FAVORRIC編集者
2024-03-27
ゴシック調インテリアで作るゴス部屋!コーディネート術を紹介します
理想のゴス部屋に住みたい!憧れはあるけれど、実際にどのようなインテリアを選んでレイアウトすればいいのか分からないという方もいるでしょう。日本ではあまり一般的ではないゴシック調。そもそも家具のバリエーションも少なくてイメージしづらいですよね
理想のゴス部屋作りを実現するための、ゴシック調インテリア選びとレイアウトのコツとは?おしゃれなゴス部屋コーディネート術を紹介します!
目次
- ゴシック調インテリアとは?
- ゴシック調インテリアの特徴
- ゴシック調インテリアを作るコツ
- 『ゴシック』の背景を知ると意外とカンタン
ゴシック調インテリアとは?
建築における『ゴシック』とは、もともとゴシック様式として12〜15世紀頃にフランスから広まりました。大きなステンドグラスの窓、尖頭アーチと呼ばれる頭が尖ったアーチ形状、彫刻装飾が特徴で、ヨーロッパの大聖堂を中心に多く用いられました
現代の日本では、このゴシック様式が流行した時代からインスパイアされたゴスロリファッションのイメージが強いでしょう。ゴシック調のお部屋といえばダークファンタジー的な世界観で、闇・神秘的・異端的・退廃的といったイメージのデザインで構成されており、ゴシック調のインテリアは黒や赤などのカラー、彫刻的なフォルムのものが多くみられます。
ゴシック調インテリアの特徴
歴史的建築にダークな世界観が加わるイメージのゴシック調インテリア。改めてゴシック調インテリアにはどんな特徴があるのか、詳しく説明します
カラーコーディネート
ゴシック調インテリアのカラーイメージは、まずは黒。ベースに黒を持ってくることを意識するだけでも、お部屋はぐっとダークテイストに寄せることができます。黒に組み合わせていく色として、紫と赤もゴシック調によく使われる色です。
お部屋を重厚感ある雰囲気にしたい場合は、黒に落ち着いた色味のダークパープルやワインレッドを合わせるのがおすすめ。対して派手・毒々しめな雰囲気づくりを目指すなら、色の彩度を上げて赤の代わりにショッキングピンクを合わせてもOK。意外と黒とショッキングピンクの相性は良く、ハイセンスにまとめることができますよ。
素材と柄
ゴシック調のお部屋にしたい方は、壁紙やファブリックインテリアなどにゴシック柄を取り入れると世界観を作り出しやすくなります
・ダマスク柄:植物や果物を1つのモチーフに構成して、パターン化したデザイン
・アラベスク柄:蔓・葉・花をダマスク柄同様にモチーフにしてパターン化したデザイン
・市松模様(チェッカー柄)やストライプ
・蝶、羽、ドクロ、標本、十字架などのモチーフ
素材は重厚感のある革やベルベット、装飾が凝っているレースやフリル、リボンなどもゴシックの世界観にマッチします。
照明
ゴシックインテリアの照明といえばやはりシャンデリア。ゴージャスなデザインが世界観によく合います。とはいえ、日本の一般家庭でシャンデリアを取り入れるのは、重量や部屋の大きさ的に現実的とはいえません。アンティークや装飾が施された軽量のシェードでも代用できます。
ゴシック様式が流行した時代には、もちろん電気などはなく燭台にろうそくが使われていました。そのため、燭台を模したインテリア照明や、キャンドルを照明として使うのもおすすめ。ろうそくの揺らめく明かりのような、暗めの黄色灯がダークなゴシックの世界を演出します。
ゴシック調インテリアを作るコツ
ゴシック調インテリアの特徴を説明しましたが、それらのインテリアをどのようにコーディネートすることで、ゴシック調のお部屋を作ることができるでしょうか。次はゴシック調インテリアを作るコツをご紹介しましょう。
ゴージャスを意識
ゴシック様式では、ステンドグラスやふんだんに施された彫刻、大きなシャンデリアなどが特徴となっています。ゴシック調のお部屋を作るのであれば、同様にゴージャスな装飾を意識したインテリアを配置しましょう。
カーテンには黒レースにワインレッドのベルベット、ベッドは装飾がお洒落な黒アイアン、家具も猫足アンティークなど、ゴージャスなデザインや素材を意識したコーディネートが、ゴシックの世界観をつくるコツです。
ヴィンテージ感
ゴシックの時代背景が中世ヨーロッパなので、シンプルで新品の現代的な家具となると、カラーや柄、モチーフなどをゴシック調に揃えても「なにかが違う……」という違和感を覚えてしまうでしょう。程よく使い込まれたようなヴィンテージ感漂う家具を配置することで、ゴシックの『退廃的』な雰囲気を作り出すことができます。
とはいえヴィンテージ家具は高価なものが多いです。お部屋のインテリアをすべてヴィンテージ家具で揃えようとすると、とんでもない出費を覚悟しなければならないでしょう。そういう場合には、ヴィンテージ感を出せる塗料などで、DIYにチャレンジしてみるのもおすすめです。
素材を合わせる
ベッドのフレームをアイアンにして、ソファは革張り、チェストは木製で素材がバラバラ……というコーディネートだと寄せ集め感が強くなってしまい、世界観がまとまらなくなってしまいます。
ベッドを黒アイアンするなら、ソファもアイアンに揃えましょう。チェストも黒くカラーリングした金属製のものに統一します。猫足の木製家具を配置したいなら、お部屋を全体的に木製家具で統一するなど、素材にも統一感をもたせようにするとコーディネートしやすくなります。
部屋は暗め
最近の住宅ではLED照明が主流になりつつありますが、ゴシック調のお部屋にはマッチしません。ゴシック調にはろうそくの明かりのような、暗めの黄色灯がおすすめ。
とはいえ、お部屋の照明を落とすと生活には向かなくなります。明るさ調整ができる照明でもいいですし、手元を照らすためのゴシック調デザインのスタンドライト、部屋全体に間接照明を配置するなどの工夫をしてもいいでしょう。
また、賃貸で火気の使用禁止などの制約がなければ、実際に燭台でろうそくを灯してみたり、アロマキャンドルなどを使ったりするのも雰囲気づくりに最適です。ただし、本物の火気を使用する際には、火傷や火事などのないよう、安全には十分気を付けてください。
写実的なデザイン
ゴシック調インテリアには、蝶・ドクロ・羽・十字架・標本といった、退廃的・死・神秘的などのイメージがあるモチーフがよく使われています。これらのモチーフは、写実的なものほどゴシック調によく合います。
逆に、デフォルメされるほどのポップやファンシーといったモチーフは、ゴシックと真逆なイメージに寄ってしまいます。デザインのジャンルは気をつけて選ぶようにしましょう。モチーフのカラーに関しては黒にこだわる必要はなく、カラフルなものでも構いません。お部屋全体のインテリアに合うようにカラーコーディネートしてくださいね。
生活感は隠す
ゴシック調インテリアには、現代的な生活感は禁物です。たとえばティッシュボックス、ゴミ箱、段ボールやキッチン用品などに加え、家電なども空間に違和感をもたらす原因になります。キャビネットなど扉で隠せるものはできるだけ隠し、大型で隠すのが難しい場合にはファブリックインテリアで覆うなど工夫が必要です。
また、直接デコレーションできるものであれば、色を塗ったり布やアクリルパーツを貼ったりなど、お部屋の雰囲気に合うように装飾してみるのもおしゃれです。
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『ゴシック』の背景を知ると意外とカンタン
複雑で難しいと思われがちな ゴシック調インテリアのコーディネートですが、ゴシック建築が流行した時代背景や、ゴシック調を特徴とする柄・モチーフを知れば、意外と簡単に取り入れることができます。カラーコーディネートも多色配置を必要とせず、柄やモチーフもだいたい決まっているため、分かりやすいです
あとはやるなら徹底的にやること!ゴシック調のインテリアは、現代的なアイテムとの相性があまり良くありません。どこか違和感を覚えたら生活感や家電などが主張していないか確認してみてください。生活感をうまく隠すのが上手にコーディネートするコツです!
「アートと暮らす。」をコンセプトに国内外の写真家や画家のアート作品をデザインしたインテリア・ファッション雑貨を展開するブランドFAVORRIC(フェイバリック)。ゴシック調のお部屋にも取り入れられる、個性的でアート作品のようなファブリックインテリアを豊富に取り揃えています。モノトーンでシックになりがちと感じたお部屋に、アクセントとしてアートを取り入れてみませんか?
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ゴシック
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