あると便利な玄関ベンチ！活用方法や選び方を解説します

ちょっとした腰掛として使える《玄関ベンチ》
実は、玄関ベンチは靴を履くときに便利なだけでなく、収納スペースの確保やインテリアの雰囲気を高めてくれる機能的なアイテムです。

今回は玄関ベンチの活用方法や選び方のポイントについて解説します。
玄関をより快適にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

玄関ベンチを収納として活かす

収納場所が少ない玄関は物が溢れてしまいがちです。
収納機能付きのベンチがあれば、座面下のスペースを有効活用して玄関の収納量を増やせます。

中でも、スリッパや靴、レインコート、折りたたみ傘など、日常的によく使う物をしまっておくと便利に活躍するでしょう。

その他、いざという時に必要な防災グッズを収納するのもおすすめです。
玄関に防災グッズを保管しておくことで緊急時でもすぐに取り出せるため、落ち着いて避難ができます。

おしゃれな玄関ベンチで素敵空間を演出

玄関ベンチはデザインの幅が広く、おしゃれなアイテムを豊富に展開しています。

温かみのある木製や高級感のある革の座面など、好みのスタイルに合わせてコーディネートが可能です。
玄関は靴のみの殺風景な印象なので、おしゃれなベンチを配置するだけでも空間が華やかになります。

その他、玄関ベンチにお気に入りの物を飾って、空間を演出する方法もおすすめです。
観葉植物や花を活けたり、ルームフレグランスを置いたりなど、自由なスタイリングを楽しめます。

小物なら季節に合わせて置く物を変えられるので、お客様が来ても毎回新鮮な気持ちでおもてなしができるでしょう。

ただし、小物を置く場合は安定感が大切です。
座面がフラットで物が倒れにくい形状を選んでください。

手すりがついた玄関ベンチで立ち座りを楽にする

手すり付きの玄関ベンチは、高齢の方や妊娠中の方をはじめ、足腰のケガなどで立ち座りが困難な方の手助けとなります。

特に安定性を重視するなら固定式のタイプがおすすめ。
固定式は座面が壁に施工されており、床と天井を繋ぐようにパイプが取り付けられているのが特徴です。

体重をかけてもベンチやポールが動いてしまう心配がなく、耐久力も維持できます。
ただし、取り付け工事が必要のため、賃貸では事前に施工可能か確認を行うようにしてください。

賃貸や施工ができない方には、座面の両サイドに手すりのついたベンチが便利です。
ひじ掛け付きのいすと同じように、手に力を入れやすく立ち座りが楽にできます。

シューズラックタイプ

シューズラックタイプの玄関ベンチは、その名の通り靴を収納するために作られています。
玄関収納に靴が入りきらず、保管場所にお困りの方にぴったりのアイテムです。

シューズラックタイプは、オープン棚と扉付きが選べます。

オープンタイプは収納している靴が見えるので、よく使う靴をさっと取り出せる点がメリットです。
通気性も良いので、雨に濡れてしまった靴でもそのまま収納できます。

一方扉付きのタイプは、生活感を見せたくない方に最適です。
靴が視界に入らないので、すっきり片付いた印象になります。

扉付きのシューズラックは一見ボックス型に見えますが、フラップ扉になっているのが特徴。
靴を縦に収納できるので、省スペースに数多くの靴を収納できます。

ボックスタイプ

ボックスタイプのベンチは、防災グッズのように大きな物を収納したい時に便利です。

「玄関に置きたいけれどシューズクローゼットに入らない」「大きい物を入れると靴が入りきらなくなってしまう」
という悩みを解決してくれます。

お子様のいる家庭では、ボールや部活道具など、屋外で使うアイテムを入れておくスペースとしてもおすすめです。
汚れた物を室内に持ち込む必要がないので、部屋の汚れ対策にも役立ちます。

その他、靴のメンテナンス用品を一式入れておくのも良いでしょう。
革靴を履く方は道具が多くなるため、ボックスタイプなら収納場所に困りません。

折りたたみ

玄関ベンチを置きたいけれど置くスペースに限りがある場合は、折りたたみ式がおすすめです。
使わないときは畳んでおくことができるので、玄関を広く使いたい方に適しています。

折りたたみベンチは、使いたい時に使いたい場所に持ち運べる点がメリット。
アウトドアでも使用できる材質なら屋外でも活躍するでしょう。

その他、折りたたみのベンチには、壁に固定するタイプもあります。
使わないときは壁と同化するように畳めるため、出っ張りがほとんどなく、スペースの邪魔になりません。
使う時は座面を前に倒すのみで片手で簡単に操作が可能
靴の脱ぎ履きだけでなく、荷物を置きたい時などにあると便利です。

住宅だけでなく、病院やレジ前など多くの場所で取り入れられています。

玄関の広さに合わせてサイズを考える

玄関ベンチを選ぶ際は、玄関のスペースに合ったサイズを選びましょう。

サイズの考え方は

・玄関を出入りするときに邪魔にならない
・シューズクローゼットの開閉時にぶつからない
などを主に考慮することが大切です。

玄関に入ってすぐベンチがあると、出入りするときにぶつかってしまう可能性があります。
出入口を塞いでしまうような奥行の大きいサイズは避けるのが基本です。
また、シューズクローゼットなどの玄関収納がある場合は、収納扉の開閉や物の取り出しがスムーズにできるかも確認してください。

もし玄関にゆとりがある場合は、複数人座れるサイズがおすすめです。
来客があっても同時に使えるので、順番待ちをさせてしまうことがなくなります。
靴を履く際に手荷物を置けるゆとりがあると、快適性がアップするでしょう。

スタイリッシュなインテリアがお好みの方は、スチール製のベンチがおすすめです。
無骨な雰囲気があるので、ブルックリン風やインダストリアルといったおしゃれなスタイルになるでしょう。

スチール製は木との相性が良いので、座面部分に木を使うなど、異素材を組み合わせたデザインもおしゃれ。
味のあるこなれた空間にしてくれます。