FAVORRIC編集者
2024-04-09
エアコン掃除は自分で簡単にできる?お掃除方法とよくある質問を解説します!
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「エアコンをつけた時に嫌なにおいがする」「エアコンの効きが悪くなってきた気がする」
などといった不調は、エアコン内のホコリやカビが原因かもしれません。
エアコンは自分でも掃除ができるので、定期的にメンテナンスをすれば、常にきれいな状態で使い続けられるでしょう。
今回は自分でできるエアコンの掃除方法や、注意しておくべきポイントについて解説します。
次のシーズンも快適に使うために、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- エアコンは掃除したほうが良い?
- エアコン掃除は自分で簡単にできる?
- 自分で掃除可能な場所
- 自分で掃除しないほうが良い箇所
- エアコン掃除のよくある質問
- エアコンの掃除は定期的に行うことが大切
エアコンは掃除したほうが良い?
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エアコンは定期的に掃除すると良いでしょう。
一年の中で夏と冬の長期間可動するエアコンは、気が付かないうちに汚れが蓄積されていくものです。
掃除をしないまま使用し続けることで、さまざまなデメリットがあります。
・エアコンの風のにおいが気になる ・エアコンの効きが悪く感じる
・カビが生える
・ほこりやカビで健康被害を引き起こす
・電気代が高くなる
・故障の原因になる
など、エアコンを掃除しないまま放置していると、健康被害だけでなくエアコンの寿命も短くしてしまう可能性があります。
面倒に感じる方も多いと思いますが、定期的に掃除をして、きれいな状態を保つようにしてください。
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エアコンのドライ機能で寝苦しい夜でも快眠!空調機能の選び方を紹介
エアコン掃除は自分で簡単にできる?
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エアコンの掃除は自分でできる部分と、専門業者でないと対応できない部分に分かれます。
自分で掃除できる場所は、フィルターなどの比較的外側の部分に限られますが、簡単にお手入れが可能です。
フィルターは最もホコリが溜まりやすい場所のため、定期的に掃除をすることで、においやカビを防げるでしょう。
一方、専門業者でしか対応できない場所は、エアコンの内側の部分です。
長期間使用していると、エアコンの内側に汚れが蓄積し、フィルターを掃除してもカビ臭さが取れなくなることがあります。
このような場合は、エアコンを分解して送風ファンなどの掃除が必要なので、自分では作業せず業者に依頼するようにしましょう。
自分で掃除可能な場所
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エアコンを清潔な状態で長く使うには、自分でできる範囲を適切に掃除することが大切です。
ここでは、自分で掃除可能な場所や掃除方法について解説します。
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フィルター
エアコン掃除の基本は、フィルターをきれいにすることから始まります。
フィルターにホコリが溜まっていると、エアコンの風でホコリを家中に拡散しているような状態に。
さらにフィルターの目詰まりをおこして、エアコンの効率を落としてしまいます。
定期的にフィルターの掃除をするだけでも、きれいな空気の中で過ごせるでしょう。
《フィルターの掃除で必要なアイテム》
・掃除機
・タオル
・歯ブラシやスポンジ
・中性洗剤
《フィルターの掃除方法》
※エアコンのコンセントを抜いてから作業を行ってください。
・フィルターを外す前に掃除機で大きなホコリを吸い取ります。
・フィルターを外したら、フィルターのおもて面から丁寧に掃除機をかけ、ほこりを取り除きます。
・掃除機では取り切れないホコリをシャワーで洗い流します。
この際、フィルターの裏側からシャワーを当てて、目に詰まった汚れを押し出すようにすると効果的です。
・水で薄めた中性洗剤の液にフィルターをつけて、歯ブラシやスポンジで細かい汚れを落とします。
・中性洗剤をしっかり水で洗い流したら、タオルで優しく水気を切り乾燥させます。
・フィルターは直射日光や、ドライヤーの熱風にはさらさず、完全に乾くまで自然乾燥させます。
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本体・吹き出し口
エアコンの上部や、風が出る吹き出し口も汚れが付着しやすい場所なので、忘れずに掃除しましょう。
《本体・吹き出し口の掃除で必要なアイテム》
・ハンディモップ
・雑巾
・お掃除棒(キッチンペーパー・割りばし・輪ゴム)
《本体・吹き出し口の掃除方法》
※エアコンのコンセントを抜いてから作業を行ってください。
・エアコンの上部は手が届かいない場所のため、ホコリが多く溜まっています。ハンディモップや雑巾できれいにふき取りましょう。
・エアコンの前面などの本体部分もふき取ります。
・エアコンの吹き出し口を動かして、ハンディモップや、雑巾で汚れをふき取ります。
・角の方にこびりついた汚れは、お掃除棒を使用する方法もおすすめです。
割りばしにキッチンペーパーを巻き付けて輪ゴムで止めるだけで簡単に作れます。
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室外機
室外機は年に1~2回程度きれいにしておくと、エアコンの効きが悪くなる原因を排除できます。
《室外機の掃除で必要なアイテム》
・掃除機
・ほうき、ちり取り
・歯ブラシ
・雑巾
《室外機の掃除方法》
※コンセントを抜いてから作業を行ってください。
・室外機の周りに物が置いてある場合は、場所を移動させて空気が流れるようにしましょう。
・ほうきで室外機の周りに落ちているごみを取り除きます。
・室外機の本体についているほこりや汚れを、雑巾でふき取ります。
・カバーや網目部分の汚れを、歯ブラシや雑巾できれいに落とします。
自分で掃除しないほうが良い箇所
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エアコンは、全てを自分で掃除することが難しい製品です。
無理に作業をすると、故障や事故の原因になるため十分注意しましょう。
ここでは、自分で掃除しない方がよい箇所と理由について解説します。
熱交換器
熱交換器とはエアコンの中にある空気を、温かくしたり冷たくしたり、設定温度に合わせて調節する部分です。
フィルターに近い場所にあるため、ホコリや汚れが付きやすく、カビが発生するケースもあります。
しかし、熱交換器を掃除するにはエアコンの分解が必要です。
繊細な精密機械のため、無理に分解をすると故障や思わぬ事故の原因になるため、専門の業者に依頼してください。
送風ファン
送風ファンは 筒状のファンが回転することで、室内に風を送り込む部品です。
エアコン内部の奥まった位置にあるため、結露が発生しやすくカビやほこりがこびりつきやすくなります。
汚れが蓄積すると、悪臭の原因やエアコンの運転効率の低下を引き起こす可能性が高まるでしょう。
送風ファンは熱交換器と同様、分解が必要です。
無理に取り出そうとするとファンの破損や、元に戻せなくなることもあるので、掃除をする際は業者に依頼してください。
エアコン掃除のよくある質問
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エアコンの掃除をする時に「何に注意をしたら良いのか」「長く使い続けるためにしておいた方が良いことはあるか」など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 ここでは、エアコン掃除のよくある質問内容について解説します。
お掃除機能付きエアコンは掃除不要?
お掃除機能付きのエアコンの場合でも、定期的に掃除は必要です。
しかし通常のエアコンと比較して、掃除方法が異なります。
お掃除機能付きのエアコンは、自動でフィルターを掃除し、ごみをダストボックスに溜めていく構造です。
そのため、定期的にダストボックスのごみを掃除する必要があります。
掃除方法はメーカーなどによって異なるため、取り扱い説明書を確認してから作業するようにしてください。
またお掃除機能付きのエアコンでも、細かいホコリまで取り除けないので、フィルターの汚れが気になったら掃除を行うようにしましょう。
エアコンクリーナーは使っても大丈夫?
エアコンクリーナー は故障や火災などの原因になる可能性があるため、使用は推奨されていません。
市販のクリーナーを使用しないように、エアコンの取扱説明書に注意書きをしているメーカーも多くあります。
市販のエアコンクリーナーが推奨でない理由は大きく2つ
・クリーナーがエアコンの内部にこびりつき、樹脂部品が破損する可能性
・エアコンの内部にある精密機械にクリーナーが入り込み、発火する恐れ
などといった理由が挙げられます。
手軽に掃除ができそうなアイテムですが、使用の際は、注意が必要です。
エアコンのシーズン終わりにやっておくべきことは?
エアコンのシーズンが終わった後にそのまま放置すると、カビが発生する原因になります。
特に夏の湿度の高い季節に冷房を使うと、エアコンの内部で結露している状態です。
そのためシーズンの終わりには、しっかり乾燥させましょう。
乾燥させる方法は、暖房設定にして2時間程度つけっぱなしにしておくことです。
この時、温度と風量を最大にしておくと乾燥の効率が高まります。
送風モードでは乾燥が足りないケースがあるので、必ず暖房で乾燥させるようにしましょう。
ちょっとしたひと手間で、自分で掃除できない内部カビの繁殖が抑えられ、においも気になりにくくなります。
エアコンの掃除は定期的に行うことが大切
エアコンの掃除は、自分でできる場所を定期的に掃除することが大切です。
また、シーズンが終わったら乾燥させて、エアコンの内部に湿気が残らないようにするだけでも、カビの繁殖を大幅に抑えられるでしょう。
エアコン内部の掃除は自分で無理に行うことはせず、数年に一度、専門業者に依頼するのが望ましいです。
生活に欠かせない家電だからこそ、長く安心して使い続けられるように、大切にメンテナンスしてみてください。
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