FAVORRIC編集者
2024-06-15
一度は行きたい!世界の有名美術館10選を紹介します!

日本国内・世界各国に存在する美術館は、旅行の目的になるほどその土地ならではの歴史や伝統に触れられる場所です。
美術作品もネットで画像検索ができるようになりましたが、実際に実物を見て感じる価値には及びません。
この記事では、一度は行きたい世界の有名美術館10選を紹介します。
各美術館の歴史・特徴・収蔵作品などを紹介するので、ぜひ次に訪れる美術館選びの参考にしてください!
目次
- ルーブル美術館(フランス)
- メトロポリタン美術館(アメリカ)
- ナショナルギャラリー(イギリス)
- バチカン美術館(バチカン市国)
- エルミタージュ美術館(ロシア)
- 美術史美術館(オーストリア)
- オルセー美術館(フランス)
- ニューヨーク近代美術館(アメリカ)
- ウフィツィ美術館(イタリア)
- アムステルダム国立美術館(オランダ)
- 世界には一度は見たい芸術作品があふれている
ルーブル美術館(フランス)
ルーヴル美術館は、『美の殿堂』とも呼ばれる世界的に有名な美術館です。
1678年にルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移住するまでは、『ルーヴル宮殿』としてフランス王家が利用していました。
改築や増築が繰り返され、バロック様式とルネサンス様式が入り混じった建築物です。
フランス・パリのセーヌ川沿いにある世界最大級を誇る美術館で、毎年世界各国から何百万人もの観光客が訪れています。

1739年に開館し、古代オリエントからルネサンス期、19世紀初頭までの幅広い時代の美術作品が収蔵されています。
メインエントランスにあるI.M・ペイ設計のガラスのピラミッドは、館内に明るい光を取り込むだけでなく、パリのランドマークのひとつとして世界的に知られています。
収蔵作品は38万点以上あるといわれ、そのうちの約3万5千点の作品が展示されています。
【主な収蔵作品】
- モナ・リザ /レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ミロのヴィーナス
- サモトラケのニケ



メトロポリタン美術館(アメリカ)
メトロポリタン美術館は、アメリカ・ニューヨークにある美術館で、世界三大美術館のひとつに数えられています。
1866年に、パリでアメリカ独立記念日を祝うために集まったアメリカ人の集まりで、アメリカに美術館を設立するアイデアが出されたことがきっかけの一つです。
1870年に設立され、1880年に現在の5番街沿いに移転してきたときは、カルヴァート・ヴォークスによる設計のゴシック風赤レンガの建物でした。
その後、リチャード・モリス・ハント、ケヴィン・ローチとジョン・ディンケルーによる増築が繰り返され、現在の複雑な構造になりました。

他の世界的な美術館は国立が多いのに対し、メトロポリタン美術館は私立美術館です。
そのため収蔵品の種類や年代も幅広く、現代美術や写真のほかに楽器なども収蔵しているのが大きな特徴です。
【主な収蔵作品】
- 自画像 /フィンセント・ファン・ゴッホ
- 八橋図屏風 /尾形光琳
- 水差しを持つ女 /ヨハネス・フェルメール



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ナショナルギャラリー(イギリス)
ナショナルギャラリーは、イギリス・ロンドンにある美術館で、現在の建物はウィリアム・ウィルキンスによってデザインされた3代目です。
レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、マネやゴッホなどの有名画家の作品を多く所蔵しています。
ゴッホはひまわりを題材にした作品を7点作成しており、そのうち6点が現存しています。
その中でも最も有名な『ひまわり』が、ナショナルギャラリーに所蔵されています。
収蔵作品数は2,300点と多くはないですが、中世から現代にいたるまで幅広く、西洋美術史において歴史的価値の高い作品ばかりです。

1824年に開館し、企画展以外は入館料が無料のため、気軽に有名画家たちの作品を鑑賞できます。
建物は増改築が繰り返され、当初のデザインはトラファルガー広場に面する正面部分のみとなっています。
【主な収蔵作品】
- ひまわり /フィンセント・ファン・ゴッホ
- セーヌ川のボート遊び /ピエール・オーギュスト・ルノワール
- 巌窟の聖母 /レオナルド・ダ・ヴィンチ



バチカン美術館(バチカン市国)
バチカン美術館はイタリアのローマ市内に位置するバチカン市国にある美術館で、16世紀末に創設されたあと増築を繰り返し、今では20以上の美術館で構成されています。
作品は、古代エジプトの作品やギリシャ、ローマ時代、ルネサンス期やバロック期、現代美術と幅広く展示されています。

さらに、ミケランジェロ作のシスティーナ礼拝堂の天井画も見どころのひとつです。
天井画の『天地創造』と壁画の『最後の審判』をミケランジェロが手がけ、ほかにもイタリアのルネサンス期を代表するペルジーノ、サンドロ・ボッティチェリ、ドメニコ・ギルランダイオらが手がけた12枚の壁画もあります。
1508年に制作に取り掛かったものの、度重なる困難の末、4年半後の1512年の11月に完成しました。
作品は技術的な完成度も高く、世界的に評価されています。
館内はフラッシュなしでの写真撮影できますが、礼拝堂は写真撮影が禁止なので注意が必要です。
【主な収蔵作品】
- ラオコーン
- システィーナ礼拝堂天井画 /ミケランジェロ・ブオナローティ
- ラファエロの間 /ラファエロ・サンティ




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エルミタージュ美術館(ロシア)
エルミタージュ美術館は、ロシアのサンクトペテルブルクにある美術館です。
- 小エルミタージュ
- 旧エルミタージュ
- 新エルミタージュ
- 劇場エルミタージュ
- 冬宮殿
の5つの建物で構成されています。

エルミタージュ・コレクションは、1764年にエカチェリーナ2世が美術品を買い取ったのがはじまりと言われています。
それらのコレクションを保管するために、冬宮殿の隣に建てさせた離宮が、現在のエルミタージュ美術館です。
私的なコレクションとして公開されていませんでしたが、1863年、初代館長のゲデオーノフによって観覧が可能になりました。
収蔵作品は300万点以上で、ルネサンス作品から印象派の作品まで幅広い作品が収蔵されています。
【主な収蔵作品】
- 聖家族 /ラファエロ・サンティ
- マドンナリッタ /レオナルド・ダ・ヴィンチ
- アルルの女たち /フィンセント・ファン・ゴッホ



美術史美術館(オーストリア)
美術史美術館はオーストリアのウィーンにある美術館で、建物自体が芸術作品といえるほど豪奢なつくりをしています。
1872年から建設が始まり、ゴットフリート・ゼンパー、後を継いだカール・ハーゼナウアによって1881年に完成しました。

古代エジプトから19世紀に至るまで幅広い時代の作品が収蔵され、特にルネサンス期・バロック時代の作品が中心となっています。
ウィーンで膨大な権力もっていたハプスブルク家の領内の作品が中心で、質の高いコレクションが特徴です。
【主な収蔵作品】
- 絵画芸術 /ヨハネス・フェルメール
- ベルヴェデーレの聖母(牧場の聖母)/ラファエロ・サンティ
- バベルの塔 /ピーテル・ブリューゲル


オルセー美術館(フランス)
オルセー美術館はフランス・パリにある美術館で、芸術の都といわれるパリの中でもルーヴル美術館に劣らない充実したコレクションと屈指の美しさを誇ります。
もともとは1900年にパリの万国博覧会の開催に合わせて建てられた、鉄道の駅舎兼ホテルでした。
狭くて不便だったことから、一時は取り壊しの話もあったものの、建物を再利用して1986年にオルセー美術館として開館しました。

ルーヴル美術館とは収蔵作品の年代で棲み分けており、19世紀中ほどから現代までを収蔵しています。
約7万点の作品を所蔵し、約4,000点が常設展示されています。
【主な収蔵作品】
- 落穂拾い /ジャン・フランソワ・ミレー
- 草原の昼食 /エドゥアール・マネ
- ムーラン・ド・ギャレットの舞踊会 /ピエール・オーギュスト・ルノワール



ニューヨーク近代美術館(アメリカ)
ニューヨーク近代美術館はアメリカのニューヨークにある、近現代アートの殿堂ともいえる美術館です。
1939年にエドワード・ダレル、フィリップ・S・グッドウィンによって、インターナショナル・スタイルの建物として建てられました。
開館後も増築が繰り返され、2004年には谷口吉生が改装と増築を行い、現在に至っています。
MoMA(モマ/The Museum of Modern Art)とも呼ばれ、ゴッホ、ピカソ、モネなどの著名画家の作品を多く所蔵しています。
ほかには近代建築、ドローイング、映画、デジタルメディアに至るまで幅広いジャンルが特徴です。

1920年設立してから1世紀にわたってコレクションを充実させ、今では世界的に人気なアートスポットとなりました。
収蔵作品数は6点から始まり、現在では約20万点を超えています。
【主な収蔵作品】
- 夢 /アンリ・ルソー
- 星月夜 /フィンセント・ファン・ゴッホ
- アビニヨンの娘たち /パブロ・ピカソ



ウフィツィ美術館(イタリア)
ウフィツィ美術館は、イタリアのフィレンツェにある美術館で、メディチ家の歴代のコレクションが収蔵されています。
メディチ家はルネサンス期の芸術家をパトロンとして支援していたこともあり、収蔵品の多くはルネサンス期の芸術作品が数多く収蔵されています。
建物は、ドーリア式の回廊の上に2階、3階が建築されたルネッサンス様式の建築で、1560年に着工し、1580年に完成しました。
建物そのものが芸術作品といっても過言ではない美しさを誇ります。

収蔵作品は、ボッティチェリやミケランジェロなどの有名画家の作品のほか、特にルネサンス期のコレクションは量と質ともに圧倒的です。
1591年に一部が公開されてから現代まで至る、近代式美術館の中ではヨーロッパ最古のうちのひとつです。
【主な収蔵作品】
- ヴィーナスの誕生 /サンドロ・ボッティチェリ
- 聖家族 /ミケランジェロ・ブオナローティ
- プリマヴェーラ /サンドロ・ボッティチェリ


アムステルダム国立美術館(オランダ)
アムステルダム国立美術館は、オランダのアムステルダムにあるオランダ最大規模の国立美術館です。
建物は、1885年にオランダの建築家であるピエール・カイパースによって設計されました。
ネオルネッサンス様式で、美しいレンガ造りの建物で、今もなおアムステルダムの象徴となっています。

17世紀ころに活躍した画家のオランダ絵画が多く収蔵され、フェルメールやレンブラントの作品が特に有名です。
【主な収蔵作品】
- 牛乳を注ぐ女 /ヨハネス・フェルメール
- 夜警 /レンブラント・ファン・レイン
- 真珠の耳飾りの少女 /ヨハネス・フェルメール



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世界には一度は見たい芸術作品があふれている
この記事では、一度は行きたい世界の美術館10選を紹介しました。
開館の年代や大きさにかかわらず、それぞれのコレクションに魅力があります。
また、美術館はその土地の歴史や芸術作品を知れるだけでなく、建物にも見どころがたくさんあります。
ぜひ、世界の美術館に足を運んで、あなたの心に響く作品を各地で見つけてみてはいかがですか?

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