FAVORRIC編集者
2024-02-
インテリアとしての観葉植物:メリットや初心者向け観葉植物を紹介
おしゃれな部屋には欠かせない観葉植物。美しい見た目はもちろん、リラックス効果や空気の清浄効果も期待できる実用性にも優れています。本記事では、観葉植物を部屋に置くことのメリットや、初心者でも育てやすい観葉植物の種類、レイアウトのコツなどをご紹介します。ぜひ最後までチェックして、観葉植物のある暮らしを楽しんでくださいね。
目次
- 観葉植物をインテリアに置くメリット
- 初心者でも育てやすい観葉植物5種類
- 観葉植物のレイアウトのコツ
- 本物の植物の設置が難しい場合は?
観葉植物をインテリアに置くメリット
観葉植物には、リラックス効果や空気の清浄効果があります。その上、インテリアのアクセントとしても役割を果たす優れものです。
リラックス効果
観葉植物を部屋に置くメリットは、リラックス効果が高いことです。
観葉植物の緑色には、ストレス緩和や目の疲労回復、癒しの効果があります。香りにも「フィトンチッド」と呼ばれるリラックス効果のある成分が入っているため、香りを感じることでさらに心身を癒す効果が。さらに、観葉植物に使用される土の中にも、幸せホルモンの分泌に効果のある無害な微生物がいると言われています。
このように、心身を癒す効果が豊富にそろっていることが、観葉植物の大きな魅力です。
空気の清浄化
観葉植物には、空気を清浄にする効果があります。
植物は光合成をすることで、二酸化炭素を吸い酸素を放出。人の呼吸と逆の働きをするため、観葉植物を置くことで新鮮な空気を循環させることができます。
また、観葉植物の中には、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害物質を除去してくれるものも。自然の力で空気の清浄ができるのは、観葉植物ならではのメリットです。
お部屋のアクセントカラーに
観葉植物は、部屋のアクセントカラーとしても魅力を発揮します。
特に、モノトーンなインテリアやアースカラーをベースとした部屋に観葉植物を置くと、緑色がアクセントカラーとして映えるため一気におしゃれな印象に。現在のインテリアに物足りなさを感じている人は、観葉植物を取り入れることで満足のいく空間を演出できるかもしれません。
初心者でも育てやすい観葉植物5種類
観葉植物は種類が多く育て方もさまざま。初心者には、むずかしい管理を必要とせず簡単に育てられるものがおすすめです。ここからは、観葉植物の中でも特に育てやすい5種類をご紹介します。それぞれの特徴を把握して、好みに合った観葉植物を育ててみてくださいね。
ポトス
観葉植物の定番とも言えるポトス。金運の上がる縁起物としても人気の高い品種です。葉に個性的な斑の模様があるものが多く、置いてあるだけで部屋がパッと華やかになります。
ポトスを置くなら、直射日光が当たらない明るい場所が最適。水やりの目安は春夏なら2〜3日に1回、秋冬は週に1回が理想的です。土の表面が渇いていることを確認してから水をあげると上手に育ちます。葉が乾燥しているようであれば、霧吹きスプレーで直接葉に水をあげましょう。
また、ポトスはつるが伸びていく品種なので、プラントハンガーなどを使用し吊るして飾ると、こなれ感のあるおしゃれなインテリアとして活躍します。
サンスベリア(スネークプラント)
サンスベリアは、上にまっすぐ伸びるシャープなスタイルが印象的な観葉植物です。熱帯・亜熱帯の乾燥地に自生しているため、乾燥に強い性質を持っています。そのうえ日陰にも強いので、神経質にならずに気楽に育てたい人にうってつけ。
また、ホルムアルデヒドなどの有害物質を除去する効果が高く備わっているため、空気清浄効果を重視する人には特におすすめの品種です。
育てる際の注意点は、直射日光を避け、ほどよく日の当たる明るい場所に置くこと。エアコンの風が当たる場所は避けましょう。
水やりのタイミングは、春夏は土が乾燥した4〜5日後、秋は7〜10日後が目安です。冬は冬眠状態になるため、基本的に水やりは必要ありません。あたたかい部屋で育てている場合であっても、2ヶ月に1回程度で十分です。
ザミオクルカス(ZZプラント)
ザミオクルカスは、光沢感のあるきれいな葉が連なって育つ特徴的な観葉植物です。次々と新芽を出すので、育てる楽しみを味わいたい人にあっています。
育てる際のポイントは、直射日光が当たらない明るい場所に置くことと、温かい室温で育てること。ただし、暖房の風を直接浴びると乾燥につながるので注意が必要です。
水やりは、土が完全に乾いてからたっぷりとあげるのが理想的ですが、冬は成長のスピードが弱まるため、土が完全に渇いてから4〜5日後にあげましょう。
頻繁に水をやる必要がないので、初心者はもちろん、こまめな世話ができない忙しい人にも育てやすい品種です。
ペペロミア
ペペロミアは、コロンとした葉をつけるかわいい観葉植物です。成長してもサイズが大きく変わることはないので、卓上で手軽に楽しみたい人にもあっています。
暗すぎる場所は育ちにくいため、直射日光を避けた明るい場所で育てましょう。また、寒さに弱いので、冬は窓から離した方が安心です。
春夏の水やりは、土の表面が完全に乾いた後にたっぷりと行い、秋冬は土の表面が乾いてから4〜5日後が目安となります。乾燥で葉が傷まないよう、霧吹きスプレーで葉水をしてあげることも大切です。
フィロデンドロン
葉の形が個性的で、不思議な存在感を放つフィロデンドロン。インテリア性が高く、置くだけでセンスの良いおしゃれな空間を作れます。
春夏の水やりのポイントは、土の表面が乾いてからたっぷり与えること。秋からは徐々に頻度を減らし、冬は土の表面が乾いてから2〜3日後にあげると良いでしょう。
また、寒さに弱い性質を持っているため、冬は温かい環境が必須。 葉が乾燥するとハダニという害虫が寄生する可能性があるため、霧吹きスプレーでのこまめな葉水が必要です。
観葉植物のレイアウトのコツ
観葉植物には、主に3つの飾り方があります。ここからは観葉植物のレイアウトのコツをご紹介。ぜひ参考にして素敵な部屋作りに役立ててくださいね。
床に置く場合
観葉植物を床に置く場合は、80cm以上の大きいサイズがおすすめ。部屋の広い空間に無造作に置いてあるだけでもおしゃれに決まります。背の低さが気になる場合は、スツールを活用しましょう。
また、おしゃれに床に置くなら鉢選びも重要です。ホテルライクな部屋であれば陶器などの重厚感のある鉢がなじみます。スタイリッシュな印象にしたいときは細身の鉢、落ち着いた印象を与えたいときは幅のある鉢と、鉢の形やサイズで印象を大きく変えられるのも観葉植物を取り入れる醍醐味です。
初心者でも失敗しないレイアウトのコツは、目立つ色や部屋にない色の鉢を避けること。部屋全体になじむ色を意識すると、簡単に洗練された空間を作れます。ツヤの有無も印象を左右するので確認してみましょう。
鉢の下にキャスター付きの台を使用する場合は、キャスター部分が隠れているタイプを選ぶと生活感が軽減するのでおすすめです。
卓上に置く場合
卓上に観葉植物を置く場合は、デスクが圧迫されないように必要なスペースを確保した上で配置しましょう。背の低いコンパクトな品種を選ぶと、どこに置いても邪魔にならないので安心です。
また、コンパクトな観葉植物は、たくさん置いてもまとまりやすく、観葉植物の種類や鉢のデザインがバラバラでもインテリアとして活かされます。
実用的なコツは、パソコンなどの電子機器周りに置くこと。作業中の疲労回復や集中力の増加に役立つのでおすすめです。
吊るして設置
観葉植物を置く場所がない場合は、吊るして設置するハンギングという方法が最適です。普段は使わない空間をおしゃれに活用することで、圧迫感なく観葉植物を取り入れられます。
吊るす方法は、天井や壁にフックを設置したり、カーテンレールや突っ張り棒を利用したりとさまざま。ハシゴのように立てかけておけるウッドラダーを使用する方法もあります。
ハンキングは風通しが良いため、土が蒸れにくく根腐れ防止や害虫予防の効果も。一方で、乾燥しやすいので、エスキナンサスやリプサリスなどの乾燥に強い観葉植物を選ぶと安心です。さらに、つるが垂れ下がる品種であれば、こなれ感のあるおしゃれな部屋を楽しめます。
また、ハンギング用のプラントハンガーも部屋の印象を大きく変えるアイテムです。ナチュラルテイストには麻ヒモ、ホテルライクな部屋にはレザー調、無骨テイストには金属製など、部屋のテイストに合わせて選ぶとより満足度の高いインテリアに。
本物の植物の設置が難しい場合は?
観葉植物に興味がある人の中には、こまめな世話がむずかしいなどの理由で、本物の観葉植物の設置がむずかしい人もいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのがグリーンフェイクやボタニカルデザインのインテリアです。
グリーンフェイク
観葉植物の代用として最も優れているのは人工的に作られたグリーンフェイクです。一見本物にしか見えないリアルな作りのものが多く販売されています。
グリーンフェイクのメリットは、観葉植物のように緑色の癒し効果やリラックス効果が期待できながらも、枯らす心配や害虫を気にする必要がないこと。インテリア目的で観葉植物を取り入れたい人には魅力的なアイテムです。
ホコリなどのお手入れをすれば、きれいな状態を長く保てるのも大きなメリット。日当たりや乾燥を気にすることなく、好きなときに好きなところに配置できるのもグリーンフェイクの魅力です。
ボタニカルデザインのインテリア
簡単に観葉植物の緑を取り入れるのであれば、ボタニカルデザインのインテリアもおすすめ。
ソファクッションやカーテンをボタニカルデザインにしたり、壁にボタニカルアートを飾ったりと、さまざまな形で取り入れることができます。実際に観葉植物がなくても、インテリアにボタニカルデザインを取り入れることで、緑色が放つリラックス効果を得られるのはうれしいところ。観葉植物には表せない、デザインならではの味のある緑色をぜひ堪能してくださいね。
インテリアとして観葉植物を取り入れて心地よい空間に
観葉植物を取り入れることで、ストレスの軽減やリラックス効果が期待できます。 インテリアとして上手に観葉植物を取り入れて、おしゃれと機能性、どちらも妥協しない素敵な癒し空間を楽しんでくださいね。
「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外の写真家や画家のアート作品をデザインしたインテリア・ファッション雑貨を展開するブランドFAVORRIC(フェイバリック)。
FAVORRICでは、観葉植物の代わりに活躍するボタニカルデザインのインテリアを豊富に揃えています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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FAVORRIC編集者
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foliage plant
interior
観葉植物
ボタニカル
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