FAVORRIC編集者
2024-03-03
憧れのお姫様!ロココ調家具を使ったかわいい部屋の作り方

近世ヨーロッパの宮殿を思わせる、ロココ調のインテリア。
お姫様が暮らしているような優雅な空間は、女性なら憧れる方も多いのではないでしょうか。
コーディネートが難しく感じられるロココ調ですが、素敵にスタイリングするにはいくつかのポイントがあります。
今回はロココ調のインテリアの特徴や、かわいいお部屋の作り方について解説します。
ぜひ憧れの空間に挑戦してみてください。
目次
- ロココ調家具とは?
- ロココ調家具を使ったかわいい部屋の作り方
- 憧れのロココ調で優雅な暮らしを楽しむ
ロココ調家具とは?

ロココ調のインテリアは、18世紀から19世紀ごろにフランスで生まれました。
主にフランスのヴェルサイユ宮殿などが、ロココ建築として知られています。
華やかな印象のあるロココ調ですが、インテリアにはどのような特徴があるかご存知でしょうか。
ここでは、ロココ調家具のデザインや、カラーについて解説します。

デザインの特徴
ロココ調の家具は、うねるような曲線と豪華な装飾が特徴です。
椅子ひとつとっても、背もたれの曲線的なフォルムや、ひじ掛けのデザイン、脚先に至るまで細かい装飾が施されています。
猫脚も当時流行したデザインで、ロココ調のコーディネートには欠かせません。
近世ヨーロッパらしい芸術的なデザインと優雅な雰囲気があるため、時代を超えてもファンの多いデザインです。
また、ロココ調の装飾は《花・葉・鳥・貝》など、自然界にあるモチーフを取り入れています。
華やかでありながら優しい雰囲気は、プリンセスを連想させる女性的な印象です。

カラーコーディネートの特徴
ロココ調のインテリアは、明るいカラーでコーディネートされているのが特徴です。
白を中心に、ベージュやパステルカラーなど、淡いトーンでまとまっています。
家具にデザイン性があるため、色を多用せずとも豪華な雰囲気を演出できるでしょう。
家具のフレームは、白や金に塗装された物が多く、木目の家具は多くありません。
軽やかで開放的なカラーなので、圧迫感や重厚感を与えにくいのが魅力です。
その他、金属やガラスのキラッとした質感を加えるのもポイント。
ぼんやりとしたカラーに緊張感を持たせてくれます。
ロココ調家具を使ったかわいい部屋の作り方

ここではロココ調の可愛い空間の作り方について解説します。
ポイントを押さえて、完成度の高いスタイリングにチャレンジしてみてください。

インテリアの世界観を統一させる
西洋のアンティーク家具は、年代や国によって、さまざまなスタイルに分けられています。
世界観を統一するためには、インテリアのスタイルが混ざらないようにしましょう。
特にロココ調のスタイルに似ているのが、《ヴィクトリアン調》です。
ロココ調は18世紀のフランス生まれである一方、ヴィクトリアン調のインテリアは、19世紀のイギリスで生まれました。
ヴィクトリアン調も装飾の施された豪華な家具が特徴ですが、ロココ調と比較して、重厚感があるのが特徴です。
ダークカラーを中心とした木材を多用し、空間全体がシックな雰囲気で構成されています。
ロココ調は、家具の脚がやや細身のシルエットの物が多く、繊細で軽やかです。
全体的に明るい色合いでコーディネートされているため、重たい雰囲気にはなりません。
似ているようで少し違うテイストなので、ロココの特徴を把握して、混ざらないように気を付けてみてください。

イメージカラーを決める
ロココ調のインテリアは、淡いパステルカラーを使った明るいスタイルです。
家具に装飾が施されているため、たくさんの色を多用しすぎないように気を付けてください。
おすすめは、先に空間のイメージカラーを決めておくことです。
ピンク系・ブルー系・グリーン系など、カラーの方向性や色のトーンを決めておくと素敵にまとまります。
イメージカラーは、椅子の張地やクッション、カーテン等、ところどころに取り入れましょう。
その他は白やライトベージュ系のトーンで統一すると、すっきりとした印象になります。
可愛すぎないカラーが好みの方は、ライトグレーをイメージカラーにした、モノトーンコーディネートもおすすめです。
カラーに色を入れると可愛い雰囲気に、シックにまとめると大人っぽく演出できます。

壁や内装にこだわる
ロココ調の空間を作るには、内装の雰囲気も大切です。
18世紀のヨーロッパ建築の特徴を再現すると良いでしょう。
最も簡単な方法が、モールディングを取り付ける方法です。
モールディングとは、飾り彫りや段差の入った帯状の建材のことで、天井と壁の取り合い部分や、壁に意匠を施す際に使用します。
両面テープでつけられる軽量の物もあり、賃貸でも取り付け可能です。
ヨーロッパではモールディングが多用されており、家具に合った華やかな内装が主流でした。
現在の日本の内装はシンプルなため、家具をロココ調にしても物足りなく感じる可能性も。
そんな時にモールディングで内装をアレンジするだけで、一気にヨーロッパテイストに近づきます。
また、壁紙を変えて雰囲気を演出する方法もおすすめです。
テーマカラーの壁紙にしたり、植物や貝、羽などの柄を取り入れたりして、アクセントウォールを作ると雰囲気が良くなります。
壁紙とモールディングと組み合わせるとさらに完成度が高まるでしょう。

カーテンを華やかに
ロココ調のエレガントな雰囲気を演出するには、カーテンの装飾にもこだわりましょう。
おすすめは《スワッグ》です。
スワッグとは、カーテンの上部に半円状に生地をたらした装飾のこと。
たっぷりの生地を使用し、ドレープを楽しめるスタイルなので、豪華で高級感のある雰囲気になります。
その他、カーテンに《トリム》という装飾をつけるのもおすすめです。
トリムは、カーテン生地の縁につけるフリンジなどの飾りのことで、アクセサリーのように華やかにしてくれます。
カーテンの生地には光沢のある素材が良いでしょう。
ハリのある上品な生地なら、無地でもスワッグやトリムを施すだけで、美しく映えるスタイルが完成します。
柄入りの生地の場合は、派手すぎないデザインにして、品のあるスタイルを楽しんでください。

シャンデリアを取り入れる
ロココ調の華やかなインテリアに欠かせないのがシャンデリアです。
キラッとしたガラス製のシャンデリアが一つあれば、宮殿のような華やかな雰囲気になるでしょう。
シャンデリアはガラスだけでなく、ファブリックシェードのデザインもあり、落ち着いた印象も演出できます。
ただし、シャンデリアは全体的にボリュームがあるので、空間に圧迫感を与えすぎない物を選ぶようにしてください。
マンションなどで天井高が限られる場合は、あまり垂れ下がらないシーリングタイプがおすすめです。
また、シャンデリアは重量がある分、耐荷重を考慮して選ぶことも忘れずに。
引っ掛けシーリングの耐荷重は10㎏までなので、それ以上の照明をつける場合は、下地の補強工事が必要になる可能性があります。
特に賃貸の場合は、購入前に重量を事前に確認しておくと安心です。

時代背景に合った小物使い
ヨーロッパのお姫様のような空間を楽しむには、小物の細部にもこだわりましょう。
当時の上流階級では陶磁器や銀製品がよく使われていました。
装飾の施された銀のカトラリーと、陶磁器製のティーカップでお茶を楽しんだり、華やかな食器で食事をしたりなど、世界観を楽しむのもおすすめです。
また、レースやフリル、刺繍などが施されたアイテムも良く合います。
これらは当時のドレスに使われていた素材のため、ロココ調のインテリアにぴったりマッチ。
クッションやランチョンマットなどに取り入れると良いでしょう。
憧れのロココ調で優雅な暮らしを楽しむ
ロココ調のインテリアはデザインに特徴があるので、世界観を統一することが大切です。
家具だけでなく、カーテンや壁面にもこだわれば、優雅で華やかな空間に仕上がるでしょう。
ぜひ、華やかなロココの世界感を実現してみてください。
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