FAVORRIC編集者
2024-07-5
綺麗なお風呂で清潔なバスタイムを!お風呂掃除の基本を紹介します
毎日使用するお風呂は、心と体をリフレッシュさせてくれる大切な場所です。
しかし、使用頻度が高いからこそ、汚れの蓄積に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お風呂掃除の基本や、汚れに適した掃除方法について解説します。
清潔感のある快適なバスタイムを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- お風呂掃除の基本
- 汚れの種類と使う洗剤
- お風呂の汚れに適した掃除方法で、快適なバスタイムを
お風呂掃除の基本
お風呂を綺麗に掃除する際は、手順が大切です。
まずは、お風呂掃除の基本を紹介します。
換気扇を回す
お風呂掃除を始める時は、必ず換気扇を回しましょう。
お風呂用の洗剤の中には、化学製品特有の刺激臭を感じるものが多くあります。
密室で使用するとニオイがこもり、体調不良を起こす可能性があるため注意が必要です。
中でも、カビを取る際に使用する塩素系漂白剤は、刺激臭が強く、酸性の液体と混ざると有毒なガスを発生させます。
掃除中に混ざってしまった場合は、速やかに浴室から避難し、ガスを換気扇から外に排出しなければなりません。
万が一のことを想定して、あらかじめ換気扇を回しておくと安心です。
ボトルホルダーなどの小物を外す
ボトルホルダーやラックを取り付けている場合は、掃除をする前に全て取り外しておきましょう。
また、シャンプーやボディタオルなど、浴室内に保管しているアイテムは、掃除用洗剤が付着するのを防ぐために、一旦外に出しておいてください。
小物類を外すことで、すみずみまで掃除が行き届き、外した小物自体もしっかりと洗うことができます。
浴室全体をシャワーで濡らす
お風呂を掃除する際は、浴槽全体をシャワーで濡らしてください。
シャワーでまんべんなく流すことで、表面についている埃や軽い汚れを洗い流し、次に使う洗剤の効果を高めてくれます。
シャワーで濡らす際は、温かいお湯を使うのがポイント。
お湯の方が、石鹸カスなどの汚れを浮かしやすくする効果があります。
洗剤を使いブラシで擦る
浴室全体を濡らした後は、お風呂用洗剤を使って汚れを落とします。
壁、扉、床だけでなく、シャワーホースや棚などにも洗剤をつけて、こすり洗いをしてください。
浴室内を全て洗剤で洗い終えたら、しばらく放置してから洗い流すのがポイントです。
床を洗う際は、ピンクぬめりに注意して汚れを落とします。
タイルの隙間や汚れがひどい箇所には直接洗剤をかけて、ブラシで念入りに洗うとよいでしょう。
壁やドアの角部分は、洗剤やブラシが届きにくいので、先の細いアイテムなどを使用して、すみずみまで汚れを落としてください。
浴槽内の汚れは、浴槽の側面や四隅、排水栓の部分に溜まります。
ぬめりや汚れがこびりつきやすいため、念入りにこすり洗いしてください。
小物や蛇口を洗う
取り外した小物や蛇口、鏡などは、白い水垢が溜まりやすく、放っておくと積み重なって落ちにくくなってしまいます。
凸凹した蛇口や小物などは、浴室用の大きなブラシでは洗いきれないため、使わなくなった歯ブラシなどを活用すると良いでしょう。
洗剤と併用することで、隙間の汚れまでしっかり掃除できます。
排水溝のゴミを取り除く
最後は排水溝の掃除です。
まず髪の毛や石鹸カス、掃除で流されたごみを取り除きます。
次に排水溝部分を浴室用の洗剤を使用してスポンジで洗い落としましょう。
排水溝は、溝や角の部分などに汚れが溜まり、ピンクぬめりが発生しやすい場所です。
ぬめりが残っていると、再度繁殖しやすくなるため、歯ブラシやスティック状の細い道具で細かい部分までしっかり掃除してください。
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汚れの種類と使う洗剤
お風呂の汚れには、さまざまな種類があり、汚れによって適した掃除方法があります。
ここでは、汚れの種類と使用する洗剤、掃除方法について解説します。
ピンク汚れ:お風呂用洗剤
ピンク汚れは《赤カビ》とも呼ばれ、ぬめりのある汚れが特徴です。
ピンク汚れの原因は《ロドトルラ》という酵母菌の一種で、水分や皮脂、石鹸カスなどを餌にして繁殖します。
繁殖スピードは速い方ですが、黒カビのように根を張るものではなく、比較的簡単に落とせる汚れです。
しかし、放置しておくと、黒カビが発生する原因にも繋がるため、見つけたら早めに掃除するようにしましょう。
ピンク色のぬめり汚れには、お風呂用の中性洗剤か、アルカリ性洗剤をかけて、スポンジで擦って落とします。
掃除に使ったスポンジを放置すると、スポンジにピンク汚れが繁殖する可能性があるため、使用後はしっかり洗い流すようにしてください。
皮脂汚れ:セスキ炭酸ソーダ
皮脂汚れは、髪や体を洗う際にでる皮脂と、石鹸カスなどが組み合わさってできたもので、主に浴槽や排水溝などに溜まります。
お風呂を使用する人数が増える程、皮脂汚れが蓄積しやすくなるでしょう。
酸性の皮脂汚れを落とすには、アルカリ性のセスキ炭酸ソーダが最適です。
セスキ炭酸ソーダを水に溶かしてスプレー状にし、汚れが気になる場所に吹きかけてスポンジで汚れを落としてください。
また、セスキ炭酸ソーダと似た用途で使われるアイテムが《重曹》です。
重曹もアルカリ性のため、皮脂汚れに効果があると言われていますが、セスキ炭酸ソーダと比較すると、アルカリ性の強さがやや劣ります。
そのため、頑固な皮脂汚れには、セスキ炭酸ソーダを使用すると良いでしょう。
重曹は水に溶けにくい性質があるので、クレンザーのように研磨をしたい場所に適しています。
白い水垢:クエン酸
水垢は、水道水の中に含まれる、カルシウムやマグネシウムなどが原因です。
浴室内の水分を放置することによって、水分のみが蒸発し、ミネラルが結晶化して水垢となります。
水垢の原因である、カルシウムやマグネシウムは酸に溶けやすいので、水垢を綺麗に落とすには、クエン酸が効果的。
クエン酸を水に溶かした物をスプレーして、スポンジで擦り洗いをしてください。
水垢のこびりつきがひどい場合は、クエン酸パックがおすすめです。
クエン酸水を吹きかけた部分にキッチンペーパーを張り付け、その上からラップを巻き、1時間ほどつけ置きします。
その後スポンジでこすり洗いをしてから洗い流してください。
蛇口や鏡など、うろこ状の水垢が気になる場所でも、きれいに落とせます。
黒カビ:塩素系漂白剤
黒カビは高温多湿を好み、換気が不十分な場所に発生しやすいカビ菌で、ピンク汚れや石鹸カスなどを餌にして繁殖します。
深く根を張る性質があるため、一度繁殖するとなかなか落とせません。
特に扉のパッキン部分やタイルの目地など、柔らかい部分に繁殖しやすく、念入りに掃除をしても、カビの根が残っている限り再発するのが特徴です。
しつこい黒カビを綺麗に落とすには、塩素系漂白剤がおすすめ。
塩素系漂白剤は、強アルカリ性の性質を持ち、中性洗剤などでは落とせないカビに適しています。
洗浄力が高く、刺激も強いため、使用の際は手袋やゴーグル、換気をするなどの対策をしっかり行ってください。
黒カビが気になる部分に塩素系漂白剤を吹きかけた後は、しばらく放置し、カビに洗剤を染み込ませます。
壁や扉など、洗剤が垂れてきてしまう部分には、キッチンペーパーを使ってパックする方法が効果的です。
パックは、黒カビが気になる部分にキッチンペーパーを当てて、その上から塩素系漂白剤をスプレーするだけ。
そのまま10~30分程放置してから、しっかり洗い流します。
製品によってつけ置きしておく時間は異なるため、説明書を読んでから使用すると良いでしょう。
塩素系漂白剤の注意点
塩素系漂白剤は、酸性洗剤と混ざると有毒ガスを発生するため、併用は絶対にしないでください。
同じ空間で使用すると、洗い流した際に、排水溝の中で混ざり合ってしまう可能性があります。
意図せずに混ぜてしまう事も考えられるため、同じ日に使用しない方が安心です。
お風呂の汚れに適した掃除方法で、快適なバスタイムを
お風呂を綺麗な状態に保つには、汚れに適した掃除方法が大切です。
忙しくて頻繁にお風呂掃除ができない方は、浴室内の水分を放置しないことと、換気を常に行うだけでも、カビの発生を抑えられるでしょう。
お風呂は一日の疲れを癒してくれる場所です。
綺麗なお風呂を維持して、リラックスタイムを満喫してください。
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掃除
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