FAVORRIC編集者
2024-03-21
寝具を衣替えして睡眠の質を向上!メリットや上手に衣替えするコツを紹介
衣類と同様に寝具にも衣替えが必要です。
通年同じ寝具では、暑さや寒さに適応できず、健康にも大きく影響します。
快適な睡眠を手に入れるには、寝具から見直してみてはいかがでしょうか。
今回は、寝具を衣替えするメリットやコツ、衣替えするベストタイミングについて解説します。
季節に合った寝具を使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 寝具を衣替えするメリット
- 上手に寝具を衣替えするコツ
- 寝具を衣替えするベストタイミング
- 季節に合った寝具で快適な睡眠を
寝具を衣替えするメリット
寝具は季節ごとに衣替えをすると、さまざまなメリットがあります。
毎日使う物だからこそ、気候に合った寝具を使うことで快適な睡眠を確保できるでしょう。
ここでは寝具を衣替えするメリットについて解説します。
快適な温度調節
日本は季節によって寒暖の差が激しいため、通年同じ寝具では快適な体温が保てません。
年中エアコンで一定の温度にするのは現実的ではないので、寝具で温度調整できるのがベストです。
夏場は薄手、冬は厚手の寝具を使い、季節に合わせて上手く調節をすることで、快適な睡眠環境を整えられます。
また、季節によって素材を変えるのも大切なポイント。
夏場のジメジメした季節は、通気性の良いリネンやガーゼ、冷感素材などを取り入れると寝苦しさを軽減できます。
コットンやウールなどの保温性の高い素材は、冬の寒さを防ぎ温かくしてくれるでしょう。
使わない時期に洗濯やメンテナンス
季節に合わせて寝具を衣替えすると、使わない時期に洗濯やメンテナンスができるのがメリットです。寝具はサイズも大きく、一度洗うとすぐに乾かないため、1セットしかないと洗うタイミングが難しくなります。
中にはクリーニングでしか洗えない物もあるので、数日寝具が無い状態になるのを防ぐためにも、季節ごとにローテーションで使えると安心です。
寝具を洗濯するタイミングは、使い終わったものをしまう前に行うようにしましょう。
汚れがそのままになっていると落ちにくくなり、劣化を早めてしまいます。
衛生面の維持
寝具は思っている以上に汗や皮脂などで汚れています。
長く使い続ける程、カビが生えたりダニが増えたりする原因になるでしょう。
衣替えで定期的に寝具を交換して清潔に保てれば、衛生的な環境を維持できるのが特徴です。
カビやダニの発生だけでなく、ハウスダストの蓄積を防げるので、アレルギーなどの健康被害も抑えられます。
ベッドリネンとは?その種類、素材、織り方の特徴をわかりやすく解説します。
上手に寝具を衣替えするコツ
寝具の衣替えと一口に言っても、洗濯方法や収納など、どのようにしたら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
ここでは上手に寝具を衣替えするコツをご紹介します。
洗濯やクリーニングの予定を立てる
寝具を大きく衣替えするタイミングは、春と秋の室温が20℃を前後する頃、年に2回が良いとされています。
そのため気温の変化を見計らって、洗濯やクリーニングの予定を立てておくと良いでしょう。
自宅で洗濯する場合は、梅雨入り前や秋の乾燥した季節が最適。
ジメジメした季節は湿気が残ってしまうため、湿度の低い時期に済ませるようにするのがコツです。
クリーニングの場合は季節に関わらず、いつでもお手入れできるのが魅力。
専用の機械で洗浄するクリーニングは、自宅の洗濯機よりも劣化を抑えつつ汚れを落としてくれるので、長く大切に使い続けられます。
近くにクリーニング店が無い方や、大きい寝具を持ち込むのが大変な方には、宅配クリーニングがおすすめ。
インターネットでいつでも予約できて、集荷から配送まで行ってくれる便利なサービスです。
収納先の確保
寝具を衣替えするときに困るのが収納場所です。
「せっかく洗濯しても収納中に汚れないか心配」「かさばるのでしまう場所がない」などでお悩みの方に、収納のコツをご紹介します。
通気性のよい収納ケースに入れる
寝具は通気性の良い不織布などでできたケースに入れるのがおすすめです。
密閉されたビニールと比較して、カビの発生を抑える効果があります。
すのこの上に置いて、空気の流れを作ったり、除湿剤を一緒に置いたりすると、さらにカビを予防できるでしょう。
また、ケースに入れていれば長期間の保管でもホコリを被ることがなく衛生的です。
圧縮袋に入れる
収納場所に限りのある場合は、圧縮袋に入れる方法もあります。
コンパクトになるので、かさばる寝具を収納するときに便利です。
ただし羽毛布団の場合、長期間圧縮すると中の羽毛を傷めてしまい、本来のふっくらとした状態に戻らなくなる可能性があります。
圧縮袋を使う際は完全に空気を抜くのは避けて、少しだけ空気を抜く程度にとどめておくとよいでしょう。
預かりサービスを利用する
クリーニングメーカーによっては、寝具をクリーニングした後に保管してくれるサービスもあります。
使いたいタイミングで送ってもらえるので、すぐに清潔な状態で使えて、お部屋の収納場所も取りません。
保管料などは業者によって異なるので、複数の店舗を比較してみると良いでしょう。
受け取りのタイミングで、衣替えしたい寝具を新たに引き取ってもらえば、年に2回程度の衣替えをうまくローテーションできます。
寝具を衣替えするベストタイミング
寝具は夏用と冬用に大きく衣替えを行いますが、四季の微妙な温度変化に合わせて、調節しながら使うと良いでしょう。
ここでは四季に合った衣替えのタイミングについて解説します。
春
3月~4月の春の季節になると、冬の寝具を片づける必要がります。
冬用の羽毛布団や毛布などしまって、肌掛布団に衣替えしましょう。
冬用の寝具をしまうタイミングは室温が約20℃程度まで上がったタイミングが目安です。
人によって暑さや寒さの感覚は異なるので、眠っている時に暑く感じることがあれば、早めに交換しましょう。
まだ春先は寒暖差が激しい季節のため、肌掛布団にブランケットなどを重ねて調節すると快適に眠れます。
夏
室内の温度が25℃を超えると、寝ている時も暑苦しく感じます。
中にはエアコンや扇風機をつけて眠る方もいますが、体が冷えてしまうため、薄手のタオルケットなどをかけると良いでしょう。
ガーゼやリネンなどのさらっとした質感なら、肌触りもよく快適です。
春に使っていた肌掛け布団を真夏に使わない場合は、洗濯して秋まで収納しておきます。
薄手なので、天気の良い夏に天日干しすればカラっと乾き、お手入れも簡単です。
また、夏場は寝ている時に汗をかきやすいので、リネン類も週に1回は洗濯をするようにしましょう。
替えのシーツも多めに用意しておくと、気になったタイミングで交換できます。
秋
9月~10月ごろになると涼しく感じる夜も増えてきます。
室温が20℃を下回るようなら、衣替えの時期です。
タオルケットから肌掛け布団に変えて、寝ている時に冷えないようにしましょう。
朝や夜は寒くなるので、ブランケットや毛布で調整してください。
夏に使っていた寝具は汗や皮脂で汚れているので、しまう前に必ず洗濯して、清潔な状態にしておくのがポイントです。
長期間そのままにしておくと変色やにおいの原因に繋がります。
冬
室温が15℃程度になると、寒さを感じるようになります。
身体が冷えないように、冬用の羽毛布団に衣替えしましょう。
室温が10℃以下まで冷える時期は、羽毛布団だけではなく毛布を重ねて使うのがおすすめ。
秋から冬にかけて急激に寒くなることもあるので、冬用の寝具は使いたい時に取り出せるようにしておくと安心です。
クリーニング後に保管していた冬用の寝具は、使う前に天日干しをして、ホコリや湿気を発散させてから使用するようにしてください。
手軽にメンテナンスするには布団用掃除機や布団乾燥機を使うのも良いでしょう。
季節に合った寝具で快適な睡眠を
寝具の衣替えのタイミングは室温がポイントです。
お部屋の方角や地域によって温度は変わるので、お住まいの場所に合ったタイミングで衣替えしましょう。
最近はクリーニングのサービスも充実しており、洗濯だけでなく預かりまでしてくれるところも増えてきています。
かさばる寝具の収納に悩んでいた方も、便利なサービスを利用すると快適に過ごせそうです。
ぜひお持ちの寝具を上手に衣替えしてみてください。
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