られています。
日本人の平均的な体格にマッチしているので、寝返りを打っても頭がはみ出てしまう事は少ないでしょう。
枕カバーの種類も豊富なデザインから選べます。
大きめサイズ【約70㎝×50㎝】
体格の大きい方や、頭をすっぽり包み込まれて眠りたい方におすすめのサイズです。
高級ホテルなどでよく使われているサイズで、ボリューム感があり、ゆったりとした寝心地が楽しめます。
寝返りをよく打つ方や、寝姿勢が安定しない方などに適しているでしょう。
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自分に合った枕で、睡眠の質を向上させよう
枕を選ぶ時は【高さ・寝姿勢・形状・素材・硬さ・大きさ】の6つのポイントが大切です。
自分に合った枕を使えば、睡眠の質が向上し、肩こりやいびきなどの体の不調も改善されるかもしれません。
枕選びは体格や寝方、好みなどによって選ぶ基準が変化するので、さまざまな種類の枕を試して、ぴったりな一つを見つけてみてください。
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インテリア
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