FAVORRIC編集者
2024-07-28
ブランケットは夏に不要?冷え対策にはサマーブランケットがおすすめ!
夏の夜は、寝具が汗でじっとりと湿っていてなかなか寝付けないことも多いですよね。
エアコンをかけて横になっても湿気が気になるし、足先やお腹だけ冷えてしまって体調不良のもとになることも。
夏の夜の冷え対策におすすめなのが、サマーブランケットです。
ここでは、素材や織り方、機能性をとおしてサマーブランケットの選び方を紹介します。
目次
- 夏に活躍!サマーブランケットとは?
- 織り方や素材で選ぶ
- 機能やデザインで選ぶ
- サマーブランケットで夏の夜も快適に
夏に活躍!サマーブランケットとは?
サマーブランケットは、夏の寝苦しい夜を快適に過ごすためにおすすめのアイテム。
天然素材で作られたものが多く、汗ばんだ肌にも心地よい感触を与えます。
薄手で乾きやすいため、寝汗が気になる夏場は毎日洗濯するのもよいでしょう。
眠るとき身体にかけるだけでなく、椅子やソファの座面に敷くのもおすすめです。
太ももの裏の汗が座面につく、夏ならではの不快感を軽減できます。
エアコンが効いた屋内では、日中でも体が冷えてしまうことがあるはず。
サマーブランケットを膝掛けや肩掛けとして使えば、室内での冷え対策も可能です。
織り方や素材で選ぶ
サマーブランケットは、素材や織り方で肌触りや機能性が大きく異なります。
露出した肌面積が大きく、不快指数の高い夏場だからこそ、ご自分が少しでも快適に過ごせるものを選びたいですよね。
サマーブランケットによく使われている素材・織り方の特徴を解説します。
リネン
ほかの天然素材と比べると、リネンは耐久性にも優れています。
洗うたびに繊維がしなやかになるため、使うごとに肌馴染みがよくなって身体にフィットするようになります。
また、繊維の奥まで汚れがしみこみにくいため、清潔な状態をキープできるのもポイントです。
ちなみに、日本の「家庭用品品質表示法」で「麻」と呼ばれるのは、リネンとあと1種類のみ。
ラミーは苧麻という植物から作られる布地で、リネンよりも繊維が太くてハリがあります。
シャリッとした感触で、こちらも寝具や衣服の素材として人気です。
ほかの天然素材と比べると、リネンは耐久性にも優れています。
洗うたびに繊維がしなやかになるため、使うごとに肌馴染みがよくなって身体にフィットするようになります。
また、繊維の奥まで汚れがしみこみにくいため、清潔な状態をキープできるのもポイントです。
ちなみに、日本の「家庭用品品質表示法」で「麻」と呼ばれるのは、リネンとあと1種類のみ。
ラミーは苧麻という植物から作られる布地で、リネンよりも繊維が太くてハリがあります。
シャリッとした感触で、こちらも寝具や衣服の素材として人気です。
コットン
吸水性や吸湿性に優れたコットンも、サマーブランケットにおすすめの素材です。
寝汗をしっかり吸い取ったうえでさらさらの肌触りが続くため、湿度が高い夏の夜も心地よくいられます。
コットンは、ふわふわの綿花を紡いで布地にしたもの。
1本1本の繊維の中央が空洞になっているため、空気を含んでいます。
空気の通り道があるため、吸収した水分を空気中に逃がしやすく、気化熱によって体感温度も下がりやすいです。
コットンのよさは、なんといっても肌触りの優しさ。
空気を含んでいるため、ふんわりとした優しい手触りでサマーブランケットにもぴったりです。
また、コットンは綿花の状態でも繊維の端がとがっていません。
紡いだ糸もチクチクしにくいため、敏感肌の方でも使いやすいです。
リネンと同じく、コットンは天然繊維の中でも丈夫な素材。
また、比較的虫に食われにくいため、長く使えます。
ガーゼ
ガーゼは、リネンやコットンの糸を目が粗い平織物に仕立てた布のこと。
赤ちゃんの肌着や手作りマスクなど、柔らかな肌に密着するアイテムによく使われています。
サマーブランケットに使うときは、ミルフィーユのように数枚のガーゼを重ねて仕立てた場合が多いです。
ガーゼは1枚が非常に薄く、軽い素材。
数枚重ねても軽やかなうえ、空気を含んでふんわりとした感触が生まれます。
なめらかで柔らかい肌触りは、暑い季節の不快感を軽減してくれます。
また、織地の目が粗いため、通気性も優れていて蒸れにくいです。
パイル
一般的なタオル地は、パイル織りと呼ばれます。
片面、もしくは両面にループ状の糸が織り出してある布地です。
織り目がループ状になっているので、布地そのものに弾力があってふわふわしています。
ループが水分を吸収するため、汗もしっかり吸い取ってくれます。
また、ループを切りそろえた「カットパイル」もさらさらとした肌触りで心地よいです。
織り目のループの長さによって、肌触りが異なるのもポイント。
短めのループだと少し固めの手触りですが、長いとよりふんわりした感触になります。
両面パイルでループが長い布地はさらに柔らかく、長持ちしやすいです。
ワッフル
ワッフル地は、スイーツのワッフルのように格子状の凹凸がある布地です。
従来は寝具やタオルに使われることが多かったのですが、最近は衣服の素材としても人気があります。
縦糸と横糸を浮かせるように織られているため、布全体が空気を含んでいます。
ふんわりと柔らかく、吸水性・吸湿性が高いのが特徴です。
織地が凸凹で空気に接する面が多いため、吸い取った水分も素早く乾きます。
また、布地表面が凸凹していると肌と布が触れる面積が少なくなります。
サマーブランケットとして身体にかけていても風が通りやすいので、熱がこもりにくいです。
寝苦しい夜も快適に!ガーゼケットの魅力を紹介
機能やデザインで選ぶ
素材や織り方以外のポイントでも、サマーブランケットの使い心地は変わるもの。
機能性やデザイン面での選び方を紹介します。
冷感タイプ
最近は、さまざまなメーカーが冷感素材を取り入れたサマーブランケットを販売しています。
「少しだけひんやりする」「触るとはっきりと冷たく感じる」など、冷感度合いを選べるメーカーも多いです。
ご自分の体質に合わせて、身体を冷やしすぎないサマーブランケットを選べるとよいでしょう。
コットンやリネンに冷感素材が織り込まれたものもありますが、より冷感効果が強いポリエステル製が主流です。
ただし、ポリエステルの場合、汗を吸い取りにくいデメリットもあります。
敏感肌の方や、あせも・汗かぶれを起こしやすい方は注意しましょう。
ブルー系で視覚から涼しく
サマーブランケットには、視覚的に涼しい色を選ぶのもおすすめ。
青や青緑系の寒色は、体感温度を低く感じさせる効果があります。
赤やオレンジなどの暖色系と比較すると、体感温度が3~4度低く感じたというデータも。
夏の暑さも電気代もヒートアップしている現在、色彩の効果を取り入れない手はありません。
ブランケットのように面積の大きなアイテムは、色によってお部屋の印象をガラッと変えてくれます。
簡単に模様替えができるため、気分転換にもぴったりです。
ブルー系の色味には、心身を落ち着かせる効果もあります。
不快指数が高くてイライラしがちな夏場、穏やかな気持ちで眠るためにもブルー系のアイテムはおすすめです。
サマーブランケットだけでなく、シーツや枕カバー、クッションカバーなどのファブリック小物にも取り入れてみるとよいでしょう。
リバーシブル仕様のものも
サマーブランケットの中には、「片面はパイル地、もう一方はガーゼ」というように素材・織り方が異なる布がリバーシブルになっているものもあります。
部屋の暑さや湿度によって、「今日はいつもよりべたつく…」という日もありますよね。
体調や肌の調子によっても心地よさは異なるはずです。
リバーシブル仕様のサマーブランケットだと、その日のコンディションによって肌に接する面を変えられます。
睡眠環境を重視している方は、ぜひチェックしてみてください。
サマーブランケットで夏の夜も快適に
サマーブランケットの素材や織り方、機能性などについて紹介しました。
年々暑さが厳しくなる夏の間、しっかり睡眠をとるには少しでも不快感を下げるのが大切です。
夏の夜も快適に過ごすために、ぜひサマーブランケットを取り入れてみてください。
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FAVORRIC編集者
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ブランケット
ガーゼケット
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