FAVORRIC編集者
2024-07-20
ハロウィンのおしゃれな飾り方!おすすめのカラーやモチーフ、場所別飾り方のポイントを紹介します!
10月31日、かぼちゃのランタンや仮装などで日本でもすっかり人気のイベントとなったハロウィン。アメリカでは、19世紀半ばから、仮装をして「Trick or Treat」(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!)をキーワードに子どもたちがお菓子をおねだりする日として、ハロウィンの風習が広がりました。
日本でも秋になると、街はハロウィン一色、お店でもさまざまなかわいい雑貨などが販売されるようになりました。
ハロウィンモチーフの商品を一目惚れして買ってはみたものの、どんな風に飾り付ければいいのか分からず、ただ単品で飾るだけになってしまうという方もいるのではないでしょうか。せっかくなら、お気に入りのものをメインに、お部屋を飾り付けしてみませんか?ハロウィンのおしゃれな飾り付けのポイントを紹介します!
目次
- ハロウィンの由来
- ハロウィン飾りのおすすめカラー
- ハロウィンの主なモチーフ
- 場所別飾り方のポイント
- おしゃれでかわいい飾り付けで、素敵なハロウィンを
ハロウィンの由来
ハロウィンの発祥は、古代ケルトの信仰で『サウィン祭』という収穫祭です。古代ケルト人の文化では、11月1日が新年の始まりとされ、光の季節が終わり、闇の季節が始まる日とされていました。10月31日から11月2日までの間、光と闇の世界が曖昧になり、先祖の霊とともに悪い精霊が行き来しやすくなるために、悪いものにいたずらされないよう、または悪いものを脅かして退けるため、仮装をするようになったといわれています。
後にケルト信仰はキリスト教と融合し、11月1日は『万聖節(All Hallow’s Day)』と呼ばれるようになります。10月31日は万聖節の前夜祭(All Hallow’s evening)と呼ばれるようになり、やがて略されハロウィン(Halloween)となったといわれています。
かつてのアイルランドや英国でのハロウィンは、祖霊を祀る粛々とした儀式であり、現在のハロウィンとは大きく趣が異なっていました。19世紀に入り、アイルランドや英国から多くの移民がアメリカに渡ると、ケルト色が薄れていって、現在では、宗教的な意味合いは薄れ、かぼちゃのランタンやお化けの仮装などのシンボルだけが残った、にぎやかなお祭りに変化していきました。
ハロウィン飾りのおすすめカラー
ハロウィンは夜のお祭りであり、テーマ性もはっきりしていて、モチーフも分かりやすいものが多いです。赤と緑の組み合わせで自然とクリスマスをイメージしやすいように、ハロウィンでもイメージしやすいカラーがあります。そんなハロウィンのおすすめカラーを解説します。
オレンジ
オレンジかぼちゃのジャック・オー・ランタンは、ハロウィンではお馴染みのアイテムです。そのため、オレンジがハロウィンの代表的なカラーになりました。
かぼちゃに限らず、積極的にオレンジ色を使うことでハロウィンイメージを作りやすくなります。オレンジ色でも、黄色に寄せた山吹色と合わせて飾ると、さりげないカラーバリエーションを出すことができるのでおすすめです。
パープル
スピリチュアルな意味合いを持つ儀式でもあるハロウィン。妖しくミステリアスなイメージを与えられるパープルは、ハロウィンのモチーフにもよく合います。オレンジとパープルは、一見ケンカしそうな組み合わせに感じてしまうかもしれません。しかし、闇の中に浮かぶランタンの明かりを想像してみれば、ハロウィンらしいインパクトのある組み合わせであることも納得です。
ブラック
暗闇をイメージするブラックも、ハロウィンではよく使われるカラーです。シックモダンのイメージでハロウィン飾りを目指すなら、ブラックで飾り付けをするとクールでおしゃれな印象になります。かわいくポップな飾り付けを目指すなら、オレンジやパープルと一緒に組み合わせるとハロウィンらしさを演出することができます。
ハロウィンの主なモチーフ
ハロウィンで仮装をするのは、悪霊や魔女たちから自分の正体を隠し、身を護るという目的があります。テーマがはっきりしているため、ハロウィンはモチーフについても明快です。では、ハロウィンらしさを出すおすすめのモチーフを紹介しましょう。
かぼちゃ
ハロウィンといえば、まずジャック・オー・ランタンがメインのモチーフです。オレンジ色のかぼちゃの中身をくり抜いて、目・鼻・口の形に穴を開け、その中にロウソクや電飾を入れて、ランタンにしたものを庭先や玄関に飾ります。
ちなみに、かぼちゃのジャック・オー・ランタンは、アメリカ式のハロウィンで使われます。ハロウィン発祥であるケルトでは、悪いものを脅かし家に入れないよう、恐ろしげに光る化け物を模したカブのジャック・オー・ランタンが飾られました。
アメリカではカブよりかぼちゃが入手しやすかったため、少し愛嬌のあるかぼちゃのジャック・オー・ランタンになりました
魔女
物語の悪役というイメージが強い魔女ですが、ヨーロッパでは恐ろしい存在として認識されています。歴史的には魔女狩りなどがあったほど、魔女は身近な存在だったのでしょう。
魔女のモチーフと一緒に、魔女の使い魔としてセットで扱われる黒猫を合わせて飾り付けると、ポップでかわいい飾りつけにすることができるでしょう。
お化け
アメリカのハロウィンで子供がシーツを被ってお化けの仮装をする姿は、日本でも海外ドラマや映画などでよく見かける光景です。
ポップでおしゃれな飾り付けのモチーフにするなら、マシュマロのような、デフォルメされたお化けを使うとかわいくなります。
ガイコツ
ガイコツもお化けと同じように、ハロウィンらしいモチーフです。ガイコツは、ゴシック調やダークなイメージを強めたい時におすすめのモチーフです。
コウモリ
ハロウィンは夜のお祭りなので、夜行性の生き物であるコウモリもよく合います。また、ヨーロッパでは吸血鬼とも縁深い生き物として扱われることも多いので、ハロウィンの飾り付けにもよく使われています。
クモの巣
廃墟をイメージさせるクモの巣は、お化けや怪物などと合わせるといいアクセントになります。また、シルエットがきれいなために、飾り付けとしても賑やかでまとまりやすくなるのでおすすめです。
場所別飾り方のポイント
いざ飾り付けを始めようと思っても、飾り付ける場所や広さなどによって効果的な飾り方は変わります。代表的な、玄関とリビングの飾り方のポイントを紹介します。
玄関
元々は、玄関先にジャック・オー・ランタンを飾っていたハロウィン。
その代わりに、ジャック・オー・ランタンのオーナメント(装飾)や、ハロウィンイメージのリースを玄関のドアに飾るのはいかがでしょうか。オレンジ色のライトアップができると、なおハロウィンらしくなります。
玄関の内側は、下駄箱の上などにハロウィンらしいフラワーアレンジメントやイラストの額などを飾るのもおしゃれです。派手に飾り付けするよりも、さりげない飾り付けを意識するとおしゃれな雰囲気になります。
リビング
リビングは、壁や窓をキャンバスとして飾り付けすると、華やかでおしゃれになります。近ごろは、季節のイベントに合わせてウィンドウステッカーやウォールステッカーが数多く販売されていて、貼るだけでセンスのいい飾り付けをすることができます。蓄光ステッカーなら、夜に電気を消すと光って、ハロウィンの雰囲気をより楽しめるでしょう。
また、市販のものだけでは物足りない方は、剥がせるシールやマスキングテープで自作するのも楽しいですよ。また、ガーランド(花輪)を下げたり、棚にオーナメント(装飾)コーナーを作ったりして組み合わせるのもおすすめです。
「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外の写真家や画家のアート作品をデザインしたインテリア・ファッション雑貨を展開するブランドFAVORRIC(フェイバリック)。シンプルなインテリアのアクセントはもちろん、ひとつあるだけで華やぐ素敵なデザインのファブリックインテリアが豊富に取り揃えられています。日常にアートを取り入れたら、ちょっとおしゃれで個性的な日々を演出できそう。
おしゃれでかわいい飾り付けで、素敵なハロウィンを
元々は欧米の文化であるハロウィンですが、現在では日本でも日本式にアレンジされ、すっかりお馴染みのイベントになりました。10月31日には、仮装した子どもたちがお菓子をもらえるイベントなども開催されていたり、テーマパークなどでも仮装したりと気軽に楽しむ方も増えました。
秋になると、街はハロウィン一色、ポップなカラーや飾り付けに、なんだかわくわくしてきますよね。おうちでもおしゃれな飾り付けをして、ハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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FAVORRIC編集者
Tags
ハロウィン
飾り方
おしゃれ
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