FAVORRIC編集者
2024-09-18
クッションは洗濯できる?洗い方や注意点を解説します!
ソファやベッドに置くインテリアアイテムとして欠かせない《クッション》
使い続けるうちに汚れや臭いが気になっても、正しいメンテナンス方法が分からない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クッションの洗い方や注意点について解説します。
お気に入りのクッションを清潔に使い続けたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- クッションは洗濯できるの?
- 洗濯方法と干し方
- クッションを洗濯する際の注意点
- クションカバーをローテーションさせて手間を減らす
- 正しいメンテナンスでお気に入りのクッションを大切に使おう
クッションは洗濯できるの?
クッションの洗濯可否は、素材によって異なるため、洗濯表示を必ず確認しましょう。
自宅で洗える素材は、羽毛やフェザー、ポリエステルなどが一般的です。
一方、綿やウール、ウレタンなどは洗濯できないため注意してください。
綿とウールは、洗濯すると硬くなりやすく、ふっくらとした風合いが半減してしまいます。
また、ウレタンは、水を吸うと脆くなり劣化を早めるのが特徴です。
ぽろぽろと崩れてしまうので、洗濯は避けるようにしてください。
クッションの中には、カバーと本体が一体化しているものも多くあります。
本体はフェザーやポリエステルでも、カバーに使われている生地が洗えないケースがあるため、両方の洗濯表示を確認すると安心です。
洗濯方法と干し方
クッションの洗濯方法は、手洗いと洗濯機の2つの方法から選べます。
ここでは、それぞれの洗濯方法と干し方について解説します。
手洗いの場合
手洗いは、洗濯機よりも型崩れがしにくく、安心して洗える方法です。
洗濯機で洗うのが心配な方は、手洗いでメンテナンスしましょう。
【手洗いの手順】
・クッションカバーを外します。
・フェザーなど、中身が飛び出してきそうな本体の場合は、洗濯ネットに入れてください。
・クッションが入る大き目の容器に水を入れ、おしゃれ着用の洗剤を溶かします。
・クッションを洗剤液に沈めて、押し洗いをします。
・水が汚れるようであれば、何度か洗剤液を交換して、汚れが出なくなるまで繰り返します。
・洗濯機を使って脱水をします。
・タイマーは1分にセットしてください。
・脱水が終わったら容器に水を張り、濁りがなくなるまで押し洗いしながらしっかりすすぎます。
・すすぎ終わったら、再度洗濯機で30秒~1分程脱水してください。
洗濯機を使用する場合
洗濯機は、手間をかけずにきれいにできるので、忙しい方におすすめの洗濯方法です。
【洗濯機で洗う手順】
・クッションのカバーを外して、洗濯ネットに入れてください。
※ダウンやフェザーは、洗濯中に羽が浮いてしまう可能性があるため、タオルをクッションに巻き付けてから洗濯ネットに入れるのがおすすめです。
・おしゃれ着洗いコースや手洗いコースに設定して洗濯を開始します。
・脱水は1分程度に留めてクッションがつぶれないようにしてください。
クッションの干し方
クッションの干し方は、風通しの良い日陰で、平干しするのが基本です。
洗濯ばさみなどで、片側を吊って干すと、中身の偏りや型崩れの原因に繋がります。
平干し用のネットを使用したり、物干し竿を2本並べた上に乗せたりして、平置き状態をキープしましょう。
クッションは、生乾きの状態が続くと、カビや虫が発生する可能性があるため、しっかり中まで乾燥させるようにしてください。
1日では乾かないことも多いので、2~3日かけて乾かしきるのがポイントです。
毛布のお洗濯方法。洗濯機、手洗いでの洗い方から干し方まで解説します
クッションを洗濯する際の注意点
クッションを洗濯する際には、いくつかのポイントを押さえることで、快適な使い心地を長く維持できます。
ここではクッションを洗濯する際の注意点について解説します。
素材に合った洗濯方法を選ぶ
洗濯可能な表示があるものでも、素材の特性に合わせて丁寧に洗うようにしてください。
特にフェザー素材は、強い力で洗うと羽根の芯が折れてしまう可能性があります。
洗濯機を使用すると、クッションが折り曲がったり、ねじれたりする可能性があるため、できるだけ手洗いするのがおすすめ。
優しく押し洗いするように洗ってください。
洗濯機の脱水は短めにすると、ダメージを最小限に抑えられます。
また、ポリエチレン製のビーズクッションも洗える素材ですが、中のビーズが溢れてしまわないように注意が必要です。
小さな穴や縫い目のほころびが無いか必ずチェックし、目の細かい洗濯ネットに入れるなどの対策をすると良いでしょう。
しっかり脱水させる
クッションを洗うと、中の素材が水分をたっぷり吸収しているため、できるだけ早く乾かすことがポイントです。
生乾きの時間が長くなるほど、雑菌が繁殖してしまい、カビやニオイの原因に繋がります。
手洗いの場合でも、手で絞るだけでは水分を取り切れないため、洗濯機の脱水機能を利用し、しっかり脱水させてください。
ただし、洗濯機の脱水機能は、遠心力でつぶれてしまうため、1分以上は連続で行わないようにしましょう。
脱水が足りないように感じたら、タオルで包んで水分を吸収させるなど、丁寧な脱水が仕上がりを良くしてくれます。
洗いにくい物は無理に洗わずクリーニングに依頼する
洗濯表示が無く素材が分からない物や、サイズが大きくて洗いにくい物などは、自宅で無理に洗わずにクリーニングに依頼する方法がおすすめです。
洗濯方法を誤ると、お気に入りのクッションの劣化を早めてしまいます。
クリーニング業者なら、汚れを綺麗にするだけでなく、防ダニ加工を施せるところもあるため、用途に合わせて選択肢にいれると良いでしょう。
定期的に洗うようにする
カバーで隠れている本体は、汚れ具合が分かりにくい部分ですが、使用頻度が高いほど汚れは蓄積されています。
インテリアとしてクッションを置いている場合の洗濯頻度は、2~3ヶ月に一度が目安です。
一方、枕のように使用している場合は、皮脂や汗汚れが染み込んでいるため、1~2ヶ月に1度は洗うようにしましょう。
冬場は洗濯しても乾きにくい点と、汗汚れが少なくなるため、日常のお手入れは除菌スプレーで十分です。
クッション表面がしっとりするくらい吹きかけて、風通しの良い場所で乾かしてください。
クションカバーをローテーションさせて手間を減らす
クッションのお手入れを効率的に行う方法の一つが、クッションカバーをローテーションさせることです。
ここではクッションカバーをローテーションさせるメリットをご紹介します。
本体の洗濯頻度を減らせる
クッションカバーを頻繁に交換することで、クッション本体に汚れが付着するのを防いでくれます。
カバーの交換頻度は月に1~2回程度がおすすめです。
汚れが本体に染み込む前にカバーを洗うことで、常にきれいな状態を維持できます。
その他、本体の洗濯頻度を減らすなら、撥水加工されたカバーを使用する方法も有効です。
水分が本体まで浸透しないため、水をこぼして汚してしまう心配も少なくなります。
より衛生的
クッションカバーは、皮脂や汗、ほこりなどで本体よりも汚れやすい部分です。
カバーをローテーションさせることで、常に清潔な状態を維持し、衛生的に使用できます。
クッション本体は、洗濯する手間と乾燥に時間がかかりますが、カバーなら取り外して簡単に洗濯機で洗える点がメリット。
いつでも付け替えができるように、複数のカバーを常備しておくと良いでしょう。
手軽にインテリアの雰囲気を変えられる
クッションカバーをローテーションすることで、部屋の雰囲気を手軽に変えられる点がメリットです。
春夏用と秋冬用に分けるなど、季節を感じられるカラーや柄をセレクトするのがおすすめ。
インテリアを変えなくても、クッション一つで季節感を楽しめます。
また、好みのアクセントカラーを複数パターン用意して、気分に合わせて交換してもおしゃれです。
インテリアの雰囲気がガラッと変わるので、交換するたびに新鮮な気持ちで過ごせます。
正しいメンテナンスでお気に入りのクッションを大切に使おう
クッションを清潔に保つためには、正しいケアが必要です。
素材によって適したメンテナンス方法は変わるので、お持ちのクッションの洗濯表示を必ず確認しましょう。
また、クッションカバーを複数枚常備すれば、本体を洗濯する手間を省きつつ、空間をおしゃれにアレンジできます。
お気に入りのクッションカバーを気分に合わせて使い分けて、お部屋のスタイリングの幅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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